素直で魅力あるあなたへ
パートナーシップと性のカウンセラー
小野美世です。
『摂食障害と性には、実は深いつながりがあるように思います』
大学3年生の方から、メッセージをいただきました。
自分の中の「女性」が嫌で嫌でたまらない。
男でもない女でもない、清潔でキレイな体になりたい。
ぶよぶよした脂肪が嫌だから、痩せたいと強く思って、そこから摂食障害につながっていった…のかな。
これ、自分が女性の身体に変化していくことの嫌悪のほうが先かもしれませんね。
ゆっきーも、「依存症まつり」トークライブの中で言っていました。
「食べることって、生きることに直結している」
だからその否定ってなると辛い…(という文脈だった気がする
性のこともまた、「生命力」につながっています。
きっとこの方の場合「成長したくない」というのもあると思うので、それが、性の部分にも、食べることの部分にも出た…という感じでしょうか。
自分の中の「女性」が嫌で嫌でたまらない。
「清潔でキレイな体になりたい」と書かれていることからわかるのですが
この方は、今、自分のことを、汚れている、穢れている、毒みたいに感じる、気持ち悪い…そんな風に感じているんじゃないかな。
痩せれば、脂肪が減れば、この汚れた感じが少なくなるんじゃないか、そう思っておられるのかもしれません。
ゆっきーは、トークライブの中で、「お母さんとの関係」について話してくれていたんだけど
実はこの「女の自分が気持ち悪い、自分の身体は汚れている感じがする」というのにも、「お母さんとの関係」が絡んでいる場合があります。
これまでカウンセリングさせてもらったクライアントさん、スクールにきてくれた受講生さん、違う人の口から、同じ言葉が出てくることがある。
いろいろ聞いていって、最終的にこんなことが出てくる。
「私が、大人の女になってしまったら、お母さんに嫌われる気がする」
「私が、性的に成熟して大人になってしまったら、もうお母さんの娘じゃなくなっちゃう」
「お母さんに嫌われたくないから、私子どものままのほうがいいんです(それで恋愛しなくなる、性的なことを拒否する)」
「だってあのときお母さん、〇〇〇〇〇って言ってたもん…」
もともと、第二次性徴の期間、思春期の期間は、自分の身体が変わっていくことで、自分から発するエネルギーも変わっていく時期です。
その「変わっていく感じが嫌」って無意識に感じる人も少なくないです。
それにプラスして、お母さんが本当になにげなく発した言葉で「大人の女性になることって、なんかイヤなことなんだ」と思ってしまうことがある。
「(露出した服をきている女性をみて)何あの格好、だらしない、はしたない」とか
「(お風呂で)汚いから触っちゃだめ!」とか、または「よく洗いなさい」っていう言葉だったり。
自分に生理がきたことに、お母さんが無関心すぎたり、過干渉すぎたり。
意外にも
「自分の想像の中でお母さんが、私が女になっていくのを止めようとしている」
「お母さんの目が気になって、大人の女になっていくことが悪いことのように感じる」
というような感覚を持つ方がいます。
そういうふうに思いこんじゃったのかもしれない。
こういう場合は、お母さんからちょっと気持ち的に離れてもらって、自分に集中する言葉をお渡ししたりしますね。
あと、こちらも過去に書いた記事です。
ぶよぶよに思える脂肪も、やわらかさ、丸み、ふくよかさっていうあなたの魅力です。
参考になることがあったら嬉しいです。
メッセージありがとうございました。
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