選手としての僕の引退の舞台となった、さいたまクリテリウム。

 

自転車を降りた後にもレース解説のお仕事をいただき、毎年この楽しいお祭りに参加させて頂けることを光栄に思います。

 

「ツール・ド・フランス」の名を冠するこの特別なお祭り、本場フランスのツール観戦の「文化」を日本にも定着させようという試みが、毎年なされています。

 

観戦はさまざまなスタイルがあっていいはずだし、観客が沢山の選択肢の中から選べるともっといいですね。

これまでも10万円なんていうプレミアムな観戦チケットがあって、あっという間に完売だったそうだけど、今年はなんと50万円のチケットも発売されました。

一体、どんな内容なんだろうって?

こんな内容です↓

http://saitama-criterium.jp/2019/rcrt/

 

 

「毎年、10万円チケットの購入者の方々は大満足です!」と、聞かされてはいたのですが。

それにしたって、スタート・フィニッシュ前の最上席を購入されたお客様が、無粋なプラスチックのテーブルの上にコンビニ弁当とペットボトルを広げていらっしゃり、仕方なく昼食を"凌いでる"という光景。

せっかく素敵な時間なのに、残念だなあ。

ホスピタリティに欠けるなあと、と毎年感じて気になっていたのでした。

 

そこで、2年前に僕がゲリラ的に開催したジャパンカップの食事会のような「食+レース観戦」のスタイルを、さいたまクリテでも実現してみませんか?と運営サイドに提案してみたのです。

大きな組織なのでそう簡単には事が進むものではありませんが、それでも担当の方の多大な骨折りで今年初めて実現することができました。

 

ツール・ド・フランスなのだから、当然フレンチで。

地元で長年愛されるフレンチの老舗「アルピーノ」さんが選ばれ、僕とのコラボ企画が立ち上がりました。

 

初ミーティングの時、アルピーノさんはレース観戦ということでプラスチックの入れ物でのお弁当を想像していらしたのですが、僕は断固として食事はコース仕立てでとお願いしました。

テーブルクロスを敷いて、きちんとした食事を提供したい。

一品、一品、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。

レースの間におなかを満たすのではなく、ゆっくり食事そのものを楽しむことが目的なのですから。

 

当然ながら陶器のお皿、シルバーのカトラリーも、無理を言ってお願いしました。

アルピーノさんは正統派のフレンチですから、もちろん上質の什器を使用されています。

さすがに屋外での本格的なサービスは経験がないというアルピーノさん。

もし割れたら大変、と心配されるのもむべなるかな。

(ちなみにジャパンカップの食事会では一個8,000円のグラスを3個も割ってしまいました。あれは痛かった…)

それでも「やりましょう!」と言ってくださった、気概溢れるアルピーノのみなさん。

 

中居シェフ、鎌田総料理長と。

 

こうして春先の初回顔合わせから企画がスタートしました。

僕の描く食事のあり方、僕がフランスで味わってきた現地の料理等をお伝えし、結構な無理難題を提案して、叶わなかったこともありましたが、それでも当日セットアップが完了したテーブルを見て、これは大成功だと確信しました。

 

現場を指揮する阪さんとセッティング中

 

案の定、皆さん入場するなり歓声を挙げてくれました!

 

 

さいたま市長ものぞきに来て、目を丸くされていました。

 

 

綺麗なテーブルセッティングに、美味しそうな料理が恭しく運ばれていきます。

 

 

 

そんな光景を見て、「隣のVIP席より華やかなんじゃない?」

の声も聞かれ、アルピーノチームも誇らしげ。

 

 

何よりお客様が喜んでくれるのが一番嬉しい。

 

 

 

さて、解説の仕事はやはりメインですので、喉を潤して行ってきます!

 

 

 

レースの内容は…もう皆さんご存知ですので割愛するとして。

僕が向かいの実況ブースで解説をしている間、この食事席にはなんとフルームとキッテルが遊びに来ていたそうです。

 

 

 

僕も、彼らと一緒にグラス片手にレース観たかったなあ。

 

10万円オフィシャルサポーターズのみなさん、最後はアリーナで招待選手たちと一緒に記念撮影。

 

 

いつもは映像でしか見られない海外の選手達と交流しながら、特別な一日をエキサイティングに楽しめる、さいたまクリテリウム観戦ツアー。

ぜひ来年をお楽しみに。

 

そして、最後に。

ユキヤ、優勝おめでとう!

 

ユキヤのお父さんと

 

デザートは解説中にマネージャーに食べられてしまいました…

 

 

 

 

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

 

イベントの数日前、日本列島は未曾有の巨大台風に襲われました。

前日のフライトは全便欠航、鉄道も次々に運休を発表。

日本中が麻痺に陥り、青凪の芸術祭も三日間のうち初日の中止を発表。

Mamma Mia...

