美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

美容外科・美容皮膚科は怖いとか、よく分からないなどと思っている人も多いはずです。しかし、女性の多くは美に対する興味をお持ちのはず。どんなものだか、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
時々マニアックに走りすぎて、こいつ何が言いたいんだと突っ込みたくなるかもしれませんが、お許し下さい。
美容医療はビジネスライクになりがちです。しかしそれだけではありません。美容医療を通じて人が幸せになれる、そう信じて仕事をしています。みんなが幸せになれば自身も幸せ・豊かになり、同業者に正しい情報を広く伝えればトラブルが減り、より良い美容医療が発展、さらに多くの人が幸せになる、それが願いです。

なお治療に関する相談などは、クリニックの公式サイトにて承っております。
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学会2日目。この日は2つお仕事。まずはランチョンセミナー講演。私が今最も愛するピコ秒レーザー、picowayについての講演でした。セミナーでも話しましたが、この機器は薄いシミに有効である事、顔全体の治療に従来の光治療を超えた様々なメリットがある事などが特徴です。
しかしまだまだ知識の浅いドクターには理解してもらえないので、今回は何が違うのか、そして限界とは?など、「真実」を伝えるよう講演しました。
特にシミ治療については古典的な考え、つまり1回でしっかりかさぶたを作り、その後腫れたり元より濃く色素沈着しても経過を見ましょうという手法も可能ですが、それだけしか出来ないという治療機器ではありません。特に利点となるのは複数回かけても、もっと楽にストレスなく綺麗にしましょうというスタンスでの治療です。光熱作用の呪縛と私は呼んでいますが、ここを分からない思考回路ではこれからの美容医療にはついていけません。好きか嫌いかは別として、光音響効果の新しい考え方こそが時代をリードしていく、私はそう信じて講演をしていますが、残念ながらこれを商業的だとして全く理解できない医師がいるのは悲しいことです。賛同するかどうかではなく、そのような理論を認める思考も必要だと思います。
そして同じピコ秒レーザーでも機種によって反応は大きく異なります。エキスパートの先生方はこれらを理解してお互いの意見を尊重し合っていますが、中には古典的レーザーの概念を無理やり押し付け批判されるベテランもいます。しかし国内では通じてもアジアではもうそのような状況ではありません。特にこれからの若いドクターはグローバルに状況を把握する力も養わなくてはいけません。何が事実なのか、公平な目で世界を見てほしいものです。


そして午後は新しい注入手法、bio stimulatorエランセの超希釈法についての一般口演をさせて頂きました。従来のように単に膨らませたり靭帯を支えたりという考えではなく、生体反応を利用したコラーゲンなどの増生を主目的とした注入法で、目の下のシワやクマ、頬の小ジワなどに有効です。既存製品の応用的使用であり、今後はそれに特化した製品も出てきます。まだまだ発展性がある分野ですが、おそらく本邦初めての発表となるので、あくまで基本的考えと臨床結果のみを発表しました。
私の講演するセッションは美容医療系なので、他の先生方の口演を拝聴して新しい情報をお勉強もさせて頂きました。学会はアウトプットだけでなくインプットも必要です。


そしてこの日のディナーは懐かしのレストラン、モリエール。20年前に私は札幌医大の形成外科に所属しており、札幌に住んでいました。その後私立室蘭総合びょうに単身赴任したのですが、この日はモリエールはその頃のお洒落して出かけるレストランの代表。久々の訪問でしたが、変わらず、いや進化した美味しさ。






もちろん朝はRUN。RUN仲間の先生と大通公園をぐるっと。




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先週後半は札幌で開催された第62回日本形成外科学会総会・学術集会に参加してきました。日本中の形成外科医が一堂に集まる最大の学会です。

