シンガポール紀行2 カジノ | 宮沢たかひと Powered by Ameba

13日夜、MRT(地下鉄)でシンガポールのマリーナベイサンズホテルにある公営カジノを訪れました。

私にとっては初めてのカジノですが、初体験の感覚を大事にしたいので、あえて下調べせずに訪れました。パスポートで簡単に入ることができ、ドレスコントロールも厳しくなく、皆さん結構普通の庶民の服装でした。地元の中国系シンガポール人が多かったように思います。

武道館のような広い空間に、スロットマシン、カードゲーム、ルーレット、サイコロゲームと様々なゲームがありました。カードゲームの中で私が知っているのはポーカーくらい。印象的だったのは、ホスト役の係員も客も、能面のように無表情なことです。手を読まれないようにするためでしょうか?普通のレジャーランドで見られる笑顔はありませんでした。スロットマシンの画面を叩きながら大声を出しているオジサンもいました。

さて、日本ではIR(Integrated Resort)法案が国会で盛んに審議され、日本でもカジノを大都市に設置して経済発展の起爆剤にしようという気運が盛り上がっています。ただ、ラスベガスやシンガポールのカジノをそのまま真似て設置しただけで、果たして同じような経済効果があるのか、心配です。私はカジノ設置に反対というわけではありませんが、ギャンブル依存のリスクを踏まえ、日本の文化と風土に合うカジノのあり方を考察する必要があると思います。また、すでに日本で盛況なパチンコとの関係や法整備も必要でしょう。