美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

美容外科・美容皮膚科は怖いとか、よく分からないなどと思っている人も多いはずです。しかし、女性の多くは美に対する興味をお持ちのはず。どんなものだか、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
時々マニアックに走りすぎて、こいつ何が言いたいんだと突っ込みたくなるかもしれませんが、お許し下さい。
美容医療はビジネスライクになりがちです。しかしそれだけではありません。美容医療を通じて人が幸せになれる、そう信じて仕事をしています。みんなが幸せになれば自身も幸せ・豊かになり、同業者に正しい情報を広く伝えればトラブルが減り、より良い美容医療が発展、さらに多くの人が幸せになる、それが願いです。

なお治療に関する相談などは、クリニックの公式サイトにて承っております。

本日が今年最後の診療日となりました。

 

受診していただいた数多くの患者様に感謝申し上げるとともに、十分な結果が出せなかったり、ご迷惑をおかけした患者様にはお詫び申し上げます。

 

四半世紀以上を美容医療の世界で生きてきた医師として、経験を積み上げるほどにこの領域の奥深さや難しさを知り、日々学ぶ重要性を感じています。

今年は新しい機器の理論や安全性のみならず、ヒアルロン酸などの注入剤のレオロジー(流動学)という学問にも傾倒し、たくさん学ぶ機会を得ました。この歳になっても知らないことが多すぎて恥じ入るとともに、まだまだ成長していけると確信しています。より良い美容医療を提供できるよう、来年もたくさん勉強したいと思います。

 

来年は非常に有名な機器の新型をいくつか導入することが決まっており、また注入を主とする医師のネットワークについての国内外での組織構築にも関わることとなります。

この業界で少しでも役に立って、それが患者様の幸せへと結びつくような仕事ができたらいいなと思っています。

 

相変わらずビジネスは下手ですが、来年は少し値上げもするつもりです。円安と海外の物価上昇にて輸入材料の値上がり(機器の価格では以前の2倍になったものも)があり、ほぼ赤字の治療などもありますので、何卒ご理解ください。

 

もう若いとは言えない歳になりましたが、まだまだ研鑽を積んでレベルを上げたいという思いは持っています。

天才的な腕を持っていたり、カリスマ的な医師と異なって、私は凡人ですが、凡人でも天才に太刀打ちできるのがサイエンスです。サイエンスを学んで理論立てて診療をすることで、確実で良質な医療を行なっていきたいと思います。

 

では、今年もたくさんお世話になりました。患者様へ御礼申し上げるとともに、当院スタッフ、同業医師や業者の皆様、当院を支えてくれてありがとうございます。そして家族にも感謝。

 

来年は1月7日から診療となります。ただ何か治療経過で緊急のことがあれば、当院サイトの質問フォームからご連絡ください。

 

先週の日曜日はピコ秒レーザーについて講演しました。今年最後の講演。

最近忙しすぎて時間の余裕がなく、福岡日帰りの出張でした。本当は前泊して朝に大濠公園あたりをランニングしたかったです。



講演はピコ秒レーザーの臨床応用について。スタンダードなシミ治療から複数のハンドピースを組み合わせた全顔のピコトリプルという手法まで解説しました。顔全体のシミを含めた色素を綺麗にしていくピコトリプルは当院で人気の治療。治療後のカサブタも軽微で結果も良く、リピーターが多い手法です。もちろんきちんとポイントで取る方法に比べれば完治とはいきませんが、テープを貼るような様々な制限がなく、全顔で色調が改善するので受けやすい治療です。


一緒に講演した杉本陽子先生と。


講演後は食事会。美味しい料理とワインを頂きました。





そのまま空港へ向かい、東京へ帰ってきました。


今年も沢山の講演、学会発表をさせて頂きました。国内のみならず海外もあちこち行きました。まだまだ若いつもりですが、夜便で早朝帰国すると流石にその日はバテバテ。少しずつ講演活動もセーブして、若手に譲っていかないとと思いますが、一方でそれらを取りまとめる仕事も多くなりました。