 
北海道大学形成外科 山本有平教授が会長でした。
今年も沢山の講演、発表をさせて頂きました。今年は6講演(口演)と座長1つ。
初日はまずランチョンセミナーの座長。御講演されたのはラビアン(1927 nmツリウムレーザー)について八重洲形成外科の原伽耶先生、そしてピコ秒レーザーのピコケアについてマリアレディースクリニックの朝日律子先生。
ラビアンは肌質の変化を自覚しやすく、しっかりしたピーリング効果を得ることが出来るむき卵肌治療なので、当院で大人気のレーザーでもあります。原先生は臨床効果について各出力ごとの相違を含め詳細な解析をおこなわれ、データを蓄積されているようです。もっと我が国で普及してほしい治療機器です。
朝日先生は今流行りのピコ秒レーザーについて肝斑治療の有用性や各種色素性疾患への効果について詳しく分析された御講演でした。
若いお二人の学術に基づいた御講演を聴き、今後の美容医療業界は明るいなと安心。若いドクターの頑張りが邪魔されないよう盾になる役目もしなければいけないなと改めて感じました。
いつまでも自分が一番と思い込み古い考えを押し付けようとする医師もいますが、私は常に柔軟に、そして若い先生方がのびのび発言できるような環境をお手伝いしたいと思います。立場を利用した批判は何も生みません。議論して医学を進歩させる事こそが重要です。
 

 

 

 
そして午後は炭酸ガスレーザーhands-onセミナー。45分の講演を2つ、させて頂きました。
座長はいつもお世話になっている岩城佳津美先生。丁々発止のやり取りで楽しく進行しました。昨年も開催され好評を得たセミナーで、炭酸ガスレーザーの素晴らしさとは何かを伝えるのがお仕事。

 

 

 
夕方からは日本美容外科学会関連シンポジウムにて治療の安全性と有効性についての講演。手術、糸、注入剤、機器など各分野のエキスパートが名を連ねており、恐縮しつつも学会の機器関連の代表として指名頂き、様々な問題点などをお話しさせて頂きました。機器は万能ではありませんし、限界もあります。魔法の道具ではなく使う医師次第。時間が短いのが残念でしたが、まあまあ良い議論が出来たかな。
 

そして夜は岩城先生のお誘いで、仲良しの先生方と美味しい寿司。秘密の話を沢山。楽しい夜でした。仲間って素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
もちろん出張RUNも。学会初日の朝は大通公園を一人で。グルメのカロリーには敵わず、札幌では太りそう。。。。

 

 

 

 

 

 


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週末は台湾へ弾丸出張。滞在21時間!
今回はAMWC Asiaというアンチエイジング系の学会に招聘されて講演です。2つの講演をしてきました。
台北101ビルに隣接した国際会議場での開催。


まずは「機器治療の限界と可能性」について。実際の効果を理解しつつもいかに限界を打破して結果を出すか、そして機器だけに頼らず注入や糸などをどう組み合わせるか、などをお話ししました。

短いランチの後はピコ秒レーザーについての講演です。最近アジアではこの機器の講演を学会などからよく頼まれます。


ほぼ満席で、ちょっとビビりました。

座長のPeter PengとMei Ching Lee先生。Peterは古くから仲の良い同世代の友人で、今回も色々サポートしてくれました。

一方のLee先生は若手のホープ。この年代の先生が台湾からはたくさん輩出されてます。頼もしい限りです。
今回の学会、残念ながら日本人の参加は殆どなし。韓国やタイからは沢山の参加者がいましたが。。。。
さすがにゴールデンウイーク直後に仕事休めませんし、私のような弾丸で来る人間なんていないですね。

さて、ピコ秒レーザーはアジアではメラニン系の治療つまりシミに用いられます。従来のレーザーの概念で照射すると差は出ませんが、やはり光音響効果とは何かを理解して照射方法を根本から変えると非常に満足度の高い治療が可能です。日本ではベテランのドクターでもせっかくの利点を使いこなせていない事もあります。考え方が違うと説明してもなかなか理解して頂けません。
ガラパゴス化した日本の美容医療から脱却して世界、特に同じ有色人種であるアジアは今どうなっているのかを知るために、アジアの学会にもっと日本人が参加すれば良いのにと思います。患者本位の医療をするために。

