今日は1月7日、農暦十一月廿八日。 | ○みよの哪知の風水日和

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地理風水師、みよの哪知が風水師の日常や風水の良い場所などをご紹介いたします☆

新年のご挨拶をFBでしていまい、ブログがそのままになってしまいました。
今年もよろしくお願いいたします!
もしよろしければ、FBの方もご覧いただけると嬉しいです。

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今日は1月7日、あちこちで七草粥という言葉を聞いたり、七草が売られているのを見かけました✨
現在はグレゴリオ暦が使われていますから、1月7日の今日は松納めで七草粥の日となるわけです
しかし日頃から太陰太陽暦を使う風水の仕事をしていると、つい旧暦でものを考えてしまい、一瞬、あれれ?とこんがらがることがあります。

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本来は、太陰太陽暦(旧暦)の一月七日(西暦2月14日バレンタインデー)が七草粥の由来となる人日節です。

漢代の占書には
「正月一日為鶏、二日為狗、三日為猪、四日為羊、五日為牛六日為馬七日為人、八日為穀…」

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伏義と女媧(台湾・花蓮)

とあり、道教の女神で縄と土で人類を創造したとされる女媧が毎日一種類ずつ生物を創り出した順番とされます(ここにも色々面白い話がありますが、長くなるので省きます)。

そんな伝説が元になり、人が創り出されたというこの正月七日を人の日として吉凶を占ない、新年の初めに自然の生命力溢れる若草を摘んだことが日本の風習と結びついたものが七草粥です✨ 
特にこの日の天気が良いと、良い一年になると言われていたそうですよ。

今日、七草粥をいただいた方は、旧暦の正月七日には御神籤を引いてみたりしてご自身の吉凶を占ってみては如何でしょうか。または、旬の山野草からエネルギーをいただくのもいいですね。

漢代の中国では、人日節に「人勝」という色とりどりの髪飾を付ける風習があったそうで晋代あたりから絹で人形を作ったり、煌びやかな人形の飾りを作り、屏風にはったり、髪にもつけたりしました。  
これは現代にやってみても面白そうです。
キラキラした人形を髪につけたらちょっとアブナイ人と思われるかもあせる
人勝飾りコンテストとかやったら面白そう。

また、重陽節とは意味がかわりますが、高いところに登って詩を作るという行事や唐代以降は皇帝が臣下を連れて高いところに登り盛大にご馳走したそうですよ。
なかなか風流ですね!

とりとめもなく書き連ねましたが、風水では二月八日の春節をお正月として、準備していきますから、もし西暦1月1日をなんとなく過ごしてしまった方は、ぜひ、旧暦正月から仕切り直しで、エネルギーアップ✨よい一年の幕開けといたしましょう!
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元旦の朝に見えたお月様

近いうちに春節に向けての風水の話などもしていきたいと思います。