 

ええい、自転車に乗れなくてもアートライドは成り立つ!

 

と息巻いていましたが、肝心の僕が現地に辿り着けなければお話になりません。

出発を前々日に前倒し、運休直前の最後の新幹線に飛び乗って在来線に乗り継ぎ、なんとか松山に辿り着きました。

しかし。

なんと、当日は快晴!

青空を見上げて感謝しました。

 

photo: Atsushi Tanno

 

さて、果たして参加者の皆さんは無事に来られるだろうか?

ふたを開けてみると、来られなかったのは東京からの人達だけで、高知県から前日泊りがけで参加の方、とりあえず空港まで行ったら運良く飛行機が飛んだという大阪から遠征の方をはじめ、こんな悪条件の中を6名もの方々が参加してくれました。感謝。

 

 

ロードバイクだけでなく、クロスバイクやブロンプトンで参加の方もいます。

こんな風にいろいろな自転車、様々な走り方をする人たちが一緒に走るライドって、実はとても楽しいものです。

ロードの速度についていかれなくなったら、帯同するサポートカーに乗って休憩すればいいのです。

誰もがマイペースに楽しめるライド。

 

スタート地点は、日本を代表する名湯「道後温泉」。

改修中ですが、それでも見応えのある建物です。

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

最初に向かうは、四国遍路の51番札所である石手寺。

 

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

続いて大正11年に建設された純フランス風の洋館で国重要文化財の「晩翠荘」、昭和4年に建設された松山県庁舎と松山を代表する近代建築を訪問し、レトロな街並みの残る三津港へと走っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

三津は戦火を逃れたこともあり、古い建物が今でも多く残る地域ですが、ここに若い人たちが集まっておしゃれなショップを開いたり、アーティストがあちこちにアートを施したりと、新旧の魅力が混ざった楽しい地区になっています。

 

 

三津に来たら、当然三津浜焼きを食べなくては!

三津浜焼きはこの地域ならではのお好み焼きで、紅白のちくわが入るのが特徴的。

そばとうどんの2種類から選べるのですが、個人的にはうどんがめちゃめちゃ美味しかった!

大阪でも広島でもそばを入れますが、さすが四国?うどんは小麦の効いた味でローカルフードの美味しさ抜群でした。

 

 

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

食事が終わると、500年以上の歴史がある「三津の渡し」へ。

自転車のまま、小さな船に乗り込みます。

水面が穏やかで、この港を使う漁船に囲まれながらゆったりとした時間を味わいました。

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

興居島へはフェリーで渡り、みかんに覆われた山を走ります。

 

 

 

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

勾配がきついみかん畑の真ん中を走っていくと、瀬戸内と松山を一望できる展望台へ。

太陽の陽が注ぐ水面は光り、その上を飛行機が飛んでいきます。

穏やかな瀬戸内の自然を堪能しながら、路面に落ちているみかんをインベーダーゲームのように躱しながら島をぐるっと半周し、四国本島へと戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

ここからは、ゴール地・青凪へと上る最後の峠へ!

なだらかな上り坂ながらも、10kmは上る最後の山岳コース。

ここからは山頂まで各々、マイペースで走ります。

最難関は残り1km、8%ほどの上り。

 

 

 

 

 

「ヒルクライムはパス」と途中で車に乗ったメンバーもここからは一緒に走り、山頂のリトリート青凪へ到着!

 

 

 

photo: Atsushi Tanno

 

 

最後はみんな走りきった満面の笑みが溢れ、大満足のライドとなりました!

 

 

さて。

アートライドの本番はここからです。

自転車を置いて、インフィニティプールへと直行。

写真では知っていても、実際に本物を目の当たりにすると誰もがこの光景に感嘆の声を上げます。

 

 

今日のライドと、出会いに乾杯!

 

 

 

疲れた体にシャンパーニュが沁み渡り、最高のこのシチュエーションに身を置く快楽が脳にも刺激を与えてちょっと飛びそうになりながら、最高のシャンパーニュを味わいました。

 

 

陽が傾いてきて、少し肌寒くなってきたので、そのまま地下のプライベートプールへ。

アーティストによる映像インスタレーションで、この日は「アートプール」に変身していました。

プールに飛び込んだり、泳いだり、ジャクジーに全員で入ってライドの話が尽きなかったり。

 

 

 

ピクチャーウインドウが美しいサウナにもシャンパーニュを持ち込んで、アチチチと騒いだり。

 

 

他愛ないことでも、経験したことのないことをやってみると本当に楽しい。

 

今回のライドが唯一無二なのには、芸術祭の一つとして開催されていること。

他のアーティストの作品も見ながら参加できるのが、とても面白い試みだったと思います。

ウォールペイント、ガラスペインティングのライブパフォーマンス、フラワーアート、音楽ライブ、DJ、舞踏、映像、対談。

 

live painting by kuroma

 

