今日は東京都知事選挙の告示日ですので、私の都知事選挙への姿勢を明らかにしたいと思います。
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私は日本維新の会所属の国会議員であり、党の方針は自主投票と決定されています。
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私は「脱原発依存論者」ではありますが、突然の脱原発による日本経済の混乱、廃炉のための原子力技術の維持、代替エネルギー技術力が未だ不十分等の理由で、「即時原発ゼロ」には賛成しかねます。脱原発のロードマップを示し、今後のエネルギーベストミックスの展望を示すべきですが、それは国の仕事です。脱原発を掲げて当選しても、最大の電気供給先である東京都の知事といえども、脱原発を推進する権限と手段を持っていないのです。
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東京は世界の中の大都市であり重要であることは間違いありませんが、日本国の中の一地域にすぎません。「国」の重要政策が、ある一地域の首長選挙によって大きく左右されるのは、あまり好ましい状況とは思えません。
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「政治家の年齢」も重要なポイントです。6年後、2020年の東京オリンピック時に、都知事は活力あるリーダーであることを望みます。「年齢には個人差がある」という一言で片づけず、来るべき長寿社会に備え「リーダーにふさわしい年齢」について真剣に議論すべき時期が来ています。脳科学および医学的観点からも、ご高齢のベテラン政治家は新たにリーダーにならず、ご意見番や相談役などの形で若い活力あるリーダーを補佐する役割に徹していただきたいと考えています。私は、政界のみでなく、あらゆる業界で新たなリーダー就任は30~60歳代に限定し、後輩に潔く禅譲する文化を培う必要があると思います。
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一方で、自民党は過去に除名した舛添氏を推すようですが、政党として正式に下した判断を棚に上げてまで同氏を推すことについて、政党決定の重みと価値をどのように考えているのか、一国民として理解に苦しみます。小泉進次郎氏が言われるように、大義がありません。
党内では、橋下共同代表は自主投票を明言し、石原共同代表は田母神氏支持、松野幹事長は細川氏応援を表明しておりますので、私も上記の理由により静観することにしました。
私の人物眼を通して見ても、細川氏、舛添氏、田母神氏、宇都宮氏は、それぞれ立派な人物であると思いますので、政策と持論を都民に説明し、正々堂々と選挙戦を闘っていただきたいと思います。