さて、今回も肝斑についての話が盛んでした。アジアの著名なドクターは非常に熱心に肝斑へのレーザー治療を研究しており、新しい波長でトライしたり、組織を取って検討したり。ただ最近は効果にある程度の確実性が出たためか、より低出力で、治療間隔を空けて、リスクをいかに減らすかにフォーカスされているようです。
先日の台湾レーザー医学会での肝斑フォーラムといい、企業主体ではなく学術として論議しているのは羨ましいです。日本は何かあるとすぐ商業的と言われ、発展性がなくなってしまいます。逆に商業的な企業のセミナーでないと本音が話せないのは本末転倒。。。。


実は、日本は美容医療が地味な国なのです。

台湾では学会にはテレビ局が来たり、

機器展示もかなり派手。

写真は撮りませんでしたがミニスカートのセクシーなお嬢さんがパンフレットを配ったり。

これが良いと言っているわけではないのですが、美容医療というのはある程度商業的な展開、認知度を上げていくことこそが、透明性を増して医師患者共に正しい情報を手に入れる事に繋がるのではないでしょうか。それにより怪しい高額医療にローンを組んでしまうような商法が排除できるのではないかと思います。


さて、美味しい食事は1回のみでしたが、台湾の火鍋を頂きました。
これはセンマイ!普通はこんな切り方しないですよね。




土曜の夜に到着し、日曜夕方には機上の人となる、ハードな台湾出張でした。


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平成最後の日のブログです。

思えば、昭和の終わりは国外で知りました。韓国に旅行中、ソウルの景福宮にて、お土産物屋のおばさんから昭和天皇ご逝去を教えて頂いたのでした。ネットもない時代だったので、海外に行くと情報を得ることが出来ず、現地の人に日本の一大事を教えてもらうという、恥ずかしい出来事でした。

平成の最後は国内で迎えております。

 

さて、

私は平成2年に医師になりました。平成の殆どを医師として過ごしたことになります。医療において31年という歳月は大きく、昭和と平成では格段の進歩がありました。その中でも美容外科は大きな変化を遂げました。一般外科が内視鏡や腹腔鏡で、大きく切らない方向に進んだ以上に、美容外科はそもそも切らない、『外科』ではない手技が発展してきました。レーザー等の機器やヒアルロン酸などの注入、いわゆるnon-surgicalな治療です。

 

国際美容外科学会において施術数の統計が取られています(リンクはこちら)。

これによると我が国の形成外科医による施術のうち82.5%が非外科的手技でした(米国は63.7%、タイは17.95%)。皮膚科医の統計ではないので、実際には美容医療の殆どが非外科的手技という事になります。

但し、2016と2017の比較では手術は4%増加し、非外科的手技は5%減少しています。やや限界に達してきているという状況でしょうか。特に注入系に比して機器系の減少率は激しいようです。新しい治療機器が出てきていないことが如実に出ています。

 

さて、外科と比較してリスクが少ないとされる注入や機器治療ですが、アレルギーなど避けられない副作用は別にして、様々なトラブル症例も報告されています。

最近海外で話題となっているのは、私の友人Lin Shangli先生(台湾)のところに相談に来た症例です。他院におけるサーマクールでの大やけどです(リンクはこちら)。

痛み止めのために麻酔をかけて、強い出力で照射したそうです。もちろんそれだけが原因とは限りませんが、痛みというのは重要な情報です。麻酔していなければ患者さんはあまりの痛さで耐えられず、ここまでの惨状にはならなかったでしょう。痛みがないことに患者さんは安心するかもしれませんが、実際にはこのようなこともあり得ます。機器が故障、異常動作していた場合などでも、患者さんの強い痛みを機に気づくことも多いものです。

ヒアルロン酸注入でも皮膚壊死や失明などのトラブルがあり、医師が熟練していても100%は避けられません。タクシーのベテラン運転手と初心者マークのドライバーでは事故率は違うかもしれませんが、タクシーが絶対に事故を起こさないという保証はありません。確率が低くても運転時間が長ければトラブルは生じ得ます。

 

美容医療が一般化した平成の時代、さあ令和になってどう変わっていくのでしょうか。トラブルを避けるためのノウハウ、正しい美容医療の普及が望まれます。

 

 

 