ただ、学会の役員とか組織の運営とかは大の苦手なので、それらの仕事は徐々にセーブして、臨床医としてこれからも業界に貢献できたらなと思います。人に自分の知り得た知識や理論をシェアすることはとても楽しく、また臨床レベルが上がっていく事にも繋がります。


来年も1月は2回海外出張予定ですし、国内でも幾つかの大きなlaunchのイベントがあり、中心的な仕事をさせて頂く予定です。出しゃばりすぎず、若手を育成しながら、業界全体が正しい方向に進むよう見届けたいものです。

来年は我々の業界が厳しく管理される冬の時代に入ります。直美も規制され、開業も厳しくなります。そんな中では医療以外のビジネスやSNSの部分で競うのではなく、本来の正しい知識や技術を持って生き抜く事が大切だと思います。幸い30年近い美容医療の知識を持つ人間として、何ができるのかを考えていきたいと思います。


それより前に、医学書関連の原稿書きが溜まっており、年末年始で完成できるのか、焦ってます。


週末は台灣整形外科醫學会TSPSに参加、講演してきました。整形外科という名称ですが、形成外科学会です。中華圏では形成外科は整形外科と言い、整形外科は骨科となるそうです。

昔は日本で美容外科、美容形成も美容整形と呼んでいたくらいですので、その方が意味が分かりやすいのですが、先に整形外科があったので、形成外科の黎明期には名称をどうするか様々な議論があったようです。

 

さて、今回は台湾の古都である台南での開催。直行便はないので、台北から台湾新幹線の高鐡で移動。

列車のお供は駅弁。いつも台鐡便當で購入します。これはお勧め。

 

到着してすぐに学会の懇親会Gala dinnerに参加。

主賓席が用意されており、ちょいビビります。

 

楽しく談笑していたら突然日本形成外科学会の代表として挨拶をと。今回は日本から大学教授の面々がたまたま招待されていなかったようで、なぜか私が指名されたみたいです。事前に聞いてなかったので適当なことしか喋られず反省。

 

講演を依頼して下さった張先生と。

 

隣の席はリンパ管吻合で有名なマイクロサージャリーバリバリの山本匠先生でした。

 

 

翌日は学会へ。立派なコンベンションセンター。

 

講演の前に軽いランチ。牛肉湯を頂きました。学会の休憩コーナーで名物が頂けます。

 

ちょうどいらっしゃった日本人演者の順天堂大学形成外科、関征央先生と。マイクロサージャリーのホープです。美容と異なり形成外科では中堅がグローバルに頑張っているなあと今回感じました。写真中央女性は学会事務局のMs. Hung。台湾の形成外科の実情について、いろいろとお話を伺いました。

 

 

さて、講演はたるみに対する機器治療の戦略について、形成外科医でも分かるよう、料理に例えて解説。まあまあウケけました。

 

 

台湾では形成外科医は毎年25名ほどしか登録できず、狭き門だそうです。一度研修コースに入るとほぼ全員が専門医を取得するそうです。学会もこじんまりしてて、台湾人でさえも招待講演者以外は形成外科医でない人は参加できないとか。台湾でも「直美」は問題になってるそうですが、形成外科医にとっては全く別の人たちだそうです。

 

講演が終わり、今回招待講演者として参加した友人の皮膚科医Chao-chin Wang先生と高雄へ移動してディナー。NIBBONというフレンチのお店。日本で修行されたそうで、洗練された味に舌鼓を打ちました。

 

 

ご家族も一緒に。

ご馳走様でした。翌日早朝の高雄発の便で帰国です。午後から診療となりました。

 

滞在中はもちろん旅ランも。

 

寄り道して朝ごはんも。台南名物サバヒー虱目魚という魚など色々入ったスープ綜合湯と肉燥飯。

 

今年の海外出張はこれにておしまい。あとは国内の講演のみとなります。

 

