宮澤崇史オフィシャルブログ「BRAVO」Powered by Ameba
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2018-07-27 20:42:26

未来を切り拓くには

テーマ:伝えたいこと

数ヶ月ほど前のこと。

 

「どうしてもメカニックとして本場ヨーロッパで活躍したい!」

という一人の中学三年生の夢が、巡り巡って僕のもとに届いた。

現在、高校一年生になった彼はすでに未来の自分像に向かって歩き始め、その目には十年後の自分像が鮮明に見えている。

 

思い返せば、僕が彼の年の頃にはツール・ド・フランスのステージで美人なお姉さんにビズしてもらう(ステージ優勝して)のが夢だったし、その映像がすでに自分の中にあった。

 

メカニック見習いとしてヨーロッパで受け入れてくれるところはそう簡単に見つかるわけもなく、かつて僕がお世話になったNIPPO ViniFantini EuropaOviniの大門監督に相談したら、快く承諾してくれた。

 

帯同するレースは、二週間にわたって中国内陸部の高地で開催される「ツアー・オブ・チンハイレイク」(アジア最大級のステージレース)。

ヨーロッパではなく、あえてこのレースに呼んでくれた理由として、

「長いステージレースに帯同しないと、メカニックとしての本当の厳しさに触れることはできないし、レース中にどんなことが起こり得るか、それにどう対応していくかを体験し学ぶこともできないから」とのことだった。

 

 

未来を切り拓いていくには、

 

- 「どうしてもしたい」という強い意思があること

 

- 失敗など考えず、先ず一歩前に踏み出せること

 

- 未来の自分をまるでテレビを見ているかのように想像できること

 

それらがとても重要だ。

 

ダメならダメでいいじゃないか、その時に次の一手を考えれば。

ふと思い出してみると、自分の選手生活はずっとずっとその繰り返しだったな。

 

「経験」は決してお金では買えない貴重なものであることを、ぜひ身を以て体験してきてほしい。

 

2018-06-26 12:29:03

信州グルメライド 'LA CORSA SHINYU 2018'

テーマ:イベントのお知らせ

 

昨年好評だった信州グルメライドを今年もやります。
信州白馬・木崎湖子熊山ルートを回る絶景ライド。
ライド後は温泉を、夜は超グルメBBQ&キャンプファイヤーを楽しみます。

食への探究心がとどまるところ知らず、日々その舌と腕を磨く宮澤が、この夜はシェフとなって参加者の皆様に自慢の腕を奮います。
食材はもちろん信州を代表する美味しいものをたっぷりとご用意:信州牛、信州サフォークラム、トウモロコシなどの採れたて高原野菜達など。
飲んで食べて騒いで、ぐっすり眠って鳥の囀りに起こされる翌朝は、高原の澄んだ空気を味わいながらオリンピックジャンプ台で気球体験へ。
信州の美しい自然と美味しいものを満喫する二日間のライドです。
お一人様も大歓迎、自転車に乗らないご家族・ご同伴者の方々も大歓迎です。
夏の白馬は楽しみが満載!
みんなで一緒に夏休みを満喫しましょう。

 

【日程】
2018年7月28日(土)〜29日(日)

 

【スケジュール】
7月28日(土)
集合場所:JR白馬駅(長野県北安曇郡白馬村)
集合時間:10h00
スタート:10h30
終了予定:17h00

 

7月29日(日)
スタート:10h00(マウントサイドヨーデルより出発)
終了予定:16h00(JR白馬駅ゴール)

 

※無料送迎バスのご案内:
長野駅をご利用の方のために、長野駅⇆白馬間の無料送迎バスをご用意しました。ぜひご利用ください。

7月28日(土)JR長野駅9h00出発→JR白馬駅10h00着
7月29日(日)JR白馬駅16h30出発→JR長野駅17h30着

 

【宿泊施設】
マウントサイドヨーデル
http://mall.hakubamura.net/jodel/

 

【定員】20名

 

【参加費】¥20,000
含まれるもの:ライド参加費・夕食・朝食・宿泊代
*ライドに参加されない方の参加費:¥15,000(ライド以外の全てを含みます)
*小学生:¥5,000(全てを含みます)
*未就学児:無料

 

