宮崎留美子のソロ活動

宮崎留美子のソロ活動

最近「ひとりで活動する(ソロ活)」ということがちょっとしたブームになっています。
以前だったら「ぼっち」なんていわれていたのですけれどね。ただ、私はずっと以
前から、ひとりで行うことが好きでした。その私のソロ活を紹介します。参考にして
ください。

※別のブログで、ファンの方が、このブログについてのことを書かれていて、そちらの方の解説が秀逸でしたので、こちらの方にも転記させていただきます。色を変えている部分が転記した部分です。

 20年以上前は、こんな脚にピッタリしたパンツってみかけませんでした。こんなパンツが出てきたとき、「これって、このままはいて街歩きできるのかな」と思って躊躇していたのですが、そのうちに、こんなパンツ姿を見かけることが普通になってきました。
 私は、こんなレギンスパンツをはくのは大好きで、よくはいています。今回、レギンスパンツをはいた写真を集めてみました。
 1980年代後半・バブル期、ミニスカ等の短いボトムスにレギンスを合わせるコーデが流行。それ以前はスパッツのアイテム名で呼ばれていたものです。今では、レギンスは腰から足首までを覆うファッション性の高いものを「レギンス」と呼び、腰から膝辺りのインナーや、スポーツをする時に着用する短めのものを「スパッツ」と区別して呼ぶようになりました。
 「レギンスパンツ」は、いわゆる普段よく見かける幅広のワイドパンツと同じく「ボトムス」と総称されますが、タイツやストッキングの様に脚にフィットしたボトムスのことを指して、特に「レギンスパンツ」と呼びます。又、デニムをはじめ、コットンやポリエステルなどの一般的素材で作られているものを「スキニーパンツ」と呼び、ストレッチ性や伸縮性に優れた素材で作られているレギンスパンツと一応区別されています。しかし、細かい区別をする傾向は薄れてきており、共にファッション性を楽しむボトムスとして愛好されています。

 

  
 この写真、ちょっと気に入っています。脚にぴったりとはりつくようにはかれていて、脚のかたちが綺麗に出ているでしょ。北海道の道東、美幌峠での撮影です。
 歩いている瞬間をとらえた様なポーズ、ムービングショット。このポーズとっても絵になりますが、見事なまでの美脚にも目を奪われます。留美子さんの脚にピッタリフィットしたレギンスパンツ姿。おきれいですねえ。美空ひばりの歌碑のある道東・美幌峠にて。※このように赤字になっている部分が転記したものです。以降、同じです。赤字中に青字がある場合は、その部分は宮崎留美子が書いています

 

 

  
 この写真も、脚のかたちがきれいに出ていて気に入っています。立川にある昭和記念公園のチューリップ畑です。
 このお写真も抜群の美脚に目を細めます。脚のかたちが、ほんとにきれいに出ています。ドレープ袖のトップスもお洒落ですねえ。今は盛りを終えた、立川・昭和記念公園のチューリップ畑にて撮影。これからは「花菖蒲」等が見頃になります。

 

  
 東京・飛鳥山公園下の飛鳥の小径というところに植栽されている紫陽花です。レギンスパンツよりいくらか厚めのデニムのスキニーパンツといった方がいいかもですね。
 「小雨が止んだら、飛鳥の小径を歩いてみませんか」そんなキャッチフレーズの魅惑的な紫陽花ロードです。今日の留美子さんは、8分丈(クロップド)のデニムのスキニーパンツに、ちょっと肩の入っているカラフルな色合いのブラウス。斜に構えたお帽子。シティー感覚にあふれたお洒落スタイルです。万朶の「手まり紫陽花」の群生の美と共にご観賞下さい。

 

  
 このパンツも、デニムのスキニーパンツですね。これは10分丈、ひとつ上のデニムのパンツは8分丈ですね。奈良の壺阪寺というところでの撮影です。
 同じデニムのスキニーパンツスタイルをもうひとつ。タイト目のブレザーと合わせた、お洒落な外出スタイル。素敵ですねえ。清少納言推しの霊験の寺・壷阪寺の四季(春の桜、新緑や紫陽花、秋の紅葉、雪景色)を「いと、をかし」とぞお楽しみあれ。

 