自転車の背後に小野豊の作庭、さらに奥にはSUIKOのグラフィティというアートの重なり

 

たくさんのアーティストの作品を見ながら時間を過ごし、最後の時間を過ごします。

7つある客室の一つ「ガーデンスイート」を会場に、走ったばかりのライドの写真を上映しました。

 

 

気持ちよく走った思い出、最後の辛かった思い出、美味しかった思い出。

色々な思い出がまだ色褪せない時に、今日の自分を振り返ります。

こんな所あったな~、こんな風に走っていたんだ、こんなにもいい笑顔でいる自分を再発見してもらいました。

 

photo: Atsushi Tanno

 

写真を担当してくださった丹野篤史さん、写真の力でどこにもない自転車イベントをやりたい!という僕のワガママに100%応えていただきありがとうございました。

既存の制度や常識、主流的なものに対抗する芸術運動、「オルタナティブ」。

今回のイベントで、僕が最もやりたかったこと。

 

そして、ここに集まっているアーティストが全員オルタナ・アーティストと知って、嬉しさが溢れまくりました。

たとえば能勢伊勢雄氏とか、なんか難しかったけど超かっこいい↓

 

 

 

オルタナに生きよう。

 

 

 

 

 

”アートライド”を謳った今回のサイクリングイベントは

「その瞬間を切り取る」

ことをアートとしよう、と決めました。

 

その瞬間とは?

 

サイクリングをし慣れていると、自分がどう見られているか?ということに無頓着になったりします。

でも、初めて訪れる土地で子ども達に囲まれて

「わー!自転車かっけー!」

って言われたことってありませんか?

 

素直に思ったことを言葉にできる子ども達がそう言ってくれるってことは、僕たちが走っているのって多分、自分たちで思っている以上に「かっこいい」のだと思います。

 

「かっこいい」

それってアートじゃない?

 

そのことにあまり気がついていないライダーにそのかっこいい瞬間を切り取って見せてあげたら、皆さん自分自身がアーティストだってことに気がつくのではないでしょうか。

 

photo by Atsushi Tannno

 

そしてその瞬間を切り取るのは、サイクリングシーンを熟知しているフォトグラファーでなくてはなりません。

しかも、どのように撮るかで見え方が全く変わってきます。

 

⑴ 定点で撮る

⑵ 伴走車から撮る

⑶ 自分も自転車で走りながら撮る

 

の3つに分かれます。

それぞれに長所・短所があって、

 

⑴は背景まできっちり計算した写真を撮ることができます。

安定した写真が撮れるけれど、ただ同じ場所で同じような瞬間、あまりバリエーションはありません。

 

⑵は高速移動する被写体を自分も移動して撮るのは得意だけれども、自転車には乗れないフォトグラファーが選択するでしょう。

短所としては⑴よりもライダー達が常に撮られていることを意識し過ぎて、時には顔が引きつって不自然な写真になってしまいがち。

 

⑶はライダー達に最も近いので、臨場感があり、息遣いまで聞こえてきそうな写真が撮れます。

また一緒に走る仲間としてカメラを意識していない自然な姿を撮ることができます。

僕が購入したようなサイクリストの目に映るそのままの景色も撮れます。

ただし、参加者達よりも脚力のあるフォトグラファーであることが条件となります。

 

それぞれに良さがあり、苦手な部分もありますが、可能であるなら⑶が全てを網羅できます。

 

photo by Atsushi Tannno

 

ライドのコンセプトが決まり、次にはコースの下見に行きました。

 

文化的な建物が点在する松山は、その歴史背景を自転車で巡ることができる素晴らしい場所でした。

今回ボランティアでライドを手伝ってくださったのは、「愛媛県庁自転車新文化推進課」の河上さん。

四国一周チャレンジの仕掛け人でもあります。

 

 

県庁に自転車専門の部署があるって、すごいことです。

他県でも自転車を推した誘致をしていますが、助成金が出なくなるとすぐに立ち消えになってしまうケースが多い中、生き残れるのはこうした本気の取り組みをしている地域なんだろうなと思います。

 

 

さてコースも決まり、イベントのクライマックスは何にしよう?

僕にとっては、例によってゴール後のシャンパーニュしか考えられない。

 

今回、グランドメゾンであるG.H.MUMM(メゾン・マム)より二種類の素晴らしいシャンパーニュをご提供していただきました。

 

メゾン・マムは、1827年の創業以来「勝利を祝うシャンパーニュ」として世界中で愛されてきた名門ブランド。

ブランドコンセプトは「挑戦、勝利、祝福」。

F1のシャンパンファイトで使われたり、ウサイン・ボルトがCEOになったり、これほどスポーツと親和性の高いメゾンって他にありません。

僕もアスリートの一人として、マムが大好きです。

 

 

そんな歴史のあるシャンパーニュを山頂ゴールした後、みんなで乾杯して飲む!

