お墓と子孫の繋がり | ○みよの哪知の風水日和

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地理風水師、みよの哪知が風水師の日常や風水の良い場所などをご紹介いたします☆

お墓を看ると、その家の人たちの問題が表れていたり、暗示されていることが多くあります。
風水の仕事を始めたばかりのころは、不思議に思っていましたが、いまでは当たり前の感覚になりつつあります。
もちろん、100パーセントとはいえませんが、
「問題の根っこはお墓にあり」
というケースがかなりの割合を占めるのは間違いありません。

あるお客様が数年間、酷い腰痛に悩まされ、時には動けず仕事に差し支えるということでした。
遠くにありなかなか行けないというお墓を確認すると、お墓(先祖供養塔)の土台部分に穴があいていました。
また、上の竿石部は以前に折れてしまったそうで、近くに住む親族の方が、残った台座に新しく違う石を付け替ていました(右真ん中あたりに黒っぽくなって、ヒビが入っている接続部分が写真でわかります)。
風水ではお墓を身体に見立てることもあります。
後ろは背中、前は顔、上部は頭、下部は足腰などなど、またそこに方位の意味を合わせて誰にでやすいか、いつ頃、という風に看たり、その場の水(気)の流れにより具体的な問題点を読み取ります。

☆お墓の本体部分(竿石、上台、中台)が損傷した場合は全て取り替えるというのが基本的な考え方です。損傷した部分だけを取り替えると、色合いがちぐはぐになったり、不安定な感じとなりマイナスです。 
花立や香炉などは付属品となるため、取り替えてもかまいません。
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また、ある会社を経営されている方は、なぜかわけもなく親しくしていた方から突然裏切られたり、砂をかけられるような出来事ばかりが続き悩まされていましたが、ご先祖様のお墓を確認すると、山から土が流れてきてお墓の背中に迫り、埋もれている状態でした。
これは、背中が不安定、後ろから押される、突然の災い、助けを得難い、などの意味となり、これも細かい内容は方位などと絡めて風水を看て判断していきます。
※下の写真は、私とご依頼人様とでとりあえず土から掘り出した後の写真です。もちろんお墓の土を触る時は吉日を選び慎重に行います。
その後あらためて、欠けた墓石も造り直して、日を選び、土のかからない手前に墓石を移動、僧侶の方にお願いして御供養しなおしました。

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以上はほんの一部ですが、お墓の風水(陰宅)でよくあるパターンの例をご紹介しました。
それぞれお墓を整え、御供養された方々は少しずつ、体調が改善してきたり、仕事がスムーズになってきたりと変化がありました。
この変化はそれぞれのケースにより早い遅いの差がありますが、植え替えた植物がだんだんと根をはるように変化するのが自然で良いパターンです。
{7CD54703-E7E7-4D1F-8225-1CF7DCF21F6E}私が思うに、もちろん一番大事なのはご先祖供養です。まずはそれが前提ですが、ご先祖様の眠る墓所の環境、状況などを確認するためにも、遠くても墓所に直接足を運ぶことは非常に大事です。
ご先祖様との繋がりを深め、また墓所の様々な変化にも気がつきやすいものです。
お墓は私たちの運気の元となる場所であることは、風水を始めてからの実感です。
墓所は家系の龍脈、根っこのような場所ですから、気持ち良い場所にしっかりと安定してあれば、上に伸びる木である私たちにも、ご先祖様の徳が繋がってきますし、私たちの毎日生きて仕事をしたり活動しているエネルギーもまたご先祖様に徳として循環していくものです。
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お墓は私たちとご先祖様をつなぐ陰陽のアンテナ。
忙しい毎日でも、お墓参りをしてご先祖様と対話する機会を是非増やしてみてください。
不思議な変化、様々な発見があるかもしれません。