  
 こちらはデニム風のレギンスパンツ。スキニーパンツに比べると、脚に張り付くみたいな感じで、脚のかたちがはっきりと出ますよね。ここは、奈良の石舞台古墳です。
 ここ明日香村・石舞台古墳には、蘇我馬子が埋葬されています。30数個の岩の総重量は約2300トンもあります。デニムのレギンススタイルにお気に入りのセーター姿。現代美人留美子さんの「日本人の心の故郷・明日香村」探訪をご覧下さい。

 

 

   デニムのスキニーパンツをレザーのニーハイブーツにイン。トップスは女性らしい花柄模様。浜松アクトタワー展望台にて。

 日本一早咲きの梅で知られる熱海梅園でのスエード生地のニーハイブーツ。レザーに比べ、ソフトタッチで、見た目ぬくもりが感じられますね。


 この2枚の写真は、デニムのスキニーパンツ。2枚の写真とも、ブーツにインしたスタイルです。冬はこの姿をすることがけっこうあります。上の写真は、浜松駅の横にあるアクトタワーの展望台で撮りました。下の写真は、熱海にある熱海梅園内で撮っています。

 

   門司港レトロ地区。大正3年(1914年)に開業したJR門司駅。今も現役(駅名は門司港駅)のルネサンス様式の木造2階建て駅舎です。旧門司税関。三井倶楽部、等々。レトロな街並みを散策する留美子さん。潮風かおる門司港岸壁でのワンショットです。
 「ここにおいて梅樹数千株を芸ゑ、もって魁春の地を表はす」(水戸斉昭)。春の魁(サキガケ)水戸偕楽園での観梅シーンです。

 銀杏の落ち黄葉の絨毯。錦秋の広島福山城の、黄金色の美の世界をご堪能下さい。

 3枚とも同じスタイルですね。このブラウスとキャメル色のニーハイブーツとのコーディネートが気に入って、こんなスタイルで旅行していました。上の写真は九州の門司港、門司港レトロ地区で撮っています。中の写真は茨城の水戸の偕楽園です。下の写真は銀杏の落ち黄葉、福山城です。

 

  
 この写真は玄関前で撮っています。上のトップスの服がお気に入りです。
 玄関前にて撮影。留美子さんの妖艶・豊麗な容姿。美フェロモンあふれる、悩殺美ボディーはいかが。
She is extremely charming. とっても魅力的ですねえ。

 

  
 最後の写真はきれいな景色とともに。宮古島の隣の島(といっても橋でつながっています)の伊良部島にある渡口の浜というところです。エメラルドグリーンの海の色と私のトップスの色がほとんど同系色ですね。
 沖縄宮古伊良部島・渡口の浜にて。トップスは。エメラルドグルーンの海の色に近いカラ-です。渡口の浜は、長さ800mの真っ白な砂浜。透き通った海水。潜らなくても熱帯魚の姿を見る事が出来ます。正面には、宮古島と来間島の景色が望め、その光景はまさに絶景です。

 

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  最初の1枚は、新・留美子讃歌のブログで、「留美子さんの最高傑作」「最高の美女振り」と絶賛してくださったこの写真です。

 

  2枚目は、ずいぶん前になるのですが、納涼船クルーズのなかで撮ったこの写真です。

 

  3枚目・4枚目は、ショートパンツで、思い切り脚を見せているこの写真です。3枚目は江ノ島にて、4枚目は東京たてもの園にての撮影です。

 

  5枚目・6枚目・7枚目は、ナチュラルストッキングの脚でミニスカートをはいている写真を紹介します。5枚目は「おとめ山公園」というところで、6枚目は「埼玉県越生市にある五大尊つつじ公園」での写真撮影、7枚目は某ビル内で撮っています。

 

  8枚目と9枚目は座っている写真。8枚目はタイのホテルの中で撮ったもので、9枚目はレインボーブリッジをのぞむお台場で撮っています。


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 高校を卒業して大学に行くようになったとき、親元からものすごく離れたところの大学に通学するようになりました。そういう環境もあってか、ニューハーフのアルバイトをするようになったのです。ここの写真は、だいたいそのころの写真です。ですから、今からずっと前の、私が若い頃の写真です。

 

  
ニューハーフのお店でアルバイトし始めた頃の写真です。まだ洗練されていなくて、どん臭さが残っているでしょ(笑)

