子育て通信50)元気にあいさつができません | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

「元気にあいさつ!」とういスローガン、よく見かけます。これは、「元気にあいさつできたらいいね」であって、「元気にあいさつできないとダメ」ではありません。


 

相談

 

来年は小学校です。元気にあいさつができる子になってほしいのに、自分からはなかなかあいさつができません。こちらからあいさつしても、小さい声でしか返ってきません。

 

 

考え方


あいさつは相手の存在を認めているよというサインです。あいさつを交わすことで、お互いに安心感と仲間意識を感じることができます。

だからといって、「もっとちゃんと言いなさい」「大きな声で」とうるさく注意するのは、お勧めできません。本来は気持ちのいいはずのあいさつが、イヤイヤするものになってしまいます。自信がなくなったり、あいさつが怖くなったりします。ますますあいさつができなくなり、声も小さくなってしまいます。

他のしつけと同様に、まずは親がふだんからお手本を見せておき、子どもができるようになったら、完璧は求めず、できたところを認める声掛けをするのがいいでしょう。

「元気にあいさつ!」とういスローガンも、「元気にあいさつできたらいいね」であって、「元気にあいさつできないとダメ」ではありません。

あいさつで、相手の状態を感じ取ることができます。友だちのあいさつに元気がないとき、「もっと大きな声を出せよ」ではなく、「どうしたんだ、なにかあったのかい?」と言える子になってほしいなと、私は思います。

 

 

どうすればいい?
 

次のような対応を続ければ、子どもはあいさつが好きになり、自然にできるようになります。


◆親がふだんから手本をみせる。

◆あいさつができたら、「言えたね」など、できたところを認める。うまくできていないところは、大目に見る。

◆その上で、「ありがとう」「ママ、元気が出たよ」など、あいさつをしてもされても気持ちがいいことを、言葉にすると、なおいいでしょう。

◆あいさつにいつもの元気がないときは、「なにか心配ごと?」「イヤなことでもあった?」「ママが聞いてあげるよ」など、気づかう言葉をかけてあげてください。


このブログに書ききれないことを本にしました。

 

 

 

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(「子育て通信50」完)

 

  

 

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