第２世代のネクストに変わった時は、外観が格好良くなったのと施術時間が短くなっただけだったのですが、今回は高周波の出し方が新しく工夫され、かつ先端部がバイブレーションすることで痛みを和らげるという、痛みを重視した改良型です。
効果自体は変わらないと言われていますが、痛みが少ないのは非常に大きなメリットです。しかし、消耗品（先端部チップ）のコストが高くなっており、導入をためらっていました。痛み緩和だけで治療費が５～１０万も上がることに患者様がどれくらい同意してくれるのか、もともと高額な治療なので非常に悩むところです。
しかし、日本向けに従来と大きくコストの変わらない先端部チップが提供されることが決まり、そういうことならと週末に治療を受けてみました。
確かに痛くない！痛くないので同時にお腹の脂肪を溶かす治療も受けてみました。
ちょっと無茶してます。
新型サーマクールCPTは受けてみてびっくりです。全く痛くないというと嘘になりますが、明らかに痛みが弱いです。特にバイブレーション機能は骨の部分に響くので、一番痛みの強い顎のあたりの痛みが劇的に減っていました。
早速導入の方向で商談。
痛みが最大のネックだったサーマクール、あとは治療費のバランスが良ければ再びブームになるかもしれません。もちろん導入するなら当院では以前と大きく治療費を変えることはしません。
ちなみに、脂肪を溶かす機械ですが、zeltiqというもので、
脂肪と水分の凍る温度差を利用して凍結破壊する機械です。治療中は殆ど痛みはないのですが、施術後は皮下出血。感覚鈍麻も数日残るようです。適応できる部位が限られるようなので、これについてはもうしばらく検討、です。