気がつけば12月、師走です。

前回記事から4週ほど経ってました。

その間も様々な学会やセミナー等に参加して、時々講演などをしておリました。

 

Alma lasers Koreaが来訪(左端の麗しき女性が社長さん)。本社で開発中のハンドピースについて相談とテストの依頼を受けました。

 

その翌日はイタリアから高名な皮膚科医であるLeonardo Marini先生が当院来訪。プライベートでの日本旅行中に立ち寄ってくださいました。大御所の来訪でちょっと緊張しております。

 

翌週は新しい架橋型セルロース注入材のセミナーを当院で開催。

この製品は様々な(一般医薬品含めた)注射薬や食品などに配合されている増粘剤セルロースを架橋という処理で固めたもので、吸水性が少なくて入れた形状がそのまま維持され、流れたり膨らんだりしないというのが売りです。分解酵素もあり、鼻顎などにレディエッセや硬いヒアルロン酸の代わりになる製品かなと思っています。

 

その翌週は新しく国内承認されたヒアルロン酸注入材レスチレンOBTシリーズのトレーナー研修会。香港からグローバルトップの一人であるStephanie Lam先生をお招きしての勉強会。

レスチレンはNASHAというシリーズが国内承認を取得して久しいですが、リフト力のあるNASHAと対照的に伸縮性があり柔軟なOBTが追加承認されました。やっとです。すでに世界的には長期使用されている製材であり、ずっと待ち望んでいたのです。

私はこの製品を販売しているガルデルマ社のGAINという注入トレーナーのネットワークの国際的な資格を所有しており、現在のトレーナー陣の中で唯一ということでJapanではNational Mentor Trainerというポジションになっています。

OBTシリーズにはいくつかの製品がありますが、今回はレスチレンディファインとリファインという2製品が承認されました。非常に馴染みが良く、表情の動きに追随する製品で、その特徴は中〜低い動的な弾性率(G’)と高い伸縮柔軟性(xStrain)です(正しい用語ではないですが、わかりやすく書いています)。レスチレンリフトなど既存のNASHAシリーズは高いG'と低いxStrainが特徴の硬くて動かないリフト系に対して、OBTは柔らかくて動きに馴染む追随系です。既に使い始めましたが特に「ほうれい線」には非常に良い製品。他にも口周りや目の下など多用しています。これでやっとガルデルマ社の製品群で様々なたるみの悩みに対応できるようになりました。もちろん他社もそれぞれに特徴があり、私が勉強しているレオロジー(流動学)の理解とともに様々なメーカーの製品群から最適なものを選択、組み合わせてベストな結果を出せるようになるのではないかと思います。センスだけではなくサイエンスでヒアルロン酸を使っていきたいと思います。

 

研修会の後は、企画でLam先生との対談収録。

 

その後はみんなでお寿司を。

 

 

その翌週はレーザーのトップメーカー、キャンデラ社のユーザーズミーティング。2つのセッションで座長を務めさせていただきました。

広い会場。たくさんの聴衆です。

本社社長も来日し、挨拶。

 
相変わらずバタバタと学術的な仕事をしています。
もう一つ、同業者向けですが、Alma lasers社のサイトに私のインタビュー記事が掲載されました(こちら)。主にテノールについてです。英語ですが、読んでみてください。若さを保つPrejuventionの重要性を強調しています。
 
さて、今週末は今年最後の海外出張で台湾に行ってきます。

 

11月8、9日は東京でAMWC Japanが開催されました。

 

 

日本で唯一の定期的に開催される美容医療系の国際学会。本部はモナコ。

私は初開催時から委員会のメンバーの一人としてプログラム作成や演者の招聘などに関わらせて頂いています。

今年は1800名強の参加者数。毎年順調に人数が増えています。比率としては海外からの参加者の方が多くて、学会の雰囲気は日本ぽくなく、良い感じです。

この学会は英語または日本語で講演できるので、英語が少し苦手でも何とかなるし、英語講演が不安でもチャレンジできる学会なので、若手のホープが多数応募してくれました。

私は裏方的な仕事のほかに、講演と座長も務めさせて頂きました。

初日はrising star sessionの座長を。若手の講演の取りまとめ役です。

 