 

  
アルバイトを始めて、ずいぶんとたったころです。好んでミニスカートをはいていました。

 

  
こんなゴージャスなドレスをまとって接客することもありました。

 

  
コンパニオンみたいなお仕事を、お手伝いしたときの写真です。フレアタイプのスカートなので、こんなふうに裾がひろがっていたので、ローアングルから撮られると、こんなふうにパンチラになっていました(笑)

 

  
あまり着ることはなかったのですが、こんなボディコンの服を着て接客したこともありました。こんな服だと、座ったときに、スカートの裾がめくれあがって、パンティが見えないように手で隠すことに神経を使うので、苦手な服のタイプでした。

 

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 さすがに今は、こんな女子高生のコスプレ写真だと、年増コスプレみたいになってしまうこともあって撮っていませんが、昔、まだ若い頃、制服のコスプレ写真を撮ったことがありました。今回はその写真を紹介します。

 

  
この写真が、一番、穏当な写真かもしれないです。紺のハイソックスで清純そうでしょ(笑)

 

  
この写真は、紺のハイソックスで、いかにも女子高生らしいでしょうか。パンチラになっていないのは穏当でしょうか。

 

  
ブレザータイプで、今の女子高生の制服の典型例ですね。

 

  
この写真もブレザータイプで、現在の典型的な女子高生スタイルですね。

 

  
白のハイソックスで、高校生といっても高1ぐらいのイメージかもですね。ちょっとばかりパンチラになっているのはご愛敬で・・・

 

  
この写真はセーラー服でのコスプレです。なんか、けっこう見えちゃっています(笑)

 

  
この写真もセーラー服タイプです。私がはいていた白のハイソックス、ほしいですか?(笑)

 

  
この写真はセーラー服スタイルで、顔の部分をアップして撮っています。

 

  
最後の写真はこれ。イケイケ姉ちゃんみたいなイメージで撮りました。

 

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 今の写真ではなくて、昔の若い頃に撮った写真です。その当時は、女子の体操服はブルマーが普通でした。今は、ブルマーは絶滅してしまっていますね。
 ブルマーの体操服で、昭和レトロを満喫してください。

 

  
バレーボールを小物として配置して、スポーツを終えて休んでいるという光景をイメージして撮ってみました。

 

  
ツインテールにしてみました。暑いので、体操服をまくっているというイメージです。

 

  
ブルマーって、お尻に食い込んでしまうので、こんなふうにして直していませんでしたか。

 

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 このところ、毎年、ミニスカサンタの姿でコスプレ写真を撮りに行っています。これまで撮ったミニスカサンタの写真の中で、よく撮れているかなと思われる写真をまとめました。

 

  2019年、新宿御苑で撮影しています。白のニーハイブーツをはいての撮影です。

 

  2022年、このときは、ひざ下の白のロングブーツをはいています。ポーズがちょっと色っぽいかなあと思っています。

 

  2023年、今回は、ブーツではなくて、白っぽいライトグレーのラメ入りのニーハイソックスと、ほとんど同系色のセパレートパンプスをはきました。

 

  2021年、よみうりランドのイルミネーションを背景に撮影しています。白のショートブーツでの撮影です。

 

  2020年、お台場での撮影です。この年の12月は、本来ならば東京オリンピックは終わっていたはずですが、コロナ禍で開催が1年伸びたため、お台場にはまだ五輪マークが飾られていました。

 

 サンタのコスプレの服は、どの年も同じですが、靴を中心にアレンジしています。どの年のスタイルがお好きですが。感想を書いてくださったり、下のランキングのバナーをポチッと押していただければ幸いです。

 

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 玉川上水は、江戸時代初期、多摩川の水を江戸市中にひいて上水にするためにつくられました。今、その上水べりに遊歩道かつくられていて、晩秋は紅葉がきれいです。そこを歩き、近くにあるカフェでコーヒーをいただいてきました。

 

  銀杏の木があって、落ち黄葉が黄色の絨毯みたいになっていたり、モミジの木々の赤い色が目に鮮やかだったり、晩秋の半日を過ごせます。

 

  上水べりにはちょっとした公園もあったりして、そこのベンチに座って、コンビニで買ってきたサンドイッチを食べるのもいいかもしれませんね。

 