【申込方法】

下記Facebookのイベントページよりお申込みください。

https://www.facebook.com/events/2097879830537962/

 

・当日は自転車と必要な装備、お着替えをご持参の上、ご参加ください。
・ライド中はヘルメット着用を義務とします。
・お荷物は集合場所でお預かりし、大切に宿泊先まで運びますので心配ご無用です。
・全行程をサポートカーが帯同しますので、途中で走れなくなったらいつでもお乗り頂けます。
・主催者が団体の傷害保険に加入いたします。

 

【主催】BIKE DE RIDE in NAGANO

 

質問があればどうぞお気軽にメッセージをください。

2018-06-20 07:00:00

鞆の浦トライアスロン

テーマ:イベント出演

鞆の浦トライアスロン51.3

 

招待選手として「せとうち 福山-鞆の浦トライアスロン2018」に出場してきた。

この地は宮崎駿さんが『崖の上のポニョ』を描いた場所でも有名で、静かな瀬戸内海を見渡すことのできる場所。

広島に降り立ち、向かったのは岡山の寿司屋「ひさ田」。

全国でも有名なこの寿司屋は、予約が取れないことでも有名なだけあり、素晴らしい瀬戸内のお寿司を堪能させていただいた。

 

   

 

レジストレーション会場へ向かい、競技説明を受け前夜祭へ。

この大会は島へ船で渡り、そこから鞆の浦海岸を目指すスイムが魅力のひとつ。

レース当日が待ち遠しく、早めの就寝についた。

 

 

レース当日、会場へ行くとバイクの空気が少し抜けている。

空気入れを借りて空気を入れようとすると、バルブ口から空気の抜ける音…

一瞬顔が青ざめたが、リカバーしないとレースが走れない!!

ここに来てDNSは痛すぎるので、新品のチューブラーをつけようとするが、硬くて入らな〜い。

近くにいた大学生に声をかけて最後のひと押しを手伝ってもらい、前腕がパンパンだがスタートできる状態になった。

が…リムセメントが所々しか付いていないので、下りは慎重に行かなければならないスタートとなった。

 

 

スイムは前日の穏やかな海が一変。

波が高く潮の流れが逆と、最悪のコンディション。

なんとか半分平泳ぎで完泳、バイクトランジッションでゆっくりと準備をしてバイクパートへ。

 

 

獲得標高700m以上の40kmのコースをなんとか無事クリアし(レースでは景色を見てる暇がなかった笑)、ランへ。

仕事でもご一緒したことのある福島和可菜ちゃんともすれ違いながら、応援し合いながら走りきってゴールへ。

 

   

 

何度泳いでも辛い辛いスイムパート以外はマイペースで、溺れることなく走りきれて感無量。

 

 

今年もイタリアのアイアンマンに出場するので、それまではトレーニングとしていくつかレースを走っておかないと…

と毎年のように思うのだった。

 

   

 

体を動かしたらその地の食べ物を堪能して、また次の機会への想いを巡らせつつ帰路に着いた。

 

 

2018-06-13 20:15:02

東濃グランフォンド

テーマ:イベント出演

東濃グランフォンド

http://gf-tono.com/

 

サイクリストにとって、東濃の地は走りごたえがあり、景観の素晴らしさを感じる大会だ。

今年9回目を迎えるこの大会は、サイクルショップDADDYの鈴木氏に2年前に招待いただき、また走ってみたい地の一つとして僕の記憶に残っていた。

 

ピッコロフォンド(40kmを走る初心者向きコース)

メディオフォンド(93kmを走る中級者向きコース)

グランフォンド(123km上級者コース)

 

3つのカテゴリーに別れ、参加者は力量に合ったコースを選ぶことができる。

 

 

スタート時、多くのライダーが心待ちにしていたこの大会のスタートラインに立ち、それぞれの目標を胸にスタートした。

僕は最長距離アップダウンに富んだグランフォンド出場。

 

 

途中雨が降ってきてしまったが、各エイドステーションでは地元の食材があり、各地のボランティアの方々がライダー達を迎えてくれる。

レースではないので、途中で止まって景色を眺めたり、写真を撮りながらコースを進む。

 

 

生憎の天候ながら、走っている分には寒さはそれほど気にならず、各エイドステーションでサイクリストと写真を撮ったり、地元の方と話をしながらコースを消化していく。

 