こんなに素敵なことがが出来ると想像するだけで、ちょっと身震いしてしまいそうですよね。

もちろん飲む場所は、青凪のシンボルでもあるインフィニティープール。

 

 

暑かったらそのままドボンしても良いという支配人の熱いメッセージに、最高のクライマックスが期待できそうな予感がしてきました。

その後、地下のプライベートプールでも、ガーデンスイートでの写真の上映会でも、シャンパーニュは続きます。

こんな夢のようなことが、本当にできるの?

という夢物語にワクワクしながら、当日がやってきました。

 

続く。

 

日本屈指のスモールラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート青凪」で開催された芸術祭に、なんとアーティストの一人として参加させていただきました。

 

自転車選手として生きてきて、こんな素敵な機会が頂けるとは、想像すらつきませんでした。

 

安藤忠雄の作品として有名なこのホテルを今年6月に下見で訪れた時、その佇まいに先ず唖然としました。

無機質な空間に直線を描きながら差し込む光、常軌を逸したサイズのガラス扉、アート作品が突然現れる空間、はたまたヨーロッパの歴史ある教会の中にいるような緊張と心地良さのバランス…

 

ただただ、圧倒されました。

 

プールの水面が絶妙な角度で反射し、コンクリートの表面に水紋アートが現れる

 

フランク・ステラの巨大な作品

 

僅か7室の客室は、全てが面積100m2を超えるスイート仕様で、その空間は庶民の僕には経験したことのない、人生の中でもそう何度も足を踏み入れることができないような空間でした。

 

170m2の広さを誇る「青凪スイート」

 

別棟のスイート。内から外へと伸びて庇になる天井、屋根と壁の間のスリットに唸る。

 

 

元々は美術館だったので、館内には広い空間がたくさんあります。

こんな場所に人が集まって芸術祭をしたら、それは素晴らしい経験ができるだろうな~。

そんなことを思いながら、館内を支配人の吉成さんに案内していただきました。

 

吉成支配人とエントランスで

 

 

僕は、自転車そのものがアートだと思っています。

 

サイクリングの世界では、建物内ではなく外を走ることがアーティストとしての場所。

そこにどんなストーリーがあって、その後に何を感じられるか。

自転車が気持ち良く感じる時って、どんな時だっけ?

そんなことを意識できるイベントにしたい!と決めました。

 

例えばこれまで僕が自転車に乗ってきて、強く思い出に残ってる場面は?

 

すぐさま頭に浮かんだのは、2年前にお招き頂いた熊本震災のための復興ライド「La Corsa KYUSYU」。

 

あの時は、オーガナイザーである元チームトレック監督・正屋の岩崎正史さん、フォトグラファーの丹野篤志さんを始め、多くの方に支えられてイベントに参加しました。

 

この時、ギャラを頂いてしまったのですが、

 

これって復興イベントだよね?

だったら頂いたギャラは、復興に使わなくちゃダメじゃない?

 

という心の声があり、この時のギャラはライドに協力頂いた丹野さんの写真の購入に当てよう、と決めました。

 

サイクリストが被災地に集まって走る。

その土地にお金を落とす。

また、イベントを企画してくださった方にお金を落とす。

 

自転車で出来る、小さな貢献。

 

アーティストの丹野さんが撮った写真は、自転車乗りの写真以外に自転車が全く写っていない風景の写真が沢山あり、それは自分自身の目で見た瞬間そのものでした。

 

愛媛県庁舎 photo by Atsuhi Tannno

 

 

この思い出を、おみやげとして持ち帰りたい。

 

旅行に行くとその地でおみやげを買い、後からその時を思い出すあの感覚と同じで、あの時のあの風景をいつでも思い出せるように。

 

丹野さんの写真は家のリビングに飾ってあります。

 

お土産を買うという行為には賞味期限があり、その場で買うのが当たり前。

時が経てしまうと思い出は次第に薄れていってしまって、そうなるとわざわざ手に取ることもなくなる。

気持ちの高ぶりがある時の方が、手にとって見たくなりますよね?

写真も後日になると、たぶん感動は薄れると思う。

だったらライドの直後に写真上映会をしよう!