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先週木曜日は診療を数時間止めて日本美容外科学会JSASに参加してきました。

元々は非形成外科医の学会で、私が評議員をしているJSAPSと日本語が同名の別学会です。
今年は個人的にも親しくさせて頂いている共立美容外科総院長の久次米秋人先生が会長です。
この10年ほど、毎年参加しています。最初は参加する事に否定的な意見をされる諸先輩もいらっしゃいましたが、今は多くのJSAPS会員、重鎮が参加される学会となりました。一時はJSAPSとJSAS合併の話も出てましたが、学会というのは学問だけではない様々な問題を包括した団体ですので、今後もお互いに微妙な距離を取りながら活動していくのでしょう。まあ本来学会なんていうのは知識を得る勉強の場であり政治の場ではありません。業界をコントロールしていく団体ではありますが、開業医にとっては勉強さえ出来ればあとはどうでも良いのです。
 
さて、今年もまた会長から機器系のシンポジウムの企画依頼があり、コーディネートさせて頂きました。今回はシミ治療についてです。
私は座長として取り仕切る立場。
 
 
演者の先生と。
左からあざみ野ヒルズスキンクリニックの奥謙太郎先生、あらおクリニックの荒尾直樹先生、私、藤田医科大学ばんたね病院の秋田浩孝先生、KOクリニックの黄聖琥先生。
 
シミの治療機器はレーザー、光機器が選択されますが、その発振時間はミリ秒からピコ秒まで様々で、当院にも数台導入しています。どれを用いるのが良いのか、明確な区別はされておらず、優劣や使い分けなど、案外深い議論はされていません。
そこで今回は若手のホープ3名、荒尾先生、黄先生、奥先生にそれぞれの治療法を講演頂き、大学系の学術派である秋田先生には重鎮として、その理論的裏付けをお願いし、活発に討論して頂きました。
なかなか盛り上がり、有り難かったです。
 
 
以下、同業向け。
私自身、ずっと新米と思っていましたが、最近では機器系の美容医療業界では古株になってきました。国内外で講演するようになって10数年、そろそろ次の世代へのバトンタッチが必要な時期に来ています。私の世代の医師ばかりがリードしていく時代はそろそろ終わらなければいけません。今の40歳前後の世代のドクターの誰が業界を正しく引っ張っていってくれるのか。今回もそんな事を考えて次の世代に講演を依頼しました。
 
他のアジア各国では順調に若手が伸びてきています。日本はまだまだです。やる気があればビックチャンスであり、美容医療の華やかさだけに惹かれず学術を面白いと心から考えている若手中堅を私は応援していきたいと考えています。私自身も名もなき時代、なんの業績も後ろ盾もない時期から諸先輩方にチャンスを沢山頂き、育てて頂きましたので、恩返ししたいと思っています。
 
ここ数年、他業種と同じく美容医療業界もグローバル化しています。情報は海外から積極的に得る時代。順応が重要です。この10年ほどは海外へと足を延ばすことが増えました。そして、私自身は来月から海外講演が続きます。とは言っても開業医。勤務医と異なり長期の休みは取れず、アジアを中心に仕事しています。同じようなスタンスで仕事をしたい若手、もっといないかなあと切に願っています。アジアは次の世代の日本人医師を求めています。なんの利益にもなりませんが、学問的欲求が強ければとても楽しい仕事です。
英語なんて出来なくても問題ありません。留学経験もない適当英語の私でさえなんとかやってるので。日本という信用ブランドは本当に偉大です。
さあ、興味がある方は是非お声がけください。

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先週末は注入剤エランセのセミナーでした。
この製品はヒアルロン酸やレディエッセと同じく従来通りの充填剤としての使い方も可能ですが、bio-stimulatorつまりコラーゲンを増やす目的での使用も可能な製品です。現在アジアではbio-stimulatorとしての使用が流行しています。これは膨らみすぎて不自然な形態となるリスクを避ける必要がある場合、ボリュームを増すことなくたるみを改善できる注入剤が必要だからでしょう。
さらに最近、新しい概念としてhyper dilution法が報告されています。数倍に薄めて使う超希釈法です。こうなると膨らませるという概念とは全く異なってきて、従来の注入療法のイメージでは想像が出来ない結果となります。
この1年ほど、この手法を沢山経験してきました。適応に限りはありますが、レーザーなどでも出せないコラーゲン生成効果は新しい分野の治療と言えます。
1週間ほど浮腫むのが欠点ではありますが、その後の効果は1年ほど続いています。
目の下の小じわやゆるみ、頬に生じる細かい笑い皺などが適応で、皮膚の弾性を回復させ厚くする作用があります。