海外のDr.に混ざって、日本から3名が演者に。質疑応答も良い盛り上がりでした。私は何だか保護者みたいな感じですが、今後若手が世界に羽ばたくきっかけになってくれれば良いなと思います。

 

演者の皆さんと。今後も頑張ってもらいたいものです。

 

その日の出番は早々に終わったので、あとはお勉強をゆっくりとしたかったのですが、諸々の雑務をこなしつつ、夜はspeakers dinner。来年3月に閉店となるとうふ屋うかいへ。

 

 

 

 

メンバーの殆どは知り合いのテーブルでワイワイ食べて盛り上がり、

 

その後は東京タワーツアーをして、さらに飲み足りずにワインバーへ。日本、台湾、韓国、マレーシア、インドネシアのチームで夜中まで呑んだくれました。

こういった接待も重要なお役目です。学会のためだけではなく、この人間関係が今までも自身の役に立ってきたのです。

 

翌日は朝からまたお勉強。質問したりコメント求められたり。

そして午後最後のセッションでは座長と演者。高周波機器の基礎理論と臨床についてお話ししました。日本語でも難しいのに英語で物理学的な説明をしたので、語彙の不足もあり難解だったかも。

最近は機器の理論をお話しすることが多くなりました。我々の世代では普通に議論していたことも今の若い世代にとっては難しく、なかなか理解してもらえません。しかしやはり機器を使った治療をしている以上はきちんと基礎から理解して使いこなしていくべきだと思います。少しでも役に立てたかなと。

 

 

同じセッションで演者の先生方と。

 
この学会に参加することで日本以外の国がどのような治療をしているのが、何に興味を持っているのかがわかります。もちろん海外の学会に参加した方が最新の情報も手に入れられますが、躊躇している医師には絶好の機会です。SNSのアップロードに時間を費やしているくらいなら、このような学会に参加して勉強する方が患者様への最善のことだと思うのです。
来年は9月に開催予定です。
 
さて今週末は日本皮膚科学会東京支部学術大会のシンポジウムで講演してきました。
 
進化するデバイス治療ということで、しわたるみに関する機器治療のスタンダードから最新の情報までをお話ししました。
 
演者の先生方と。
写真左端の青木律先生が講演されていた中で、厚労省からカウンセラーの職務に関しての通達(リンクはこちら)があった旨のお話がありました。美容医療をおこなっている医師やスタッフは周知のことと思いますが、カウンセラーが患者様から話を聞いて、治療法を提案すること自体が医師法違反という当たり前のことが改めて通達されました。通達が出れば違反すると最悪の場合は逮捕され懲役刑になるので、医療従事者は十分に認識してください。

 

前回の続きです。

KOREADERMA2025 2日目。

この日は自身の講演がなく、朝から聴講してお勉強。ランチタイムは某企業の新製品開発の打ち合わせ。前回様々な改良アドバイスをしていたので、工学的なすり合わせと、具体的に何を改良してくるのか幾つかの案を聞いたり、プロトタイプを見たりしました。

ほか合間で企業のインタビュー、別会社の戦略についての相談、今評価用に借りている機器の照射プロトコールのアップデート講習などなど、気がつけばバタバタした1日となりました。

夕方からは台湾の友人Dr. Patrick Huangの依頼でアジアの「直美」を含む美容医療領域の医師の増加と質の低下などをどうするかという小さなグループディスカッションに参加。日本、韓国、台湾、マレーシア、シンガポール、カンボジアなどから医師が参加。オブザーバーで来てねという話でしたが、コメント求められて話す事に。

