今日は重陽節✨旧暦九月九日。
中国では九(陽の数)が二つ重なるので重陽といい、中国語では「九」と「久」が同じ発音なので、長寿の意味があります。
日本でも平安時代には宮中の大事な行事の一つとなり、江戸時代には庶民の間にも菊酒を頂く習慣が広がりましたが、明治以降廃れてしまいました。
中国の昔から菊は不老長寿の霊草といわれ、また、九は陽の数の極まりであることから、命の再生の意味もありました。
そして、桓景と費長房の話で有名ですが厄除けの為に袋に茱萸(サンシュユ)を入れそれを持ち山に登り、山の上で菊酒を飲むと災難を免れるという言い伝えがあります。
前置きが長くなりましたが、友人の鳴海月香先生と二人で始発電車で日和田山に向かい、重陽節のお祝いをしました✨
先生の香道セミナーで作ったサンシュユを持ち、菊花&日本酒も持参。
手作り感満載のお祝い、記念すべき第一回目です。
お酒はラベルに北斗七星がカッコいい、寒北斗30周年記念酒!
ペーパーナプキンは自宅にあるものを持ってきたのでちょっと派手ですが、お祝い気分は高まります。
※下の写真は神様にきちんとお供えした後、一旦お下げして、写真のためにディスプレイしたものです。
金刀比羅神社でお参り、祝詞を奏上した後に、菊酒やお供えのお下がりを頂き素敵な重陽節を過ごしました。
食用菊をお酒に入れたいので、プラスチックの新品のワイングラスを持参しました。
神様には白い紙コップに菊花をいれてお酒を注ぎお供えしました。
香りが風に散じす、思ったよりしっかりと聞くことができ大成功でした。