私が政治から離れて二年たちました。所属する党派が無くなり、特定のイデオロギーにとらわれる必要もないので、普通の国民目線で、私が出会った政治家の中から、人として、政治家として尊敬できる十人を「十傑」として挙げました。
五十音順に、安倍晋三氏、石原慎太郎氏、江口克彦氏、太田昭宏氏、北澤俊美氏、小池百合子氏、小坂憲次氏、橋下 徹氏、平沼赳夫氏、村井 仁氏の十人です。以下に、これらの方々と私との接点と思い出を、回を分けて述懐してみたいと思います。
四、太田昭宏氏
前国土交通大臣、前公明党代表、衆議院議員。太田氏とは、偶然本会議場で隣同士の座席となり、私のような一年生議員にもご親切にいろいろとご指導いただきました（写真）。その内容は、国会議員の行動規範、政党ガバナンス、憲法、防衛、経済政策と多岐にわたり、指導料をお支払しないといけないくらいレベルの高いご教授でした。私が体調を崩して本会議を欠席した時は、かなり心配していただいたようです。予算委員会での答弁時の太田氏の理論展開、口調、スピードはおおいに参考になりました。ある選挙時には、街頭演説をする太田氏の上手い演説に聞き入ったものです。太田氏との出会いにより、公明党に対する私の印象は１８０度変わり、公明党の政党ガバナンスは私が「理想の政党ガバナンス」を考察する際に大いに参考になりました（http://ameblo.jp/miyazawa007/entry-12123853127.html）。
