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竹田先生の著書中心にヘーゲルをまとめました。日本ヘーゲル学会というのがあるらしく、そのような専門家に見られたら袋叩きにされそうですが、まずは私の第一歩です。

ところで、なぜ私が哲学という学問に惹かれ、勉強しようとしているのか考えてみました。
根源は現在の政党や企業等の「組織ガバナンスのあり方」に対する疑問にあります。理想の組織ガバナンスとはどのようなものかを考えているうちに、結局は個人個人の「哲学のし方」に行きつくのではないかと考えました。また、将来の人工知能AI普及時代を考えるとき、どうしても「人間の存在意義と生き方」を考えざるを得ません。別な言い方をすると、AIが人間に絶対に敵わないのは哲学することではないかと思います。神経科学が進歩すると、将来の哲学という学問のあり様も変わってくるのではないかという好奇心もあります。

竹田先生のまえがきによると、哲学とは

 ・ 習慣的考え方の枠組みを底から見直し、その考え方を絶えず書き換えてみること
 ・ 先人たちがどういう仕方で習慣的考え方に逆らって新しい考え方をしたかについてのいろんなモデルを得ることができる。
 ・習慣的な考え方でものごとを考えると、どうしても自分が苦しく、行き詰ってしまうときがある。そのようなときに哲学は根本的に考え直すきっかけを与えてくれる。
 ・ 哲学的な言葉の使用がわたしたちに最終的にもたらすのは、結局哲学するものにとっての自己了解、自己と他の関係の了解ということ。
 ・ 哲学は世界を生きてみる人間が自分自身を絶えず新しいかたちで了解し、そのことを通じてより深く生きる、そういう道のひとつの手立てをもたらしてくれる。

だそうです。私が竹田先生の著書を好む理由は、哲学という学問を世の中の一般の人が使いこなせるようにしたいという竹田先生の熱意を感じるからです。世の中には多くの学問分野が存在しますが、専門外の一般の人が理解し役立てるようにする姿勢は重要であり、また最も難しいことであると思います。


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【Georg Wilhelm Friedrich Hegel 1770~1831】

■大辞林 第三版の解説
ドイツ観念論を代表する哲学者。自己を否定・外化した上でその否定をさらに否定して自己に還帰する絶対者の自己展開の過程(弁証法)を構想。論理・自然・精神の三部門からなる体系により近代市民社会の疎外的現実を思弁的に克服しようとした。全体性・普遍性を重視するその傾向は理性の狡智の思想などに現れ,反発も招いたが,青年期の著作には実存主義を先取りする着想もある。

■ 近代哲学をまとめて大きな体系を打ち立てた。社会の動きや歴史の運動までをも哲学的認識の課題の中に繰り込んだ。(竹田青嗣 「自分を知るための哲学入門」 p171)

■ ヘーゲル弁証法:あることがらについての二つ以上の対立意見をより優れた意見によって一元化する。(竹田青嗣 「自分を知るための哲学入門」 p172)。ヘーゲルはこれによりカントの二元論を批判し、一元論を提唱。

■ カントの二元論への反論: 人間の認識力は不完全という前提に立つカントの二元論における、現象の世界とモノ自体の世界の区別はナンセンス。事実としては、歴史全体を通して人間は徐々により深く世界を知っていくのであり、この知られ得るものとしての世界の総体が世界の全体なのだ。カントのいう、「けっして知られ得ない世界」などというものはどこにもないし、そんなものを想定する必要もない

■ 人間の認識は一定の能力をもつというものではなく、原則的にその能力を徐々に高めていくもの。認識能力というものは、原理的に、人間の世界(モノ)への働きかけや教養などによって、どんどんパワーアップしていくもの。(竹田青嗣 「自分を知るための哲学入門」 p172-3)

■ カントの道徳哲学への反論: カントが単に善を意欲せよと言うのに対して、ヘーゲルは認識を深めることで善に向かう必然が見えるようになる。 大事なのは善いことへ向かう自由意志ではなく、労働と教養を深く積んで、世界についての認識を深めることである。
 (竹田青嗣 「自分を知るための哲学入門」 p173-4)。

■ ヘーゲルは近代哲学の根本問題であった主観と客観の一致問題、心身二元論の論理的矛盾を一元論により説明し、そのことによって近代哲学を単なる認識論の問題から切り離し、社会や歴史の考察の体系として仕上げた。 (竹田青嗣 「自分を知るための哲学入門」 p177)

■ ヘーゲル理論の二つの問題
 ①社会は歴史についての決定論的性格
 ②社会や歴史を超えてそれを規定するような超越者を想定する点
 この問題に対して、マルクス、キルケゴール、ニーチェ、フッサールなどが対立。
 (竹田青嗣 「自分を知るための哲学入門」 p178)。


参考図書: 竹田青嗣著 「自分を知るための哲学入門」 筑摩書房


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