東京オリンピックで選手が走り抜けた北海道大学(観光案内) | 宮崎留美子のソロ活動

宮崎留美子のソロ活動

最近「ひとりで活動する(ソロ活)」ということがちょっとしたブームになっています。
以前だったら「ぼっち」なんていわれていたのですけれどね。ただ、私はずっと以
前から、ひとりで行うことが好きでした。その私のソロ活を紹介します。参考にして
ください。

 北海道の観光を考えておられる方や北海道大学の受験を検討している受験生のお役にもたつと思います。


 2021年、東京オリンピック2020のマラソンコースは東京ではなく札幌になりました。そのマラソンコースの中に北海道大学の構内が組み込まれました。オリンピックのマラソンコースのなかに大学構内が組み込まれたのは、そのときが初めてだったかと思います。オリンピックのコースになるぐらいに、北海道大学の構内は広大で緑豊かな公園みたいなところなのです。

 

 観光ガイドブックで札幌のところを見ると、北海道大学の構内が必ず出てきます。ここは、大学というよりも公園だとか観光地といった趣があるのです。大学側もそのことを意識しているのだと思います。正門を入ったすぐ横にインフォメーションの建物があるのですが、そこで、北海道大学の構内案内の地図がもらえます。学生や教職員にというよりも、どちらかというと観光客を対象としているように思えます。実際にも、紅葉期ともなると、観光客がうじゃうじゃ構内を歩いているのです。アカデミックな大学というよりは、公園のなかに点在する大学といった方がいいのかもしれません。とはいえ、北海道大学は、受験界では「旧帝大」というくくりのなかにあって、全国的にも有名な大学ですから、大学受験される方は、気合いを入れて勉強し志願してくださいね。
※北からいうと、北大(北海道大学のこと)・東北大・東大・名古屋大・京大・大阪大・九大(九州大学)の7つで、戦前に存在した帝国大学の流れをくむ大学のこと.これらの大学は難関大学とされていますが、大学受験生のためにいうとすれば、7つの中では、北大と九大が比較的に入りやすいかもしれません。とはいっても、かなりの勉強量は必要ですよ.旧帝大のなかでは入りやすいとしても、立地、勉学の環境、就職など、満足度が高い方ですから、ある意味では「お得感がある大学」ということになるかもしれません。とくに立地に関して言うとすれば、札幌の都心部である札幌駅から、正門まで歩いて6、7分という、超がつくほど近いところにあって、それでいて、一歩、構内に入れば、そこは緑があふれる公園。こんな立地がいい大学はなかなかないと思いますよ.受験生はそんな部分も参考にしてください.

 

  
 正門を入ってすぐのところにあるインフォメーションの建物、そのなかにおしゃれなカフェがあります。もちろん、学生や教職員以外でも可というよりは、以外の人の方が多いかもです。
 最初にカフェに行くよりは、まずは構内案内のパンフレットをもらって、構内の観光をしたあとに、ここでカフェするというのが常道かもしれませんが、ずっと観光して歩くと、端のほうまではかなりの距離があります。そこからまたもどってくるのはたいへんかもですね。正門は、北海道大学のなかではもっとも南端になりますから、最初にカフェをして、案内のパンフレットを見ながら散策の計画をたてるのもいいかもしれません。

 

  
 インフォメーションから100mぐらい歩くと、中央ローンというところに出ます。春先から秋まで、近所の保育園の先生と児童が、ここで遊んでいる姿をよく見ます。ときには、寝っ転がってお昼寝する人もいらっしゃいます。この川はサクシュコトニ川といいます。昔は流れていたらしいとのことですが、今は人工的に流れをつくっています。

 

  
 ここは農学部の校舎とその内部のメイン階段です。春先は新緑が美しく、秋には色づいた紅葉を見ることができます。農学部というと、他大学では、一般的にはそれほど難関の学部ではないのですが、ここ北海道大学は、札幌農学校から始まっていて、その札幌農学校には、あのボーイズビィアンビシャスのクラーク先生がおられたということもあって、理系学部のなかでは人気は高いです。農学部をめざして北海道大学に入ってくるという方もいます。大学入試そのものは他学部と一緒にしての「総合入試理系」というかたちで合格が決まるので、工学部や理学部などの他学部と同じレベルですが、2年生の半ばに具体的に学部・学科を決めるときに難易度が関係します。学部移行のそのときには大学での成績が関係します。大学の成績で、農学部を希望する人は比較的成績が高いみたいです。ちなみに、私は、この農学部でした。とはいっても、いまみたいに高くはなかったかもです。農学部は、以前と違って、現在の方がレベルが上がっていると思います。
 校舎内部の階段は重厚ですね。いかにも、昔からの伝統ある校舎といった感じですよね。

 

  
 農学部校舎からもとのところにもどると、この胸像があります。これが、あのクラーク博士の像なのです。北海道大学の看板といっていもいい方ですね。ちなみに、2枚目の小さめの写真の銅像が、最近ではクラーク博士の銅像としては知られていますが、こちらは、この胸像よりずっとあとになって、羊ヶ丘展望台というところに建てられたもので、北海道大学の構内ではありません。

 

  
 この道路が、北海道大学を南北に貫いているメインストリートです。ここを、奥の方から手前側に、東京オリンピック2020(2021年開催)のマラソンコースとなって選手が駆け抜けました。手前側が南側、奥が北側になります。最南端から最北端まではけっこうな距離がありますよ。

 