 

この僕の提案は、随分と丹野さんを困らせた。

だって写真家は撮影してからも、一枚の作品に多くの時間をかけるものだから。

それでも僕の希望を叶えてくれようと、ライド後にみんなが飲んだり食べたりプールで遊んだりしている間に丹野さんは部屋にこもって鬼のスピードで上映会用の写真を300点も用意してくれたのでした。

 

鬼仕事の前に、一杯だけ飲ませてもらえた丹野さん

 

続く。

 

 

イギリスはヨークシャーで行われたロード世界選手権。

寒さと雨が降る中、コースを短縮しての開催となった。

 

今年もスピードチャンネルにて、ロード世界選手権の解説をさせて頂きました。

 

スタートから集団は速いペースでライン区間を進む。

アタックがなかなか決まらない中、キンタナ、ブエルタの勝者ログリッチェ、

ジロの優勝者カラパスなど、普段はエースとして走る選手の逃げが決まり、

集団は最大でも4分台で逃げを容認。

そんな速いレースが進む中、前半はパンクが多かった。

エース級の選手達がパンクに見舞われながらも、集団へ戻っていく。

U23で失格になったエークホフの影響もあってか、チームカーの隊列にあまり居続けないで、

素早く車列をパスしていっているようにも見えた。

UCIの審判によってその判断は違うため、今回は気をつけているようだ。

 

レース序盤からもうひとつ気になったのは、

選手がウインドブレーカーを取りに行く回数が多かったこと。

雨が止むとジャージの前を開けて走る選手もいて、服選びが難しそうに感じた。

チームカーに戻しては、雨が降ってくるとまた取りに行く。

寒さとの戦いでもあるレースになっていることは一目瞭然だった。

選手によっては、ウエットスーツ生地のグローブを使っている選手もいれば、

半指グローブをつけている選手もいる。

ロード選手は意外と寒さへの耐性が低く、全く走れなくなってしまう選手もいる。

かくいう僕もその一人。

体がこわばり、僧帽筋が痛くなり、ガタガタいう歯が止まらなくなってきてしまう。

 

そんなレース、残り30kmを残してヴァンデルプールがアタックした。

ここについていけなかった選手は、いけなかったのだろう。

優勝候補の一人であるファンデルプールにとって、ゴールまでの距離は得意な距離。

そして、この雨の状態だと周回コースの下りとコーナーはほぼ同じスピードで集団と逃げグループが走るため、

差を埋めるには上り坂しかなく、上りでエース級が動いたらその動きを見極め、危ない場合は絶対に逃してはいけない。

 

残り1周でヴァンデルプールが失速。

トレンティン、モスコンの2名がいるイタリアが優位に見えるが、

モスコンがすでに体力の限界に達しているので、機関車役としてしか使えない。

キュング、ペデルセンは後ろとのタイム差を見ながらモスコンのスピードで進んでいく。

逃げ切りが決まった時、ダビデ・カッサーニ監督が

「後ろの集団は終わった。このレースはお前達のレースだ!」と叫んだ。

 

トレンティンにとっては最大のライバル・ファンデルプールがいなくなった今、

ペデルセンを抑えればキュングのアタックを警戒するだけで勝つ可能性が高い。

残り距離を残してキュングは表彰台を狙っているかのような走りで、

置き去りにしたモスコンに追いつかれない様にペースをあげていた。

それでも上りでは他の2名を置き去りにするかのようにペースを上げるも、

後輪からトレンティンが離れることはなかった。

ペデルセンは、独走力があるためキュング以上にアタックを警戒しなければならない。

モスコンが遅れたことで、追いついてくるのを待つという大義ができたトレンティンは

他の2名よりも先頭で引く時間が短い。

その分ライバルのアタックを警戒しながら進めることができた。

 

残り500m牽制が始まり、ゆっくりとしたペースで進んでいく。

高速でのスプリントと違い、加速してトップスピードに上げるためには

60mから100mの距離を必要とするスロースプリント。

加速のコツは後半に向けて上げていくこと。

トップスピードを維持してしまうと、後ろにつかれて抜かれる率が上がるので、

最高速あたりでの駆け引きをできる余裕を持てると、

相手の加速に合わせてスピードの上下させれば対応できる。

しかし、世界選手権最後のスプリント駆け出しこそ勢いよく踏んだトレンティンだったが、

もう2回くらい加速していかなければならない所で止まってしまった。

ゴール後ペデルセンのインタビューにあった「足の痛みが消えた」とは正反対に、

足が鉛のように重くなったトレンティンが2位、3位にはキュングが入った。

 

ペデルセンは直前のGPイズベルグに優勝してはいるが、

周回コースはクリテリウムのようなコース。

世界選手権に活躍できるだけの要素が少ないが、この日も雨の中の勝利だった。

北欧の選手は寒さに強い特性があるが、全ての選手に当てはまるわけではない。

しかし、今年の世界選手権の寒さは尋常ではなかった。

コンディションは勿論のこと、コースの特性、天候といった3つの要素を

味方につけられた選手が残ったレースになった。

マッズ・ペデルセン思いきりの良い特徴のある走りが、

このチャンスを機会に更に強さを増すことを期待したい。

 

 

 

 

 

自転車によるアートとは

 

僕は、自転車はアートだと思っています。

 

このアートとは、今後10年先にも同じようにアートと感じることであり、永遠に続くもののような気がします。

 

あなたは3年前に参加したイベントを覚えていますか?

