こんばんは。三好 鉄道です。
今日は朝から大阪・道頓堀にある「大阪松竹座」へ行きまして、
「松竹新喜劇」
を観劇して来ました。
因みに今回の公演は、大阪・道頓堀の地で曽我廼家五郎・十郎の二人が旗揚げした「曽我廼家兄弟劇」により、日本で初めて「喜劇」と銘打った芝居が幕を開けてから今年で丁度120年の記念公演であり、しかも演歌歌手の
「川中美幸さん(個性心理學®の本質キャラは”37.まっしぐらに突き進むゾウ")」
が松竹新喜劇に初めてゲスト出演するというので、どんな芝居になるのかめっちゃワクワクしました。
大阪松竹座の中に入ると、あちこちに
「投票箱」
のようなものがありましたけど、実は今年11月の大阪松竹座公演の演目を投票で決めて、下記にある10作品の中から一番投票が多かった作品を上演するという、松竹新喜劇初めての試みを行っているのですが、その作品というのは、
(時代劇)
- 駕籠や捕物帳
- お祭り提灯
- 寿祝う四海波
- お種と仙太郎
- 色気噺お伊勢帰り
(現代劇)
- 一姫二太郎三かぼちゃ
- 人生双六
- 愚兄愚弟
- 下積の石
- 大人の童話
以上の10作品だそうで、自分も投票用紙に見たい作品を一つ選んで投票箱に入れました。
因みに松竹新喜劇の公式HPからも投票できます。
投票を済ませた後は5階の三等席で、かつ、一番前の席で観劇しました。
因みに今回の演目は時代劇の「幸助餅」と、現代劇の「村は祭りで大騒ぎ」の二本立てですが、「幸助餅」の方は藤山扇治郎さんが演じる主人公・大黒屋幸助と、曽我廼家八十吉さんが演じる角力力士・雷(いかづち)の人情機微を描いた話で、雷を贔屓にし過ぎたせいでお店を潰ししてしまった幸助が己の弱さを知り、一念発起してお店を再建するのですが、一度は幸助を冷たくあしらった雷が幸助の店を訪れた後の人情味あふれる行動に私、涙するほどめっちゃ感動しました。
その次の「村は祭りで大騒ぎ」では大阪近郊のとある村が舞台で、気立ての良い娘と金持ち息子との結婚話が進むが、娘には心に秘めた男性がいてることがわかり、女手一つで娘を育てた母親は思い悩むという話なのですが、その母親を演じたのが川中美幸さんで、母親の弟を演じた曽我廼家寛太郎さんとのやり取りに思わず大爆笑しましたし、ラストでは祭りの檜舞台に立って「ソーラン節」を唄うシーンはめっちゃ盛り上がりました。
また、カーテンコールの後、川中美幸さんがかつてのヒット曲である「二輪草」と、新曲の「人生日和」の2曲を披露してくれまして、
「人情味あふれる芝居を観ただけでなく、川中美幸さんの生歌を初めて聞くことが出来て、本当に良かったなぁ~」
と舞台が終わった後にそう実感することが出来ました。
因みにチケットは松竹新喜劇の女優さんで私と同じ堺市出身の泉しずかさんが手配をしてくれまして、大阪松竹座の受付でチケットの他にプレゼントまで用意してくれたのは本当に嬉しかったです。
自宅に帰った後にプレゼントの袋を開けてみたら
「オモシロクナ~ル」
という、見た目は風邪薬なのですが、中身はラムネ菓子だったことに私、思わず笑ってしまいました。
泉しずかさん、ホンマおおきに~。
■動物キャラ診断、受け付けます■