海志会 始動! | 宮沢たかひと Powered by Ameba

私は、東京都新宿区新大久保にある海城高校という私立高校の出身です。

https://www.kaijo.ed.jp/

 

私は長野市で生まれ、中学校卒業まで同市で育ちましたが、東京在住の親戚の勧めで海城高校を受験し合格したので、東京で暮らしてみたいという興味もあり、同校に進学することになりました。

 

海城高校は今では東大に毎年40名を超える合格者を輩出する一流の進学校ですが、当時の海城高校では東大合格者は毎年2~3名で、発展途上の進学校という雰囲気でした。そのためか、先生方の指導は熱く、厳しかったです。

 

2012年12月に衆議院議員に当選したのをきっかけに永田町と霞が関で働く海城高校出身者を集め、2014年3月に「海志会」という同窓会を発足させ、私(昭和48年海城卒)が会長に就任しました。副会長は自民党の村井英樹衆議院議員(平成11年海城卒)です。海志会は、永田町、霞が関、地方自治体で働く海城高校出身の議員、首長、公務員、政党職員、秘書等を対象とし、①会員相互の親睦・交流・情報交換 、②現役海城生への職業に関する情報提供、③海城学園と同窓会(海原会)への寄与、以上三つを目的としています。現在、70名以上の会員を擁し、入会希望者がどんどん増えており、今後、現役海城生と海志会OBが交流できる場もつくりたいと考えています。

 

最近、各界で活躍する海城高校出身者が目に入るようになり、自然に応援したいという気になってきます。15歳から18歳までの「何者でもない」時代に、共通の先生と学び舎で学び、友人とぶつかり合った思い出は卒業年度が違っても共通しています。海城高校出身者が集まる場では、世代と業界が違っても自然に打ち解ける間柄になり、妙に楽しいのは不思議な感覚です。

 

高校同窓会のあり方も変わりつつあります。本年1月、海城学園創立125周年を機に海志会、医業会、士業会、メディア会の四つの会の合同新年会が開催されました。自分の歩んできた道(経歴)を将来に生かすという意味で、同窓異業種交流による”brain share” は卒後の人生を豊かにするのみでなく、海城学園と卒業生の価値を高め、母校の発展に寄与すると確信しています。