 

その記憶は鮮明でしょうか。

 

このアートライドは、あなたの人生で忘れられない記憶として残る自転車+アートの体験となるでしょう。

 

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【瀬戸内アートライド】

安藤忠雄のアイコニックな建築で、世界中から注目を浴びるスモールラグジュアリーホテル、「瀬戸内リトリート青凪」(愛媛県松山市)。
かつては美術館だったこの場所を、三日間だけ再びアート空間に戻してこの秋、「瀬戸内リトリート青凪 文化音楽芸術祭」が開催されます。
そのコンテンツの一つとして企画された「瀬戸内アートライド」は、自転車を一つの文化と捉えて音楽や絵画と並列に位置付けます。
松山のアートスポットと美しい自然を織り交ぜたライドの後は、芸術祭にジョイン。
音楽ライブ、トークショー、映像、絵画、写真など多様なコンテンツを体験しながら、シャンパーニュ片手に自転車について語らい、アートについて語らい、洗練された大人の社交場を一緒に遊び尽くしましょう。

このミスティックなホテルに足を踏み入れること自体が貴重な体験であり、通常は1万円/ 1hで宿泊客のみが利用できるプライベートプールも、この日は「アートプール」として公開されます。
ジャージを水着に着替えて飛び込もう。

またライドには、自転車を主題にした作品で知られるフォトグラファー・丹野篤史氏が帯同し、ライド中の撮影を行います。

スタート地点は、日本最古の湯として名高い「道後温泉」。
この機会に前後泊して道後温泉もついでに観光してはいかがでしょうか。

瀬戸内アートライド概要:

開催日:2019年10月13日(日)
参加費:15,000円(税込)
参加費に含まれるもの:ライド料、ライド中のドリンク、昼食、スイーツ、「瀬戸内リトリート青凪 文化音楽芸術祭」入場料、夕食(ビュッフェ式)、ドリンク、道後温泉までの帰りの送迎

当日のスケジュール(予定)
08h30 道後温泉集合
09h00 ライドスタート
15h00 瀬戸内リトリート青凪到着
15h00-17h00 シャワー・プール遊び・着替え
17h00- 20h00 ライド打ち上げ乾杯、丹野氏の写真上映会、夕食
20h00-22h00 気ままに館内でお過ごし頂けます。
※ 帰りはご希望の時間を伺い、道後温泉までお送り致します。
 

お申込みはこちらから:
https://setouchi-aonagi.com/art-festival/

…………….

<瀬戸内リトリート青凪について>

安藤忠雄建築のホテルとして世界中から注目されるスモール・ラグジュアリーホテル、「瀬戸内リトリート青凪」。
かつて「エリエール美術館」として使用されていた建物は、大王製紙がゲストをもてなすために贅を尽くして造り上げたものだ。
総床面積3500㎡という広大な面積に対し、客室はたったの7部屋。
すべてが100㎡以上のスイートルームであり、世界中の雑誌が取り上げたシグニチャールームの「THE AONAGI スイート」に至っては天井高8m、面積170㎡の広さを誇る。
家具や色彩は最小限に抑えられており、そこにはただ空間と、大きく取られたガラス窓の外に広がる美しい景色があるだけ。
ミニマルにしてクレイジーな建築なのである。

「失敗はしてもいい」

 

なかなか言えない、この言葉。


特に今の若い選手を見ていると、親世代と話していても、

子どもの失敗をいかに少なくするかばかりを考えすぎて、

道を閉ざしていることに気づきます。

 

僕が子どもの時もそうでした。
 

親は僕の行動や選択に対して

「そうじゃない。もっと周りを見てごらん」

「そんなことしてる人いないでしょ?」

と言い続けました。
 

しかし、周りがそうしているからそれが正しいという理由に

同意することが出来ない自分が常にいて、

沢山の失敗をしてきました。


それらの全てをトータルでみると、

間違って失敗することはだんだん少なくなり、

親が経験したことのないことに対しては

自分で決められるようになりました。
 

この経験こそが、自分自身で人生を決定していくきっかけになったのです。

 

誰かにとっての失敗は、本当に自分に当てはまるのか?
 

