Cynosure社のアジアパシフィック地区フォーラム | 美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

先週末は世界最大の皮膚形成外科関連のレーザー会社、サイノシュア社が開催するアジアパシフィック地区フォーラムが東京のホテル椿山荘で開催されました。アジア中のユーザー医師が一堂に会する盛大な会です。

僭越ながら私はアジアのadvisory boardというものに選ばれ、土曜の午前中はアジアにおける今後の方向性などを討論する会合に参加しました。

 

日本に居ながらにして、日本人の殆どいない会議というのは緊張します。。。。

 

途中からは日本美容医療協会から依頼されていた講演のために一度会議を抜け

経営戦略から見たレーザー機器の購入などという、私が最も苦手とする内容の講演を、美容外科業界の重鎮の先生方を前にお話しさせて頂きました。良い機械を買って、より良い治療を目指しましょうという内容となってしまったので、果たしてお役に立てたかどうか。

 

そしてとんぼ返りで、またフォーラムの会場へ。前夜祭のカクテルパーティに参加して帰宅しました。

 

 

翌日はフォーラム本番。

 

参加者の半分以上は海外からなので、英語での講演です。

でも日本人向けには同時通訳あり。私の下手な英語が日本人ドクターにはどのように訳されていたのでしょうか??

ちょっと心配。

 

アジアの著名なドクター達とディスカッション。座長は米国レーザー医学会の重鎮Dr. Robert A. Weiss。これだけで緊張します。他の演者はHenry Chan, Niwat Polnikorn, Peter Peng, Carl Cheng, Tong Lin, Joonhong Park, 河野太郎先生です。

同業の先生であれば超豪華メンバーで驚かれると思います。

世界で最初にレーザートーニングを発表された先生や、アジアのレーザー医療のドン、ピコ秒レーザーの全顔治療の発案ドクターなどなど。日本の学会でこれだけのメンバーが招聘されたことはなく、国際学会レベルです。そんななか、私のようなべたべたな日本人が下手な英語で。。。。結構辛かったです(笑)

 

もちろん、私はこのような先生方と肩を並べるような実績はありません。たまたま新しく登場した部分痩身機器SculpSureをアジアで最初に使用したドクターの一人(第1号はクロスクリニックの石川先生)であり、アジア人向けのコンセプトを考え、アジア各国での発売開始に合わせてあちこちで講演させて頂いたので、その御礼みたいな意味合いも兼ねて夢の共演をさせて頂いたのです。

 

午後はハンズオンセミナー。実機を使っての少人数ずつのQ&A。残念ながら日本の法律の関係で、実際の照射はできません。海外のドクター達はちょっとご不満な様子。。。。

 

 

当院スタッフは休日返上でハンズオンのヘルプに来てくれました。

 

大忙しの週末でした。

 

 

さて、6月1日〜5日は休診とさせて頂きます。

それ以外の日程も少し診察無し(電話、受付のみ対応)の時間帯があります。ご了承ください。

ちょうど夏に海外学会での講演があり休診しなければいけないので、ちょっと早めの夏休みとして休診させて頂きます。家族あっての私です。私的に色々片付けなければいけないことが山積みなので、仕事は一息つかせて頂きます。

予約が大変混み合っており,申し訳ありません。初診の方は7月中旬までお待ちください。