最近ではなかなか100kmを越す距離を走っていなかったため、後半は体力的にも疲れが出てきたり、雨が気になってコースミスをしてしまったりとうまく行くことばかりではなかったが、またそれが楽しい。コースに戻りながら、参加したライダーと間違ってしまったことを笑い合えるのだ。

 

 

MAVICのサポートカーも大会コースを走り、プロさながらの雰囲気で走れるのも魅力の1つ。

レースフィニッシュ地点が見えてきたときは充実感でいっぱいに。

 

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疲れた身体もフィニッシュ脇のスパで体をゆっくり温める事ができる。

 

 

年々参加者が増え、今後もっともっと多くのサイクリストがこの東濃の地を走り、素晴らしいこの地を堪能してくれることを願っている。

また来年も来たいと思う。

 

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2018-05-17 09:06:59

SNSを通じて伝えたかった事・伝えきれなかった事、そして未来

テーマ:伝えたいこと

先日のSNSでのやりとりについてお伝えしたいことがあります。 

私の発信や、やり取りを通じて、「批判を許さない」という圧力的な印象を与えてしまったこと。 

私に対して批判する人を、私が「見下している」かのような印象を与えてしまっていたこと。 

もし、そういったことを感じてしまった方がいたとしたら、この場を借りて謝罪したいと思います。 

信じてもらえないかもしれませんが、そのようなつもりでなんらかの発信をすることはありません。 

それは誰にとっても益がないからです。 もしそのように受け取られてしまうのだとしたら、私の表現の稚拙さと人間的な未熟さの現れであると思っています。 

 

 

斯様に未熟な私ですが、こんな未来を想像しています。 

それは、ヨーロッパのロードレースの全てが日本でいつでも観たい時に視聴が可能となり、実況や解説はヨーロッパのレースの本質を伝えるメディアへと発展を遂げ、視聴者はそこで走る選手や監督の考えを手に取るように理解できるようになって、それを存分に楽しめるような観戦が可能となった未来。 

そして、その未来において「グランツールを走ってみたいな」と思った子ども達や選手が現れた時に、それを夢物語ではなく現実にできるのだということを伝えること、「今、自分が世界のロードレース界のどの位置(順位・カテゴリー)にいて、ここからステップアップしていく次の段階は何であるか」が明確にでき、これから世界へ羽ばたいていけるようなビジョンを選手に提供できることとしてそれを確立したいと考えています。 

それにより、新城選手、別府選手に次ぐ日本人選手が現れていない現在の状況が打破され、より多くの日本の若者が世界へ挑戦するチャンスにつながっていけると私は確信しています。 

私は、第一に視聴者の方々に楽しんでいただけるためのことは当然の仕事であるとして、未来においての楽しみをメディアを通じ放送を通じて創っていきたいとずっとずっと考えています。 

 

 

DAZNは昨年からサイクルロードレースの放送を開始し、私も解説のオファーを受けておりました。 

しかし、それまで解説を担当させて頂いていたJSPORTSと両方の出演はできないという事情から、DAZNからのオファーは保留にさせて頂いておりました。 

DAZNが参入することで放映権が高く買われ、ロードレース界の価値が高まったのは大変喜ばしいことです。 

レース放送数が一気に60レースと爆発的に増えた2018年。 

ロードレースの価値が高く評価されたものの、急激に増えたレースの数に対して楽しくて見応えのある実況・解説を可能にする布陣がDAZNにはまだまだ整っていませんでした。 

こうした事情から放送体制の未熟さに対して視聴者の不満が募り、仮にDAZNが自転車レースから撤退してこの60レースの放映が日本から無くなってしまうようなことが起こるのは、ロードレース界の価値の低下につながる大きな痛手だと感じます。

 私は引退後、これまで全ての仕事を分け隔てなく受けてきました。 その初志貫徹で「自転車界の発展に貢献する」というただ一点において、DAZNの解説をお受けする決意をしました。 

実況は全選手の情報記憶、順位、戦歴、いま映っている選手の判別、現地の歴史的建造物が映った瞬間の検索、解説への振りなど、山のようにある作業と情報の中から瞬時に自分の言葉を選び、視聴者に伝えています。

