【ニュージーランド紀行2023】 | 宮沢たかひと Powered by Ameba

2023年2月23日(水)から3月7日(火)までの New Zealand一人旅 が終わりましたので、以下に総括します。

 

≪New Zealand人の国民性と英語≫

 

 イギリス系白人および原住民のマオリ族中心の国家ですが、多くのインド系、インドネシア系、中国系の移民が構成する多民族国家です。空港や観光都市等では皆さん笑顔で接してくれ、概ね親切で嫌な思いはしませんでした。皆世間話が好きで、よく話しかけてきます。ある中国人は母国のように競争が無く、皆がのんびりと生きているこの国が好きだ、と述べていました。

 観光客として中国人が多いのにビックリ。韓国語も聞こえましたが、日本語はめったに聞こえません。日本に行く予定だった中国人がNew Zealandに流れているようです。ホテルの案内に英語と中国語はありますが、日本語はたまに見かける程度です。

英語は早口でアメリカ英語ともイギリス英語とも異なり、また様々な国の人々が様々な英語をしゃべるので、ごく簡単な英語を聞き取れなかったこともあり、日々挫折の繰り返しで私のヒアリング力は大混乱しました。バス停で一緒に待っていた高齢女性が英語の先生でしたが、外国人がなかなか英語に慣れないのは各国微妙にアクセントが異なっているせいでしょうと話していました。海外の日常生活の中での native speaker との対面会話に問題があると認識しましたので、今後の課題です。

 

≪車と運転≫

 

 約10日間でChristchurch⇒Dunedin⇒Queenstown⇒Twizel⇒Tekapo⇒Christchurchと1800km走りました。無事故無違反でよかったです。車は約8割が日本車です。国道では、無料の高速道路でも、一般道路でも最高速度は100km/h です。ただ、日本でいえば速度制限50~60km/hの道路を100km/hですれ違うのはなかなかスリルがあります。スマホチラ見や居眠りなどでちょっとハンドル操作を誤れば正面衝突で双方即死ですので、ドイツのAutobahn以上の緊張感と集中力が必要でした。また、安全運転していると日本同様あおってくるドライバーもおり、路肩に寄せて行かせます。悪意は無いようですが、これも厄介でした。

 

≪釣りと観光≫

 

 Dunedin からQueenstownまでの道中、3回ほど川でルアーを投げました。一回はウグイのような魚が入れ食い状態でしたが、山に近づくにつれ川は青色で美しいですが、何も釣れず、なかなか厳しかったです。Queenstownでは、ホテル前のWakatipu湖で朝夕まずめにルアーを投げましたが反応なし。Diamond lakeという小さい湖で4時間ほど粘って40cmほどのbrown trout が一匹釣れました。その後、Kingstonに向かう途中Wakatipu湖の川の流入部で30cmのサクラマスを一匹ゲット。Twizelへの移動後、近くの小川でヒメマスをゲット。

 魚密度は北海道のほうが高いかもしれません。あるいはNew Zealandの湖が大きすぎるのか?バンバン釣れると思っていたので、少々がっかりです。釣り人もほとんど見当たらず、釣れる時期でないのか、もともと釣り人口が少ないのか、定かではありません。

 ということで、いわゆる観光らしきことはほとんどせず、当初予定していたMilford Soundの観光もしていません。が、TwizelからMount Cook に向かう道中の景色は広大かつ美しく、感動ものでした。

 

≪SNS時代の一人旅 総括≫

 

 約30年前、ヨーロッパを車で旅行した時は地図とにらめっこで、しょっちゅう道を間違えていました。今は、スマホ、iPad, ノートパソコンを車内に配備し、少なくとも道に迷うことはなくなりました。過去の一人旅と比べ、Global WiFi 使用でメールはいつでもできるし、誰かと話したいと思えばLINEできるし、Google でなんでも調べられるし、全く寂しくありません。その中で、broken English ではありますが、見知らぬ外国人と交流できるのは新鮮でした。

 30歳台半ばでドイツの一人旅したころに比べると、正直体力的に厳しいものがありました。道中、つまらない事や物を忘れたり、勘違いしたりしたこともあり、自分の脳機能の衰えを若干実感しました。現在の年齢ですと、海外一人旅は1週間くらいが適当なようです。それでも、今回のNew Zealand一人旅により私の脳は久しぶりに刺激と活を入れられ、リフレッシュされたように思います。忘れられないタビになりました。

 

写真を適当に掲載します。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

2023年㋂12日(日) 自宅にて