各国とも日本と同じ問題を抱えていますが、国によっては資格のない医師が治療できない項目があったり、様々な制限を国が設けてコントロールしています。韓国台湾が日本と似ている状況。広告の派手さは台湾が上か。

 

まあ日本もひどくて、法律で規制しているのに広告が放置されています。ちょっと話は逸れるのですが、先日当院は国の機関からホームページの違反があると指摘されました。「形成外科専門医」と書いているが、この書き方は違反であると。確かに正式には「日本専門医機構認定形成外科専門医」ですから違反なので書き直しました。

ただ、そんなことで違反と指摘するならインスタ諸々の違反写真を取り締まれば良いのにと思ってしまいます。外郭団体が監視しているので、簡単に違反件数と指導実績を上げられるので仕方ないのかなと穿った見方をしてしまいます。

 

この美容医療の様々な問題点、まだまだ解決策が見つかるレベルではないですが、このグループからもっと大きな組織を含んだネットワークに繋がっていくと、面白いアイデアや国を動かす力になるのかもしれません。

 

 
そして、そのまま夜はGala dinnerへ参加。

まずはオープニングからNANTAで。

 

私はなぜだかVIPテーブル。会長やご高名な先生方と同じテーブルで、ちょい緊張。

私、2年前にこの学会のambassadorを仰せつかり、それ以来待遇が良いのです。もっとすごい先生もいらっしゃるのに申し訳ありません。

 

会長Hangrae Cho先生の挨拶。

 

アメリカレーザー学会のPresidentであるAshish C. Bhatia先生の挨拶。2日前のジェイシス社のセミナーでもご一緒させて頂きました。

 

そしてフラクショナルレーザー開発などで有名なD. Manstein先生。

 

著名な先生方も多数出席されていましたし、親しくなるチャンスなのですが、日本人は少なめの参加。

 

ということで後は写真撮影に勤しみます。

Manstein先生、タイのW. Manuskiatti先生、日本の坪内先生と。

 

Maistein先生、タイのWichai Hongcharu先生、韓国のW. Koh先生と。

 

タイのThanya Techapichetvanich先生、Vanravi Vachatimanont先生と

 

香港のHenry Chan先生と

 

私と似ていると噂の台湾のEric Chang先生と。ちなみに帽子を取るともっと似ています(笑)

 

韓国のJongSeo Kim先生と

 

こんな感じで、楽しく親睦を深めました。多くの友人を持てたことは私の財産であり、ここから得る情報や裏話が患者様へ還元されていくのだと思います。

 

 

さて、もちろんランニングも。会場ホテルは漢江に近く、ランニングには良い場所でした。

 

韓国グルメも。

ソルロンタン。

 

よく分からないけど、メニューではコムタンと書いていました。

 
バタバタな学会参加でしたが、これで海外は今年あと1回だけ。あとは国内です。

 

 

 

前回の続き。

翌日はソウルのMagokで開催されたKOREADERMA 2025に参加。この会は初期から招待して頂き、2年前にはアンバサダーにも就任した、私にとっては思い入れのある学会です。年々グローバル化してきて、初期は韓国語で話す先生もいたのですが、今や普通に国際学会。日本ではなし得ないことを達成した素晴らしい会です。 



世界中から、高名な先生方も多数参加しています。日本人も10名くらいがspeakerとして参加しており、以前と比べて大分人数も増えました。


初日が私の出番。講演と座長を一つずつ。

まずは座長。 combination treatmentについて。今や時代は機器だけ、注入だけではなく、どの組織がどのように加齢して変化しているかを考え、ただ引き締まった、膨らんだだけではなく、若く見えるように治療方針を立てなければなりません。それらについて各演者の先生方が自身の考えなどを講演されました。質疑応答では皮膚だけではなく脂肪の質などをどう変えていくべきなのかなどディスカッションさせて頂き、有益な情報を沢山シェアできたと思います。