 彼らがテンパった実況をしてしまうことになったとしても、まだまだ未熟な私が拙い解説をしたとしても、視聴者の中の誰かには何かが通じて、少しでもロードレースファンが育まれる様な関係が作れたらなんと素晴らしいことだろうかと思い、毎回全力を注いでいます。 

 

 

イタリアではアマチュアのレースを中心に24時間レースを放送しているチャンネルがあります。 

しかし今の日本の若者がグランツールよりも観ておくべきレースは、残念ながら日本では放映されていません。 

そのレースは未来の選手だけでなく、目の肥えたロードレースファンにとっても価値の高いものなのですが、そうしたことの存在を知ることすらも日本では難しいのが現状で、私の中には如何ともしがたいもどかしさが常にあります。 

素晴らしいことをもっともっと共有して、私が見てきたロードレースの世界を皆さんに届けたい、そのことについて皆さんと語り合いたい、皆さんと一緒にそうした未来へ行きたい、そして、皆さんがそれぞれに抱いている理想的なロードレースの世界を一緒に叶えたいのです。 

 

これまでも、そして、これからも、日本の自転車界の発展に必要なことや課題は山積みです。 

目先の事だけではなく、自転車界のどんな未来が待っているかを想像しながら、そこに近づけるよう私自身まだまだ未熟で進化の途中ですが、徒手空拳を恐れることなく頑張っていきたいと考えてます。 

これからも皆さんに楽しんでもらえる、さらにロードレースが好きになれる上手な解説ができるようになりますので、見守っていてください。 

そして、日本と世界のロードレースの未来を一緒に応援してください。

 

2018-05-11 19:00:00

人生は、ターニングポイントの連続だ。

テーマ:メディア掲載

私の人生はまさしく、ターニングポイントの連続でした。

まるで、つづら折れが絶え間なく現れるステルヴィオ峠のように。
雨の降りしきる上り、凍えるような雪の舞うダウンヒル、次々とふりかかるピンチ。

しかし人はピンチをチャンスと捉える強いマインドを持つことで、それを乗り越えることができる。

乗り越えた先に道を作れば人生は開け、さらに道無き道を突き進めば人生は高みへと進む。

 

 

いよいよ6月25日に発表されるアルファロメオ初のSUV車「 STELVIO(ステルヴィオ)」。

その特設サイトのコンテンツ「ターニングポイントストーリー」に、このたび宮澤を取り上げて頂きました。
是非ご覧ください。

 

http://www.alfaromeo-jp.com/models/stelvio

また、ビアンキとのコラボレーション・キャンペーンとして「ステルヴィオ峠を駆けるイタリア8日間の旅」ツアーのプレゼントがあります。

こちらのツアーでは宮澤がステルヴィオ峠を一緒に駆け上ります。

ジロ・デ・イタリアの舞台としても有名な伝説の峠を一緒に走りましょう!

ふるってご応募ください:

 

http://www.alfaromeo-jp.com/models/stelvio/campaign/bianchi/

#ターニングポイント
#ステルヴィオ
#アルファロメオ

#ビアンキ

2018-04-25 18:13:45

トレーニングの内容を作る

テーマ:選手育成

Facebookで始めたオンラインサロンでトレーニングについて話し合っていると、面白いことに気がつく。

先日、「レースに必要なトレーニングを皆してると思うんだけど、レースに必要なトレーニングって何だろう?」

とトピックを投げたところ、

「FTP5分走を5分インターバルで3本」
とか
「SST15分走1本」
とか
「20秒フルの10秒休み(タバタ)」

などの書き込みがあった。

様々なトレーニング方法を、様々な選手が書いてくる。

で、コレは何にどう役に立つんだろう?