今度の形成外科学会一般演題でも発表する予定です。

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10日ぶりの更新です。

相変わらず診療の予約がびっしりで、なかなか予約が取れないとお叱りを頂いております。申し訳ありません。

初診の方が2ヵ月以上先の予約となっており、ご迷惑をおかけしておりますが、一方で無断キャンセルや直前のキャンセルの方が増えており、ここしばらくは3割程度の確率になっています。

昨日は2時間ほど暇な時間を過ごしました。

 

非常識な方への対応は難しいのですが、なにより当日治療希望などで長いお時間予約を確保している方が来院されないということは、その時間帯に私は仕事をする事が出来ません。

よく予約の空きがないかとお電話を頂きますが、お断りしたにも関わらず、その時間になったら患者様は誰もいないという状況は何とも虚しいものです。

飲食店などでも同じだと聞きますが、無断キャンセルを防止するために、初診の方と長時間の施術をおこなう方に対しては確認のお電話を差し上げることにします。ご了承ください。

 

キャンセルしたいけど電話が繋がらなかったという方については、以前からお知らせしているようにネット上にキャンセル専用のフォームを設けております。ご活用下さい。

 

これでも駄目な場合は、紹介のない患者様の受け入れを当分ストップするつもりです。

 

 


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週末は韓国で開催されたKorea Derma 2019に参加してきました。韓国最大の美容系皮膚科学会AKDの開催する初のインターナショナル学会です。2000名を超える医師が参加。アジアを中心に沢山の皮膚科医が参加したようです。

日本人の参加は殆どなく、その中で形成外科医というポジションは更に微妙でしたが、今回は本学会の学術責任者Geun-Soo Lee先生からの依頼で講演と座長を務めさせて頂きました。
大変名誉で有り難いことです。


発表は、この数年アジアで急速に普及しているピコ秒レーザーの新しい治療について。技術的な側面と臨床への応用を主にお話しさせて頂きました。好評だったようで一安心。


他の講演者と座長と。半分くらいは知り合いなのでお気楽でした。

そして座長を。

質疑応答の時間が5分のはずが、20分以上時間が余り、聴衆からの質問は少ししかないという、座長の力量が問われる大ピンチに。
座長はもう一人いたのですが、あまり英語が堪能ではないらしく、お任せしますと(いや、私も駄目なんですけど)。。。。
冷や汗かきながら、何とか場を盛り上げました。
まあ、もちろん演者のドクターの半分は知り合いなので、皆さんの助けを借りつつ、です。



学会場はすごい熱気。台湾、中国、タイ、マレーシア、ベトナムなどなど日本を除くアジア各国の医師で溢れていました。


夜は学会主催のガラディナー。


学会長は王様スタイルで登場。

各国の友人達と。


素晴らしい学会でした。韓国では最近英語を公用語とした学会が多くなりました。もちろん韓国人は日本と同様英語が得意とはいきませんが、同時通訳も用意したり、そして可能な限り英語を使ったりと、グローバル化に熱心です。日本はまだまだです。

そして今回の学会ではK-beautyを謳って、様々な注入手技、コンセプトを発表していました。その積極性、素晴らしいです。最近日本人は韓国で美容医療治療を受ける人が増えていますが、やはりこのような情報発信が大事なのかなと思います。
日本人医師は大半がやや古典的で、またテクニックのあまり要らない機器に頼りすぎの傾向があります。しかし素晴らしいコンセプトを持って治療している医師も沢山いますから、いっそのことJ-beautyと謳って日本を前面に押し出した仕事をしても良いのかもしれません。