  
 このエルムの木は大きいですね。昔の理学部校舎(今は北海道大学総合博物館、見学は無料ですよ)と農学部校舎のなかほどに広がるローンの一角にあります。私が在学していた頃は、この場所で、ジンギスカンパーティなんかをしていた学生もいましたが、今は、火を使うことはできるのかなあ。

 

  
 ここはセイコーマートというコンビニエンスストア。道外の人は知らないかもしれませんが、北海道内では最も店舗数が多いコンビニなんですよ。ローソンやファミマよりも、まずはセイコーマート、セコマといっています。北海道民の愛すべきコンビニなんですよ。この2階部分にテラス席があって、セコマで購入した食べ物をここで食べたりできます。冬はとてもじゃないですが、暖かくなった5月ごろから10月ごろまでは、緑を見ながらまったりとできそうですね。もちろん、観光客もOKですよ。

 

  
 ここは、レストラン「エルム」。学食ではないですね。学食は、大学内に何カ所もあります。もちろん価格はとても安いです。しかし、お洒落というわけではなくセルフサービスですが、ここは、スタッフの方が接客する普通のレストランと考えていいでしょう。札幌グランドホテルのレストラン部門が請け負っているそうです。ですから、価格もそこそこはします。でも、街中のレストランと比べると1割ぐらいは安いかもです。大きくとられた窓からは、隣接する大野池の木々を眺めることができ、紅葉期にはなかなかのロケーションだと思います。
 学生はあまりいないと思います。学生はなんてったって安い学食でなければ懐がもたないでしょう。教職員はけっこういるかと思いますが、紅葉期などには、観光客の方が多いかもしれませんね。学外者でも、なにも臆することなく入ることができます。なんてったって、北海道大学は観光地なのですから。

 

  
 春先から初秋までは、緑豊かな大野池です。秋になると紅葉が美しいです。ベンチなどもしつらえられているので、ゆっくりと休むこともできますよ。

 

  
 レストラン「エルム」の手前から左側に曲がり200mぐらいいくと、観光としては有名なポプラ並木があります。うーーん、これは、期待していると、ガッカリの場所になるかもです。高知のはりまや橋みたいな感じのガッカリのところかもです。といっても、大きく期待していなければ、なかなかのポプラ並木ですよ。
 そのポプラ並木の横のところに、ひっそりと建っているのが、新渡戸稲造の胸像です。新渡戸稲造って誰? えーーっ、ひとつ前の五千円札の人物ですよ。今の五千円札は樋口一葉、次は津田梅子ですよね。五千円札は女性が起用されるようになってきましたが、今のひとつ前が新渡戸稲造です。彼の著書は『武士道』というもの。彼は、札幌農学校の2期生として入学しています。

 

  
 大野池の対面あたりに、メインストリートとは直角に交わる道があります。ここの並木が銀杏並木なのです。現在の札幌の観光ガイドブックを見ると、この銀杏並木の方がポプラ並木よりも大きく扱われています。東京の外苑前の銀杏並木は片側2列、両側で4列になっていますから、この方が見事だとは思いますが、札幌では、ここの銀杏並木の黄葉は有名です。あとは、旧北海道庁前の銀杏並木もきれいですね。
 黄葉期には、観光客がうじゃうじゃ。大学のスタッフの方が、声をからして整理しています。

 

  
 この場所は、北海道大学の最北端部分になります。獣医学部の校舎はこのあたりにあります。ここまでやってくる観光客はあまりいませんので、人はまばらです。でも、酪農・畜産に関する展示物などもありますから、一見の価値はあるかと。ここまでくると、最初の正門までもどるのはちょっとしんどいです。ここからだと、地下鉄南北線の北18条駅が最寄り駅になります。北海道大学は、正門は札幌駅(北口)、医学部や工学部、薬学部へは北12条駅、獣医学部や1年生のときに学ぶ校舎は北18条駅が最寄りです。地下鉄駅がちがうからといって、学部校舎がバラバラにある「たこ足大学」ではないですよ。正門から獣医学部までひとつのキャンパス内にあります。しかし、学部によって地下鉄駅がちがうのです。最寄り駅は3つです。札幌駅、北12条駅、北18条駅の3つ。これで、すごく広いということがわかるかと思います。※水産学部だけは札幌ではなく函館にあります。札幌のこのキャンパスは、文系・理系を含めて11学部からなりたっています。水産学部を含めて12学部で、国立大学では最多。ちなみに、九州大学も12学部ですから同じということになります。東大は院を除けば10学部です。東大には、水産学部や薬学部はありません。
 ここは、北海道大学の北端部に位置するところにあるモデルバーン。北海道酪農のモデルとなる畜舎ということになるのでしょうか。今や北海道の酪農は日本をけん引する地位にあるのですが、明治期には酪農などと産業が初めから日本にあったわけではありません。札幌農学校がけん引していったのでしょうね。そういう伝統を受け継いでいるためか、北海道大学にある獣医学部は、日本のなかでは最難関の学部になります。国立の上位の医学部に合格できるぐらいの学力が必要みたいです。今の北海道大学では総合理系(別に総合文系もある)といっていますが、私がいたころは理類という枠組みでした。その理類から(今は総合理系)獣医学部に進学できたのですが、私なんかとてもじゃありません。1年生のときに履修する科目が、ほとんどA(当時は「優」といっていたかなあ)でないと獣医学部への学部移行は無理でした。ニューハーフのアルバイトなんかをやっていて、「可」があるような成績ではとても無理というものです。

 

 

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