五十音順に、安倍晋三氏、石原慎太郎氏、江口克彦氏、太田昭宏氏、北澤俊美氏、小池百合子氏、小坂憲次氏、橋下 徹氏、平沼赳夫氏、村井 仁氏の十人です。以下に、これらの方々と私との接点と思い出を、回を分けて述懐してみたいと思います。
三、江口克彦氏
前参議院議員、元PHP研究所社長。松下幸之助氏の側近であった方です。みんなの党解党に際しては、党の重鎮として尽力されました。ある食事会で江口氏とお会いし、同氏の分析力、洞察力、発信力に圧倒され、「一目惚れ」してしまいました。みんなの党解党後、次世代の党に入党してくださるよう直談判に行き、ご承諾いただいたときは小躍りしたものです。その後も何回か会食する機会をいただきましたが、松下幸之助氏の哲学を介して発せられる同氏の言葉には重みと蘊蓄があり、たいへん勉強になりました。また、２０１４年１２月の衆議院議員選挙に際しては、わざわざ長野市まで応援に来てくださり、何と選挙カーに乗ってウグイスならぬ「カラス」までやっていただきました。昨年の参議院議員選挙には出馬されず引退されたのは残念でしたが、今後もご意見番として政界に睨みを利かしていただきたいと思います。