例えば、なぜ5分走には5分のインターバルで3本やらないといけないのか?
もしくは、本当に3本で良いのか?
こんなディスカッションをしている。
 
ただただ、なんとなくネットで見たり、皆こんなトレーニングをしているみたい、という気持ちでトレーニングを組み立てると、いつも思いつきだけのトレーニングになってしまう。

俺は選手時代、浅田監督の指示するトレーニングに自分達に必要なエッセンスを加えてチームのトレーニングメニューを作ってきた。
上りのトレーニングがしたくても上り口まで1時間半かかったら山岳トレーニングの量をこなせないと想定し、トラックで途中まで運んでトレーニングを開始したりした。

やりたいことを先に考えて、メニューを組み、トレーニングする。

そんな当たり前の事を、このオンラインサロンではやっています。

できれば若い選手にはお金はヨーロッパへ行くためのアプローチ(飛行機代や生活費)に使って欲しいので、サロンへの入会は無料です。
みんなでレースを考えるオンラインサロンン”BIMBI"で、レースで勝利を目指すためのディスカッションをしたい高校生以下の選手は以下にリクエストを送ってください。(承認制です)

2018-04-19 13:43:34

Challenging Life

テーマ:伝えたいこと

Challenging Life

人生でチャレンジする人を応援したい。

これまで「ツール・ド・東北」に立ち上げから関わってきたこと、そして「ツール・ド・東北」を目指している冨山さん(白血病と闘病中)と今年出会ったことで、より一層そのことを考えるようになった。

自分にとってのチャレンジってなんだろう?
引退後、少しずつできる範囲で始めたのがトライアスロン。
そして先週4月8日は、生まれて初めての「ローママラソン」出場。

 


続けて翌週には、生まれ育った長野で開催された「長野マラソン」にゲストランナーとして参加した。

これまで私は自転車選手として自転車の上にいる時間が長すぎたせいか、腱や関節が退化していると常々感じていた。
プロであっても自分の専門分野の外に出たら素人なわけで、足を引きずりながら走ることすら楽しい。
マラソンやトライアスロンを問わず、海外では競技タイムを訊く人よりも「お前はどう楽しんでいるんだ?」と訊く人の方が多い。

そんなスポーツとの向き合い方が自分の中にストンと落ちるのを感じる。

 


実際に海外の会場では、切り詰めた雰囲気は全く感じないからだ。
世界中にはそんな具合に自分の人生を豊かにするためにスポーツをやってる人がたくさんいて、そんなChallenging Lifeを満喫している人たちとも繋がっていきたいね。



長野マラソンは、とにかく人数の多さに度肝を抜かれました。
道の向こうまで一杯の人の波で、多くの人に「頑張って!」と声をかけてもらえたのが嬉しかったな。

2018-02-09 12:59:46

急性リンパ性白血病を乗り越えて、ツール・ド・東北へ!

テーマ:サイクリスト支援

「急性リンパ性白血病」と闘う冨山さんという方から、bravoウェブサイトに一通のメッセージが届いた:

<はじめまして。37歳の自転車乗りです。
いつもチャリダーみたり、現役時代から応援させてもらってます。
宮澤さんは生体肝移植のドナーを経験されてますが、私は昨年10月に体調を崩し検査で急性リンパ白血病とわかりました。
現在、骨髄移植に向けて抗がん剤治療をがんばってます。
移植後、いろいろと制約のある中で今まで通りにロードバイクに乗れるかわかりませんが、ツール・ド・東北に参加することを目標に人生最大の闘いに挑みます。
今まで土日メインで仕事をしてきた私は、これまでイベントに参加したことがありません。
いつか会場でお会いできるのを楽しみにしております。>

そして一昨日、冨山さんに会いに行った。
初めてお会いして、先ずどう言葉を交わし始めたらいいかわからなかった。
というのが最初の気持ちだった。
話をしていくうちに家族構成を知り、冨山さんの闘病生活を支えるために奥様が看護学校を辞めなければならない現実、娘さんと手を交えたいのに一ヶ月半の無菌室治療中ではそれが叶わなかったことも知った。



 

それでも冨山さんは笑顔を浮かべながら言う:
「この病気が治ったらツール・ド・東北に出たいです!」
「娘と一緒に自転車に乗ってリハビリがしたいです!」

お話をしていて、心から前向きに生きるその姿に驚きを感じた。

そして、きっと日本には冨山さんのように自転車に当たり前に乗れない人が多くいるのではないだろうか。
 

そんな人たちに私などが声をかけるだけで元気になってくれるのであれば、もっともっとお話しに行かなければ!