  三鷹市と武蔵野市の境あたりを流れる玉川上水のそばには、「むさしの森珈琲」というお店があります。ここは、以前は、「すかいらーく」のお店だったのですが、リニューアルされていました。このお店の隣のビルが、株式会社すかいらーくの本社ビルなんですよ。写真の背景に見えているビルがそうです。

 

私のこのときのコーディネート、ブルーグリーンのパンツに白いロングブーツはいかがでしたか。

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 新宿御苑で、サンタのコスプレで写真を撮ってきました。
● 紅葉がまだ残っていて、紅葉とサンタさん、面白いコラボですね。

 

● 枯葉が地面にたくさん落ちていて、そこのベンチで撮ってみました。池のほとりでの撮影です。

 

● 新宿御苑のメインとなる池。紅葉がまだ残っていて、紅葉とサンタさん、面白いコラボですね。

 

● こちらは、御苑内にある日本庭園の方の池。メインの池に比べると、ちょっと小さかったかな。

 

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 私は、毎年、クリスマスが近づくと、サンタのコスプレ姿で撮影に行っています。今年は、ミッドタウン日比谷 と 丸の内仲通り のイルミネーションでの撮影、そして、新宿御苑での撮影を行いました。新宿御苑は以前にも撮影に行ったことがあるし、そんなに人が多いというわけでもないので、ミニスカサンタの姿でも、そんなに恥ずかしくもなくて撮影ができましたが、さすがに、イルミネーションのところでは、人も多くて、ちょっと恥ずかしかったです。
 去年までは、白のロングブーツ、ニーハイブーツ、ショートブーツをはいて撮影していました。今年は、うすいライトグレーのラメ入りパンプスがあったので、同じくライトグレーのラメ入りのニーハイソックスとコーディネートしてみました。
↓ ここは、丸の内仲通りの写真スポットで撮りました。みなさん、ここで撮るのに、順番待ちで代わる代わるに撮っていました。

 

   ミッドタウン日比谷というところがあって、ここもイルミネーションがきれいでした。みなさん、写真を撮る人がけっこう多かったです。そのなかで、こうやって、ひとり撮りするので、ちょっと恥ずかしかったですねえ。

 

 

   私が撮っている写真のことで、よく質問されることがあります。「一緒に行った誰かに撮ってもらっているんですか」と。
 いいえ。ひとりで撮っているんですよ。今回は、私の撮り方を説明しますね。三脚を使います。でも三脚禁止のところがあったりして、そのときには、バッグの上にちょこんと置けるような自在グッズを使うのですが、基本は三脚です。私の手にスマホがあるでしょ。これはリモコンシャッターのアプリを使っていて、スマホの画面には、カメラのレンズでとらえた画像が映されています。その画像を見ながら左に右に前にうしろにと移動して写す画面の構図を決めるのです。あとは、スマホにソフト的に映されているシャッターボタンを押すと、Wifiでつながっているカメラのシャッターが切れるというわけです。この写真のシーンだけでも、5枚とか6枚とか写しています。「下手な鉄砲、数撃てばあたる」のかどうか、1枚ぐらいはまあまあ撮れているのができるわけです。みなさまに公開している写真の裏には、ボツになった画像がいっぱいあるということなんです。
 この場所は新宿御苑。ここは、桜の季節ゆ紅葉の季節などにも、ときどき撮影に行っています。
↓ 新宿御苑のメインとなる池です。そこにかかっている橋の上で撮りました。背景に見える建物は、NTTドコモの本社ビルですよ。

↓ ここも同じ池のところです。うしろの建物は、新宿御苑内にあるスターバックス。すてきな景色を見ながらカフェが飲めるとあって、人気店みたいです。

↓ 西洋式庭園のところにベンチがあって、ここで撮影してみました。

↓ メインの池とは別のところにある玉藻池。大きな石灯籠があります。


 

 

 

 