さて、グルメも。
久々に韓国で焼き肉も食べました。






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本日は午後から休診とさせて頂き、韓国ソウルで開催される美容皮膚科系の学会に参加してきます。
私は毎年何度か海外の学会に参加します。診療予約がいっぱいなのに休診とさせて頂くことは申し訳ないのですが、勉強して得た最新の考え、治療方法を習得する事こそが、より高い治療スキルにつながると考えています。国内だけで良いという意見もあろうかと思いますが、日本は新しい治療に否定的意見をされるドクターも多く、年功序列のような身動きが取れない仕組みで仕事をしなくてはいけない事もあったりしますし、また医療に限らずグローバル化の波が押し寄せ、情報を国内で待っていては遅れをとる事もあり、ここ数年は国外で新しい知見を得る努力をしています。
特に肌は欧米とアジアでは考えが違い、シミなどはアメリカ人医師など全く興味がなく、日本でシミ取りレーザーとして使う機器は基本欧米では刺青治療用です。フォトフェイシャル系も白人ではシミ取りよりも赤みやキメ対策。という事でアジアのドクターとのしっかりした繋がりが大事だと感じています。
機器開発はアメリカがかなりリードしていますが、実際の診療に関してはアジアを見ないと話にならず、欧米での機器出力設定のままではアジアでは全く使えません。これらを知るためには実際に討論して情報を得るしかないと思っています。まともな英語を喋れないにも関わらず、海外に目を向けているのはそのためです。

もちろん日本人の保守的ではあっても確実な治療というのも大事にしていますが、やはり新しい知識を取り入れた上で、日本人に適合した治療を見つけていく事が重要だと思います。

さて、今回の韓国でも沢山のことを吸収してきます!


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先週末は講演など何もなく、のんびりしたかったのですが、海外講演のプレゼン準備や書籍の執筆と校正などに追われ、結局仕事人間と化してしまいました。。。。

 

さて、最近当院の予約が非常に混み合っており、初診は2ヵ月半ほどお待ち頂く状況になっています。再診の方優先で予約を組んでいるせいもありますが、約20年間診療をしてきてこんなことは初めてです。いつもは春になると少し予約状況も落ち着くのですが、今年に限ってはその傾向がなく、当方も覚悟を決めて色々と対策を練っていますので、もうしばらくお待ちください。

 

現在、新しい治療方法などはクリニックサイトに新規に追加するのを控えています。

実際には複数波長のピコ秒レーザーを全顔照射する手法や、まぶたの裏や口腔内からレーザーを照射するたるみ治療など、幾つかの治療法を来院した患者様には呈示をしております。いつもはホームページに詳細に書いているので確認をして頂けるのですが、新しい治療法をクリニックサイトに掲載するといつも予約が急激に増えてしまうので、それを避けるべく、受診した方で適応がある場合にのみお伝えをしています。

 

当院はホームページを充実させているので、ついついそちらを読み込めば全て分かるような印象を持つかもしれません。しかし実際にはお伝えできなことも多々あります。個人によって状態は異なります。機器の照射方法は個々に設定を変えますし、ヒアルロン酸注入なども千差万別です。どこが最もたるんでいるのか、老けて見せているのかを把握し、かつ医学的、解剖学的にどこを改善すれば全体として変化させられるか、経験と知識、技術によってオーダーメイドで組み立てていきます。

 

総論としてサイトを読んで頂くのは有り難いのですが、それ以上のものを呈示できるよう診療では努めています。

 

ただ、私の技術、クリニックのスキルが誰よりも勝ることはありませんし、ご予約日時まで長くお待ち頂いてもごく一般的な治療法が最適と考えて提示する事もあります。

魔法のようなクリニックではありません。ただ、折角お待ち頂いた以上は誠意を持って対応して、少しでも喜んで頂けるように尽力はしています。

 

それも私の人間的未熟さから期待はずれになる事があるかもしれません。特に過度に期待される方には、時には冷静に対応をさせて頂きます。

 

私の我が儘が詰まったクリニックです。何卒ご理解のほどをお願い申し上げます。

 

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