そんな時に相談するべきは、

自分の考えを経験したことのありそうな人。
 

やってみるべきと思えば積極的に相談して、

どんどんやるべきだと思いながら進めていく。
そんな選択が、

自分の人生を切り開くきっかけになることもある、

と僕は思います。

 

僕には世界を目指す日本人を応援したいという気持ちが、とても強くある。

そして、その選手たちがいつの日か世界最高峰のレースで活躍し、途中で挫折していった選手たちを乗り越えていくこと、多くの選手達が世界に挑戦することが当たり前になっている自転車界を夢見ている。

 

僕はサッカーはあまり普段見ることはないのだけど、W杯の予選や本戦になると結果が気になるし、観戦することも勿論ある。

普段はあまり興味がないことでも、試合の内容が変わると見たくなるというのは面白いと思う。

 

僕が居るロードレース業界、残念ながら日本の中で自転車の競技はマイナースポーツだ。

一昔前は見向きもされなかった自転車だが、ここ十年の自転車ブームもあって、街には自転車に乗る人を、それもロードレーサーに乗る人を多く見かけるようになった。

とても嬉しいことだし、多くの人に競技にも興味を持ってもらえるんじゃないか?とも初めは思った。

 

しかし、自転車に乗ることは気持ちがいいけど、レースをするわけではないし、それほど興味がないという人が多い。

いても、「ツール・ド・フランスは見たことがあるかな〜」という人たちが殆どだ。

 

これはまさに、「公園で子ども達がサッカーをしているのを見るとワクワクして一緒にやってみたくなるけれど、Jリーグの試合を観に行くわけではないんだよね。ワールドカップは見るけど」

という、僕のサッカーに対するスタンスと同じ心理状態に似ている。

 

Jリーグは観ないけど、海外に出て行った日本人がイタリアやフランスで活躍すると観ていた自分を思い出す。

この二つの試合は何が違うのだろうか?

 

日本で活躍するJリーグとW杯の予選では何が違うのか?

それは、世界一になる試合か、日本一になる試合か。

という大きな違いがあることに気がつく。

 

ロードレースを知らない人から、「沖縄の選手(新城幸也)有名ですよね、なんかツール・ド・フランスとか聞いたことがある」

と言われることがある。

 

今年の全日本選手権で勝った入部選手は日本を中心に活躍している選手だが、ロードレースを知らない人には全く無名の存在だろう。

 

この二人の違いは、世界一位になるレースに参加したか、していないか。でしかない。

 

日本では、世界レベルのレースが一つだけ行われている。

「Jプロツアー」(以下 JPT)という実業団レースだ。

4年前、選手を引退して日本のレース界に戻った時、日本のレース界をなんとか世界に繋げることができないかと考えた。

そして、日本で世界のレベルで走れるレースは、JPTの、しかもそれを走るジュニア(17才〜18才)のレースだということに気がついた。

それは、僕がジュニアだった時代の境遇と重なっているからだった。

 

初めのうち、関係者は皆「何言ってるんだ?」という反応だったが、2019年からジュニアの日本代表チームがJPTを走り始めて、状況は一変した。

 

ジュニア選手が、日本のトップ選手と肩を並べて勝負をしている。

 

一つの問題として、いくつかのチームがフランスやイタリア、スペイン、ベルギーで別々に走っているが、次のステージ(世界のチームとの契約)に上りつめた選手は少なく、個人で世界のアマチュアチームと契約を結べている選手は数名しかいない、という現状がある。

こういったバラバラになっている世界を、一つにできないだろうか。

日本にも将来芽が出そうな選手はいるが、残念ながら絶対数が少ない。

正直、ヨーロッパのアマチュアチームで戦える戦力を持つ選手ですら数名だろう。

 

そんな中、今年は日本のジュニア選手がJPTのレースに出始めた。

日本トップの選手に混じり、ギア制限(ジュニアは軽いギアしか使えないので不利)がある中で、見事に結果を出し始めている。

 

東京オリンピックが決まった2013年、「今すぐ東京オリンピックに向けて動き始めないと間に合わない!」とブログで書いていたことをついこの前のように思い出す。

僕が言い続けてきたことが今、良い方向に向かっている状況になってきた。

オリンピック直前の2019年まで動けなかったのには理由があるだろうが、ようやくここまで来れたと感慨深い気持ちになった。

 

「今すぐ東京オリンピックに向けて動き始めないと間に合わない!」

の内容は、日本のチームが一つになる必要があるということだ。 

 

世界一になるためには、自分たちが出るレースが世界一に繋がっているか?という問いかけを常にする必要がある。

 

ジャパンカップに優勝しても、ツアー・オブ・ジャパンに優勝しても、世界一には繋がっていない(誤解を生まないために…ジャパンカップやツアー・オブ・ジャパンは意味がないという意味では決してない)。

 

ヨーロッパで活躍しているチームはあるし、そこをステップに世界に飛び出すことはできる。

 

日本のチームが一つになる構図には、3つのカテゴリーがある:

 

⑴ 頂点は一つのチームで、日本のトップ選手が世界で戦う精鋭揃いのチーム。

しかし、結果を出せない選手はセカンドチームへの降格もありえる。

 

⑵ 中間のチームも1つのチームで、アジアを中心に日本のレースも走る。

アジアでUCIポイントをとり、オリンピックや世界選手権に繋げるチーム。

結果次第ではトップチームに入り、世界で戦える。

 

