Ubuntu 14.04 LTSをネットインストール | 見よう見まねのブログ

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最小構成のインストールをいろいろ試行錯誤、模索しています。
今回は、Ubuntu 14.04 LTS 32bitをネットブート(net boot)でインストールしました。

下記から以下のファイルをダウンロードし、
netboot.tar.gz    09-Feb-2016 15:59     25M
http://archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/trusty-updates/main/installer-i386/current/images/netboot/

空きパーティション(sda12)に、展開したファイルのうち、2つをコピー。
linux
initrd.gz

Grub4Dosのmenu.lstに以下を追記。
title Ubuntu 14.04 LTS (sda12)
 root (hd0,11)
 kernel /linux
 initrd /initrd.gz


再起動し、メニューからUbuntu 14.04 LTSを選ぶと、インストーラが立ち上がります。
日本語メニューなので、インストールは至極簡単。DebianもUbuntuもほぼ同じ。

ベース・システムがインストールされ、

ソフトウェアの選定とインストールで、悩みましたが、
■ Lubuntu Desktop を選択。
□ Lubuntu minimal installation の方が良かったかな?

途中、GRUBの設定はパス。既に、Grub4Dosでマルチブート環境なので。

GRUBブートローダをインストールしている表示が出ますが、実際は設定されず。
40分程でインストールは完了。HDD消費量は1.0GB。

menu.listを再編集します。
title Ubuntu 14.04LTS (sda12)
  root (hd0,11)
  kernel /vmlinuz root=/dev/sda12 ro
  initrd /initrd.img

再起動しましたが、Lubuntu Desktopが表示されません?
端末からインストールしました。
$ sudo apt-get install lxde synaptic

何と、ブラウザのChroniumまでインストールされました。選択していないのに。。。
HDD消費量は1.9GBに増大。
これで漸く、見慣れたLXDEの画面が現れました。
何やかやと、作業時間は1時間程。結構時間がかかりました。

結局、最小インストールにはどの方法が良いのか?迷います。
USB(DVD/CD)でインストールする方が、ネットブートより早いです。
でも、不要なアプリを削除し、入れ替える手間がかかります。
ネットブートなら、最小限のシステム構成なので、アプリを追加する必要がある。

いずれの方法でも、LXDEなら2GB~3GBのHDD使用量です。
Puppy、Tiny Core、SliTazなど軽量Linuxに比べ、1GB以下に収めることは困難です。
デスクトップやブラウザなどを軽量なものにすれば、もう少しHDD使用量は少なくて済みますが、使い勝手が悪くなります。

今回の収穫は、DVD/CDドライブが無く、USBブートもできないPCでも、ネットブートの方法でインストールが可能、と言う点です。
利用する機会は余り無いでしょうが、選択肢のひとつとして勉強になりました。

ネットでもちゃんと出きるさインスコを