セッ.クスで、「安心」「幸せ」「嬉しさ」を感じられた理由。

(2012年12月15日の記事を、加筆修正して再更新しています）

カウンセリングをしていて、出させていただく宿題のいくつかは、「パターン崩し」にのっとったものです。

今まで、してこなかったことを、あえてする。

今まで、避けてきた道を、あえて通ってみる。

今まで、見ないようにしていたものを、正面から見てみる。

そうすると、「え！？？」「なんだ・・・」「うそーー！！」ってことが起こりやすい…のです＾＾

これから書くことは、クライアントさんのご了承を得て、書かせていただいています。

『私、アルコールが入ってないと、行為ができないんです』というのが、お話の内容でした。

いつも、そう。

勢いがないとできない。

どうしてだろう・・・？本当は、そういう行為が好きじゃないから？

でも、その割には、依存している気がする。

好きじゃないのに。

以前にもそういう感じのことをちらっと聞いていて、ちょっと自傷行為に近い部分も感じていました。

アルコールを入れたいということは。

麻痺させて感じたくない感情があるということ。

見たくないなにかがあるということ。

私は、こんな宿題を出しました。

美　『今度、一回、素面でしてみてください＾＾』

『えええーーー！！素面で、ですか！？』

美　『はい＾＾』

ありえない！！という感じでしたが、でも「やってみます」と持って帰って下さって、

たぶん、ずっと「しゅくだい・・・しゅくだい…」と思っていて下さったんだと思います＾＾；

信じられないような状況が作られて、宿題をするタイミングがやってきたようです。

そして、その宿題の結果は…。

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初めて、アルコールがない状態でのセッ.クスでした。

飲んでるときのような、オーバーリアクションはなく、淡々とした感じ。

けど、こんなに安心して幸せで嬉しいのは、やっぱり初めてで。

「貴方だけに、なるわ」「ありがとう。幸せ」って、話ながらなのも初めて。

（中略）

それ以来、何度か素面でのセッ.クスをするようになりました。

なぜ、酔ってないと出来ない!!と思い込んでいたのか、自分でも不思議です。

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「安心して」

「幸せで」

「嬉しい」

多くの女性が、恋人やパートナーとのセッ.クスに求めているのって、これじゃないかな…と思います。

これが手に入らなくて、苦しいんじゃないかな。

セックスレスで、拒否する側も、される側も、怖く感じる人も、痛みを感じる人も。

冷めてる自分を感じている人も。

いろいろな悩みの原因は、この３つが、感じられないこと。

そして、このメールを読んだときに、思いました。

あぁ、私のカウンセリングのゴールって、これなんだ。

もちろん、「パートナーができました」　「夫とコミュニケーションがとれました」っていうのも一つのゴールかもしれません。