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 札幌が、今みたいな200万都市ではなかった頃、130万弱の人口だった頃の、当時のニューハーフバーの話です。
 ニューハーフ(トランスジェンダー)が今みたいに認知されていなかった時代ですから、女装をしている人というのはまだめずらしく、数少ないニューハーフのお店には物珍しさで通ってくる人もそこそこいました。当時はほとんどのお客さんは男性です。今は、ニューハーフのお店の大半は女性客みたいです。女性が自分で自由に使えるお金をもてるようになったことと、女性が夜の街で「遊ぶ側」になりうるという時代変化があると思います。
 当時の札幌のニューハーフバーのニューハーフたちは、だいたいは年配の方です。若い子は東京に出て行っていました。札幌の女装環境は東京に比べると貧弱だったのだと思います。私は札幌で学生生活を送っているわけですから、ニューハーフのアルバイトをするというと札幌でやる以外にありません。
 なんてったって、若さというのは「美」につながります。しわくちゃの「おばあさん」ニューハーフよりも、20歳のピチピチギャルのニューハーフの方が、少なくとも見栄えはいいわけです。会話力もショーの能力もなくても、若さというだけで「美」を獲得できて、ツウではないお客さんにはモテモテということになります。今ももちろんですが、当時であっても、女装している人に萌える男性はいました。反面、気持ち悪がって嫌う男性も多かったわけですけれど。女装している人の数に比べると、女装している人に萌える男性の方が比率が高いわけですから、そして、若い女装(ニューハーフ)の人と話せるというチャンスはなかなかないわけです。ネットもないし女装者が集まるお店もありませんから。そのとき、私は20歳ぐらい。そりゃ貴重な存在だったと思います(と、今から振り返ると分析できる)。他の若い女装(ニューハーフ)を選ぶことができないわけで、若い子といったら、私しか選択肢がなかったということになります。もちろん、熟した色気のあるニューハーフがいいという男性もいたでしょう。でも、若いというのはそれだけで「武器」だったのです。

 自分でいうのは気がひける部分はあるのですが、当時の状況を語るうえで言います。今や、ニューハーフで大学生や学卒者というのはゴマンといると思いますし、東京であればまたちがったかとも思います。たとえば、私と一緒にトークショーをやったニューハーフの方はW大学卒業の方でした。
 都会ではあっても、札幌という地方都市で、また当時は、大学進学率も今みたいに、誰も彼もという時代ではありません。私は、札幌にある大学に通っていましたから、ニューハーフとしては稀少だったのだと思います。ニューハーフのお店には、大銀行の幹部クラスの人だとか大学教授などという方もいらっしゃっていて、どうも、お店のママさんは、そういう人たちに、私を接客相手につけていたみたいでした。そういう方との話にマッチできると考えたのかもしれません。実際、それは意味をもったようです(今から振り返っての分析ですが)。金融のいろいろな話題だとか、歴史的ないろいろなテーマだとか、エリート的なお客ほど、そういう自分の専門をさらっとひけらかしたりするのは好きなものです。そういう専門が門外漢の分野であっても、私の場合は、大学での一般教養として学んでいるわけですから、酒場での四方山話ぐらいであればついていけるわけです。

 接客のホステス相手に、そんな自分の専門話ができるわけですから、そういうエリート的な客にとっては、私という存在はうれしかったのだと思います。何度も通ってくださって親密さも増していきます。大学の学生、20歳というピチピチした若さ、もともとゴツゴツした男的な顔つきではなかったので化粧映えしたということという条件を兼ね備えるのは、当時の札幌では、自宅でひっそりと女装しているという方は把握できませんが、お店に出ている人ということでは、私以外のニューハーフの人はいなかった(かもしれない)こともあって、それなりの数の男性客から口説きを受けることは必然だったのかもしれません。といっても、私にはそういう分析ができるようになったのは、ずっとあとの時代ですから、当時は「舞い上がっていた」というのが率直な気持ちだったのだと思います。

 今、200万都市という大都会になった札幌。そして、ニューハーフ(トランスジェンダー)が、テレビでも、ネットでも、そして街中ですら、トランスジェンダーでないとしても、カワイイ男の子が増えてきている昨今では、札幌でも、若い頃の私のような人はどれだけだっている時代になっていると思います。私の若い頃に経験したような「舞い上がった」ような環境はなくなっていると思いますが、一方で、女装して街中を歩いても、それで非難を受けることもなくなりつつあります。女装への認知度は格段と高まっていて、女装者だからといって拒否されるということもなくなりつつあると思います。時代が大きく変わってきていることを身にしみて感じている昨今です。

 

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