 

宮澤崇史YouTubeチャンネルに対談動画をアップしました:

https://www.youtube.com/playlist?list=PL0L_--ksesyB8zI32O4jhAD8wMm-8iC83

自転車に乗っていて、転んで怪我をしてしまったり、自転車が壊れてしまって、乗りたくても乗れない経験をした人は少なくないと思う。
誰もが少なからずそういった経験をしているのであれば、同じ自転車乗りとしてみんなで支え合う世の中を作りたいと心から思う。
話している中で、最も印象に残った一言がある。

「私の体の復興が終わったら、東北に復興ライドへ行きたいです」

決めた。
俺は何がなんでも冨山さんをツール・ド・東北に連れていく。

 

自分の力もそうだけど、こういったことに賛同してくれる人たちとみんなで支援できる形を作ります。


本当に人を支えたいと思う時間だった。
全国には同じような環境の人がたくさんいると思う。
私が力になれることであれば、いつでも連絡をください。

 

そして、これから活動をしていく中で、賛同してくださる方はぜひ力を貸してください。


宮澤崇史のcontact先:
http://bravo-tm.com/contact/

こんな時こそ宮澤崇史のレターポットでメッセージをお送りします。
https://letterpot.otogimachi.jp/users/4852

 

みんなで気軽に支え合う世界を作るのにレターポットの仕組みはとても賛同できるので、これからも使っていく。

こればかりは受け取った人じゃないと嬉しさはわからない。

まずは始めてみる!

送ってみる!

レターを送って冨山さんを励まそう。

冨山さんのレターポットはこちら:

https://letterpot.otogimachi.jp/users/46936

 

2018-01-19 09:33:21

イタリアの自転車選手の今

テーマ:レース

ヨーロッパの現在を再認識したく、NIPPO VINI FANTINIに所属している若手の2名の選手にインタビューした。

 

フィリッポ・ザッカンティ(22歳)

タイプ:クライマー

https://www.procyclingstats.com/rider/filippo-zaccanti

 

イメリオ・チーマ(20歳)

ツールドラブニールでステージ2位、3位、スプリント賞3位

タイプ:スプリンター

https://www.procyclingstats.com/en/rider/imerio-cima

 

ザッカンティはクライムが強いアンダー4年目の選手、イメリオはスプリンターで20歳ながらアンダー23のツール・ド・フランスと呼ばれるツール・ド・ラブニールでステージ2位、3位と世界のトップレベルのU23選手で、イタリアを代表するスプリンターになるだろう選手。

 

今回インタビューしようと思ったきっかけは、私がLEOMO Bellmareで若手育成をしている上で、自分が若かった頃と今とのギャップや、今だからこそ選手が強くなるために必要な事を実際に話をして知ることが必要だと思ったからだ。

 

宮澤「君達はいつから自転車を始めたの?」

フィリッポ「12歳から友達に誘われてなんとなく始めて見たのがきっかけ」

イメリオ「8歳の時両親から進められて自転車に乗り始めて、他にもサッカーをやってみたけど自分に合っているのは自転車で、自転車が好きだからサッカーは辞めてしまった」

 

宮澤「レースとトレーニングはそんなに若くから始めて、どんな感じでしていたの?」

フィリッポ「週に1度自分が住んでいる街のクラブチームのトレーニング会があって、そこで練習していて、レースは週に1度近所で行われるレースに参加するくらいかな」

イメリオ「そうだね、自分もそうだった。基本的には自転車に常に乗ることはなくて、遊びの延長で自転車があるくらいだね」

宮澤「何歳から何歳まで〇〇なトレーニングやってて、○歳からトレーニグに変化がでたってことはあった?」

イメリオ「そうだね、15歳くらいまでは週に1度のトレーニングと週に1度のレースは変わらずやっていたし、トレーニングといっても、今日は〇〇ジェラテリアにアイスを食べに行こう!といった感じで、ただの遊びの延長でやってた。それが16歳,17歳くらいから集団で先頭交代するようないわゆるレースの為のトレーニングが入ってきたね。

週に1回のトレーニングも週に2回〜3回に増えたし」

フィリッポ「そうだね、俺も17歳までは遊びでしか自転車に乗っていなかった。でも、アンダー1年目で勝てなくてすごく苦しい思いをしたんだけど、2年目になってトレーニングの距離や、インターバルの量を増やし始めたら、一気に勝てるようになったんだ。」

