素直で魅力あるあなたへ
パートナーシップと性のカウンセラー
小野美世です。
初めにご案内を。
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この2人の性のお話は貴重。
『負けるが花』を読んだ方限定の無料イベントです。
さて、では今日の記事です。
セックスレスで拒否されている方の苦しさとして、数多くお聞きすること。
自分から言わないと、何も起こらない。
自分だけが考えて、自分だけが行動を起こしている。
自分から言わないと何も起こらない上に、勇気を出して言っても、断られたり、嫌な顔をされたりする。
私にとっては大事なことが、相手にとっては大事でもなんでもないということを毎回突き付けられるわけで、それが苦しい。
相手からの行動、言葉、気持ちがほしいのに、それが全くないので傷つく。
だからもうこちらからも何もしたくない。
そんな状態がある。
さて、この状態からどうしたらいいの?
よくなることってあるの?
よくなった人っているものなの?
よくなった人は何をしたの?
私はまだ希望を持っていてもいいの?
それとももう諦めたほうがいいの?
第三者に相談しているかしていないかは別として、こういう気持ちをお持ちの方が多いように感じます。
その方がどのくらい夫に辛さを話しているか
夫婦それぞれがどんな性の価値観なのか
夫(したくない側)の仕事の状況、身体の疲れ具合
夫婦間で日常「与える・受けとる」「リクエストする・受け入れる」の循環があるか
などなど、いろいろみるポイントはありますが、もうあれこれやったあとだったりすると、先日再更新した記事のように
悩まない・焦らない・何もしない
ということが必要だなと思う場合もあります。
とはいえこれって、「うまくいきたいから」「自分の思い通りにしたいから」狙ってするものでもありません。
(何もしなければうまくいくんですよね?じゃあやりますというものではない、の意)
上に書いたような状況があり、「悩まない・焦らない・何もしない」を参考にし、自分の気持ちも、相手の状態も変わってきたという方からメッセージをいただきましたので、ご紹介させてください。
少し長めですが、そのまま掲載しますね。(掲載のご了承はいただいています)
夫婦間でレスの状況があり、旦那さんの浮気があって再構築を選ばれ、この方自身も婚外の関係に踏み出そうか迷って、でも結局しなかった…という経緯があっての、続きのお話です。
メッセージありがとうございます。
文章の中で、ここの部分。
悩んで行動してきたけど、その問題取り上げるのすらやめよう。
駆け引きでもなんでもなく、子育てのパートナーとして幸せになろうと心から決めました。
この部分がとても、大きなことだったのかなと思います。
そして、夫婦間に夫の浮気という問題が存在して、再び関係を作り直す中で、
日常生活の中での
「与える・受け取る」
「リクエストする・受け入れる」
という循環もできていき、雰囲気も良くなっていったのだろうと思います。
上の2つの循環がないと、なんか冷た〜い雰囲気になるので…
どうして、自分から行動してくれたの?と旦那さんに尋ねられたとのこと。
・新しい趣味が見つかり、その買い物を二人でできたことが嬉しかった。
・その趣味に癒された。
・趣味に付き合ってくれ、賛同してくれて嬉しかった。
・仕事の時間が変わりゆとりができてきた。
この旦那さんにとっての理由はこうだったとのこと。つまり、
★自分にとってのセルフケアになるものが見つかった
★妻に「自分の選択や意思が受け入れられている」という実感を持てた
★仕事の状況が変わり心身の疲れが多少改善した
ということなのかなと思います。
直接的な理由として、性のことが全く出てこないのが興味深いですね。
でも、自分に余裕ができることで、結局は性のことにもつながっていく…。
よく、誘ったときに「仕事の疲れ」を理由に断られるというのが多いのですが、仕事って本当に影響が大きいのです…。特に男性にとっては。
だからその状況が変わるというのは、気持ちに余裕を与えてくれるのですね。やはり。
そのあたりのことは、こちらの動画講座でもお話しています。
(こちらの動画はまた近々販売を再開しますよ!)
そして「妻に受け入れられている感、尊重されている感」は、やっぱり大事です。。
メッセージをくださった方も、ここで、「買い物に付き合ってあげたんだから、私の願いも叶えてよ」という雰囲気を出していないはずです。ここもポイント。
よく、実際にレスにお悩みの方から、「うまくいった例はあるのでしょうか?」「いい方向に進んだ方が具体的に何をしたのか知りたい」「どのくらいの方が解消の方向に向かっているのですか?」と言われます。
何か参考になることがあればと思い、今回ご紹介しました。
あくまで、「このご夫婦」の場合です。
でも、気持ちの持ち方の上で、参考になれば幸いです。
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