⑶ 一番下のカテゴリーは、日本で今まで通り10数チームがしのぎを削り、有能な選手はセカンドチーム、飛び級でファーストチームにもジャンプアップできる選手たちがしのぎを削る。

 

この構図が描けると、今までドメスティックな、世界には到底繋がってない一番下のカテゴリーである日本のJPTが、世界一に繋がるレースに豹変する。

 

ファーストチームから先は選手個々が契約を取り、世界トップチームと契約ができるよう結果を出す。

 

ワクワクしないだろうか。

人はワクワクしたり、鳥肌が立つ瞬間の気持ちがとても大切だと僕は思っている。

それは、世界一に繋がっている、という興奮だ。

 

僕が常に上に上がるために、こうなりたい!世界につながりたい!と願って行動してきたことが、ここに繋がっている。

 

なかなか伝えられなかったことだが、これからは言葉にしてこうして伝えていきたいと思っている。

 

長い長いブログを読んでいただき、ありがとう!

 

必ず、日本から世界一を目指す選手が溢れ出るような自転車界を作ります。

 

 

今晩、24時間テレビドラマスペシャル「絆のペダル」がいよいよ放映されます。

 

このドラマには、「絆」というテーマと並んで「自分が夢中なったものを、誰よりも自分が信じて突き進もう」というメッセージが込められています。

そんな内容を感じてご覧頂ければ幸いです。

 

さて。

昨今ニュースを見ていると、誰かの不幸を伝える情報が多く、ネットでもクリック数の多いニュースは闇営業や炎上ニュースが目に入ることが多い。

 

公園を散歩していると、綺麗な木漏れ日を落としてくれる美しい樹に、「駐輪禁止」の看板がくくりつけられている。

街には禁止事項や規制看板が溢れ返り、なんだか気持ちが塞いでしまう。

 

ルール作りは必要だと思うけれど、それによって人々が自分自身で考えなくなることがとても残念だし、「必要なことだから!」と、景色や豊かさを壊していることに気づかなくなってさえいると思います。

 

ルール至上主義になり、「ルールを守らない奴は悪だ!」となってくると、ほんのちょっとでも逸脱した人を見つけると、その人が誰にも迷惑をかけていなかったとしても、叩いたりする。

 

何かに縛られる世の中が当たり前になり、ネガティヴな暗いニュースが当たり前に流れ、誰かの失敗を見るのが当たり前になっていると、そういった人の不幸を見たいと思ってしまう"病気"になってしまう。

 

テレビで放送される内容をみていると、視聴者が何を見ると反応するかがわかってきます。

 

こんな時代に、「自分の夢中になったものに、突き進んでみる!」というポジティブなメッセージ性をもったドラマの主人公になれたことを非常に幸せに思います。

 

互いに足を引っ張り合うような世の中よりも、皆で手をとりあって何かを目指す社会の方がずっと幸せだし、それって、ロードレースそのものだから。

 

人は、明るい話題が多くなると、暗い話題に目がいかなくなっていきます。

それは皆がポジティブに生きたいと思っているからに他ならないから。

 

僕たちのようなスポーツ選手にはそういった、周りをポジティブにできる力があると思うし、僕らがそれを積極的に発信していかなければならない。

 

そして、多くのことに挑戦する若者の後押ができる大人がもっともっと増えていって欲しいと思います。

 

だってスポーツって、応援しているチームや選手が成長すると嬉しいじゃないですか。

 

そんなメッセージがこもった作品「絆のペダル」、是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

ドラマ「絆のペダル」クランクアップの日、生田スタジオを訪問させて頂きました。

 

このドラマの制作に関しては僕自身は本当に何もしてなくて、素晴らしい作品になったとすれば(まだ拝見していませんが、確信しています)それはただただ脚本家の松田裕子さん、制作スタッフのみなさん、キャストのみなさんのドラマに賭ける深い想いと情熱の賜物です。

 

相葉雅紀さん、薬師丸ひろ子さん、酒井若菜さん、ありがとうございました。

素晴らしいドラマを創り上げてくださった撮影現場のみなさん、多くの関係者の皆様に感謝してます。ありがとうございました。

 

このドラマを観てくれた子ども達が、夢を夢のままで終わらせず、好きなことに片っ端からチャレンジし、失敗してもどんどん繰り返し繰り返しチャレンジするようになってくれれば、こんな嬉しいことはありません。

 

また

 

夢は、今の自分を乗り越えるためにある

 

ということを感じ取ってくれたらと願います。

 

だって

 

人はみなそれぞれの夢を掴むために、小さい挑戦でも今こうして挑戦し、成功し、失敗し、という毎日を繰り返しているはずだから。

 

未来の自分を描く夢を、一人でも多くの子ども達に見てもらえたらと思います。

 

https://mainichi.jp/articles/20190819/dyo/00m/200/029000c