宮澤「日本では月に2500kmとか3000kmもトレーニングするジュニア選手がいるんだけどどう思う?」

イメリオ「マジで?それはやりすぎだね。そんなことしたら将来強くならなくなっちゃうじゃない。なんでそんなことするの?」

宮澤「日本にはメンタル的な満足を教える人が多くて、とにかく長い距離を乗らせようとする人が多いんだよね。

フィリッポ「日本にはちゃんと教える人が必要だね。選手がどんどん潰れていっちゃう」

宮澤「へえ、トレーニングを始めるのも遅かったんだね。でもさ、ジュニアの時とか例えばナショナルチームに入る選手とかは、すごく練習してるでしょ?世界選手権とかでも良い順位に入るし」

イメリオ「そうだね、彼らはトレーナーがついて距離やインターバルの量も多くて、すごく強いよ。でも、自分が世話になっていたトレーナーは、今結果を出すことに急いで将来強くなれなかったらどうだい?そこで強さが止まってしまったら終わってしまうよね。そう話してくれたから、それを信じてトレーニングを急がなかったし、本当に自転車に乗って遊んでただけなんだ」

フィリッポ「そうだね、自分たちよりも先の選手を見ても、ジュニアが終わって成長できない選手はとても多かったし、そういった選手のことを知ってるトレーナーは多いから、自分たちはまだまだ先を目指して頑張れてるんだ」

 

宮澤「イメリオはプロツールに声をかけられてもおかしくない成績を出しているけど、実際のところ声かけられなかったの?」

イメリオ「そうだね、プロツールからは声はかからなかったけど、もし声がかかっていても自分の意思はそっちに向いてなかっただろうね」

宮澤「なぜプロツールを見てなかったの?」

イメリオ「20歳の僕にとってプロツールはとてもじゃないけどステージが高すぎる。それに経験も少なくてそんな高いところに入ったとしても、毎レース苦しくて思った通りに走れないことは明白でしょ。」

 

なかなかしっかりしてる。

普通はプロツールに声をかけられれば、すぐにでもサインしたいと思うのが選手の欲だろう。しかし、自分の年齢やこれからの階段をしっかりと自分自身が描いている。

フィリッポは上りが得意で、普段のトレーニングでは12km〜15kmの上りのトレーニングを好んで行なっている。

イメリオはスプリンターとして集団に残らなければならないし、上りが当面の課題だが焦ってはいない。自分のトレーニングはトレーナーと話し合って、自分がやりたいことを伝えて自由にやらせてもらっている。

アマチュアの時は全てを監督が「コレをやれ!アレをやれ!と言われていて、とてもやりにくかったけど、プロになってそれがなくなった。自分が納得する方法や間違ったことを何が間違っているかしっかり説明してくれるこのチームNIPPO VINI FANTINIに入れてよかった。」と言っている。

 

宮澤「今年2018年の目標は?」

フィリッポ「とにかくいろいろ経験して、アシストとしてしっかり働くことだね。強くなるためにはそれが近道だし、選手としてもっと成長しないといけないと思ってる」

イメリオ「今年は自分の特徴を生かして、日本人に対して、イタリア人に対してみんなに対してしっかりとアシストしていきたい。もし自分が勝てるチャンスがあったとしても、監督がアシストをすることを自分に指示したのならば、喜んで勝つ事ではなくてアシストに徹するよ。」

 

NIPPOに入ったらもしかしたらジロにでも出れて、有名になれるんじゃないかも、という気持ちで考えている日本人がいたとしたら、それは大きな間違いだろう。イタリア人にとってジロは自転車人生においてどこまでも続く大きな夢だが、そんな夢を持っている若者でさえも、ここまで考えて選手として自身の成長に真剣に向き合っている。

今回のインタビューで、あまり知らなかったこれからの若手の気持ちをストレートに聞けてとてもよかった。

これからのこの2名の選手の活躍を期待したい。

 

*facebookページで、中学生(2000年生まれ)~高校生(2004年生まれ)を対象に限定公開のグループを作っています。

主にトレーニングの報告や、内容のアドバイスをしているので、興味のある選手は申請いただければ承認いたします。

https://www.facebook.com/groups/309600989556873/

 

かつてのチームメイト、クリスアンケル・ソレンセンに会った。彼もまた若い選手を育成しようとまだ走っている。

今年で引退するようだが、素晴らしいファイターだ。

 

 

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