演者の先生方と。



そして午後は自身の講演。高周波機器治療おける長期成績、本当の意味での若さを保つ方法、自然な少しだけ手をかけた治療について20年以上の経験をお話させて頂きました。




今、世界的にはガッツリ変えるのではなく、自然な変化を求める方向へとトレンドは変化しています。シワのあるなしだけでなく、肌の明るさ、質感も重視し、また引き上がりよりも適度に若い健康な顔立ちなど、J-beautyの意義を話しました。当院はナチュラルな変化を長年追い求めてきており、そのコンセプトを気に入って頂いている患者様が長年通院して下さっています。今、この話は学会でも結構ウケが良くて、暫くはネタがありそうです。


学会では展示ブースも楽しみの一つ。特に韓国は新しい製品を見つけることができます。例年よりは少ない印象でしたが、いくつか面白いものを見つけて、話をつけてきました。

業者より先に見つけて、日本ではどこと取引するのが良いのか相談されたりということも多く、ブログで機器をお見せするのが難しくなってきましたが、またいずれ公開します。

さて、書籍売り場を覗くと私がかなり前に執筆した書籍の韓国語版が今でも売られているようでした。店員さん曰く、コンスタントに売れてるよとの事。



そして夜はSpeakers night。講演するDr.を対象としたディナーです。知り合いも多いし、また新しく知り合いになるチャンス。ひょんなことから学会の講演を頼まれたりするので、臆せずスケジュールの許す限りは参加するようにしています。日本語の方がもちろん楽なんですが、酒が入れば英語でオッケーかなと。










盛り上がって終了。気がつけば沢山の友人に囲まれるようになりました。この美容医療の世界に入った時は誰も知り合いがおらず、このような会が苦痛でしかなかったのですが、今は楽しくて仕方ないです。

また次回に続きます。


先週後半は少しお休みを頂き、韓国最大の美容皮膚科学会であるKOREADERMA 2025とジェイシス社の本社イベントTEA2025に参加してきました。


到着当日、ジェイシス社のお迎えでランチした後はセミナー会場へ打ち合わせに。

ついでにインタビューするから何か喋れと。

こういうのは大の苦手。



今回は世界中から350名ほどが参加されたそうです。アジアのみならずブラジルやメキシコ、ペルー、モルドバなど様々な国の医師が集まりました。

たるみの高周波治療機器デンシティの新しい治療チップのお披露目会で、私は開発から少し関わっており、講演依頼を受けました。理論的な話を主に新しい治療チップの可能性について症例を交えながら解説。



その後はディナー。座談会があり、なんと韓国の有名な女優、イヨンエさんがいらっしゃいました。チャングムの誓いの主演女優だそうで、デンシティのイメージキャラクターとして契約しているそうです。



54歳とのこと。たるみなく、お世辞抜きにお綺麗でした。

講演者なので一番前の席で観させていただきました。前回台湾に行った時もそうですが、芸能人を起用して一般に訴求する事はもはや当たり前なのがアジア各国の流れみたいです。日本は国の認可へのハードルの高さ、認可品でも名称を告知できないなど厳しい規制があり、別世界のような感じです。

さて、抽選会の特等賞はデンシティ。機器そのものという何とも太っ腹な規格。このイベントに対するジェイシス社の本気度が分かります。

で、特等が当たったのは、何と私の友人、台湾のChao-Chin Wang。


びっくりでした。

彼はイヨンエと写真を撮ったことなど眼中になくデンシティの事しか話しませんでした。私と同じくオタクなDr.。

既に所有しているので、どうするのと聞いたら、2台それぞれ左右の手に持って同時に打つよ、との事。


会はまだまだ盛り上がっていましたが、翌日からのKOREADERMA は少し遠いMagokという金浦空港そばの街で開催のため、少し早めに退席しました。


学会の報告は次回ブログで。

週末は台湾へ1泊2日の弾丸旅行、ではなくて出張。

台灣醫用雷射光電學会という、レーザー医学会に招待して頂きました。

土曜の昼過ぎに台北到着。早々に翌日の講演の打ち合わせ。台湾での機器承認内容と照らし合わせながらプレゼンを修正。そして夜は中華料理のディナーへ。

台湾ビールと共に巨大なダックを頂きました。

 

