お墓の風水 | ○みよの哪知の風水日和

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地理風水師、みよの哪知が風水師の日常や風水の良い場所などをご紹介いたします☆

このところ私に来る風水のお仕事で気になるのは、お墓、お仏壇、祠、実家の整理、大木を切りたいなどのご相談が増えていることです。

世の中でも散骨や樹木葬も流行っているようで、墓じまいという言葉もよく聞くようになりました。 

こういったことにも、風水的に看ていくと1つの答えが見つかります。

あくまで私の経験上ではありますが、少しでも皆さんのお役に立つ事を願って書いてみようと思います

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風水では古来から陰宅(お墓の風水)を大事にしてきました。
歌の歌詞ではないですが、もちろんお墓(お墓の下のお骨を入れる場所)の中にずっとご先祖様がいるわけでないけれど、ご先祖様のお骨が入っているのはもちろんで、風水では墓所はご先祖様と生きている子孫をつなぐ大事な場所と考えます。言い換えれば、ご先祖様と生きる子孫をつなぐアンテナのような役割をしているといえるでしょう。

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晋代の郭璞の葬書に「是以銅山西崩,靈鐘東應」(このゆえに、銅山は西方に崩壊し、霊鐘は東に感応して鳴る)とあります。これは、下記のような意味です。

『漢代に漢長安城の未央宮で、ある日突然にゴーンと鐘が鳴り響いた。東方朔が言うには、この鐘の銅が採れた銅山が崩壊したのだろうということだった。その数日後、西蜀から果たして銅山が崩れたと報告があった。崩れたという日時を調べてみると、まさしく未央宮の鐘が鳴ったのと同じ日時だった。皇帝が驚いて、どうしてわかったのかと東方朔に尋ねると、銅は山から掘られ出てきたものであり、今別の場所にあってもその気は互いに感応する。それは人がその体を父母より受けるようなものだと話した』

これは私たちのお墓にも当てはまることです。

風水を学び始めたころ、御堂先生がお墓(ご先祖様)と子孫は音叉の共振(共鳴)と同じで繋がっている、お墓が良いと子孫は繁栄するし、悪いと問題が出てくる、と常々話していました。

その時はへぇ、なるほどなぁ、と思っていましたが、実際に風水の仕事をし始めると、問題の多くがご先祖様、お墓、お仏壇絡みが多くあるのに気がつきます。

もちろん、きちんとお参りに行き供養するのが一番大事なのですが、私たちの家も風水の良し悪しがあるように、お墓も明るく爽やかで心地よく、ご先祖様が安らかに眠りやすい場所か、またはジメジメして寒くて暗い、落ち着かないような場所でないかということも確認してみることが大事です。

例えれば、どんなに活躍したくても、湿気が多く冷たい家に住んでいれば病気がちになり思い通りに行かないのと同じで、どんなに子孫の活躍を手助けしたくても、風水のマイナスな墓所ではご先祖様からのエネルギーが伝わりにくいものです。

まずはご先祖様のお墓の参りに行ってみましょう。

そしてお墓の前後左右、まわりにあるもの、環境をよく観察してみられると良いですよ。

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目に見える部分で起こっている現象は、目に見えないところから出ていることが多いものです。

次からは具体的な例をお話ししたいと思います🍀