旧知のDr. Carl Cheng、William Ko達とお互いの国の美容医療事情や最新治療の臨床結果など情報交換。

 

翌朝、台北は雨。恒例のランニングはできず、やや意気消沈。会場へ向かいました。

 

入り口では顔写真にサインして記念撮影。

 

まずは学会のセレモニー。なぜだかVIP待遇で最前列で参席。

台湾では有名なチアリーダー、李多慧さんが登場。韓国人だそうで、もともと韓国の野球チームのチアだったのが台湾へ移籍し、今はタレントとしても活躍しているそうです。この学会の親善大使になっているので来場されたとか。ダンスを披露されました。こういうのは日本ではあり得なくて、なかなか興味深かったです。

台湾や韓国などでは現地で有名なタレントを機器のイメージキャラクターに採用することが流行っていますし、学会も含めてどんどん華やかになっていて、旧世代の人間にはついていけません、と思っていたら、知り合いの同世代台湾人ドクターが横で手を振りながら盛り上がっていました。さらにびっくり。

 

記念撮影。私の横のセンターにいるのが会長のDr. Sindy Hu。いつもスカート短めのチャーミングな女性です。

 

 

今回、私は当院でも人気の高周波治療機器Densityの基礎理論と他機種との相違、臨床結果や新しいトリートメントチップの開発について30分程度お話をしました。下手な英語でも台湾人は優しい目で頷きながら聴いてくださいます(笑)

 

Densityは台湾では無雙電波という名前で販売されているそうで、並ぶものがないほど優れているという意味合いとか。実際、モノポーラというサーマクールなど多くの容量結合型高周波機器の持つ電極形式に加えてバイポーラという2つの電極形式を持つ唯一の機器です。バイポーラとモノポーラの両方の形式で発振できます。これによって浅い層にも確実に熱を与えて、即時性のある引き締め効果を得ることができるのです。また新しく開発中のトリートメントチップについて現時点で話せることに限ってですが、期待を込めて解説もしました。

 

感謝状、頂きました。

 

これにてミッション終了。早速会場近くの牛肉麺で有名なチェーン店、段純貞へ。

 

美味しくいただいた後は、もう少しだけ時間があったのでクラフトビールを昼から頂きました。台湾はクラフトビールを出すお店が結構増えているそうです。

 

そのまま空港(松山機場)へ。弾丸出張も無事終了しました。今年はあともう1回、台湾で講演予定です。

 

 

 

週末はソウルで開催されたASLS KOREAに参加してきました。

ASLS(Aesthetic Surgery & Laser Society)は非専門医系の美容医療学会ですが、かなり規模が大きいそうです。

 

前日の夜入り。某機器メーカーの韓国支社に新しいハンドピースが試験的に導入されたとのことで、見に来ないかとお誘いを受けて空港から直行。

当院に既にある機器に装着できるようです。詳細はまだ書けませんが、なかなか良い感じでした。

 

翌日、学会に参加。

華やかです。企業出展も多数。

2日間にわたっての開催ですが、1日目は海外の演者が主となるようで、日本人の演者も数名。

 

とりあえず、自分の紹介写真の前で撮影を。

 

私は高周波治療機器の理論と長期成績についてお話しさせていただきました。

 

質疑応答も盛り上がり、楽しかったです。

他の演者の先生たちと。日本人は私のほか湘南美容グループの西川礼華先生。

 

そして夜はガラディナー。色々な催しが。韓国では有名らしい歌手のショーなど。

 

終盤は大体こんな感じで撮影大会になります。

 

最後は全員で。

 

韓国では長年講演を続けてきたので、幸い皆さん私のことを知っていてくださり、色々と厚遇してくださいます。感謝です。

 

廣州窯の素敵なプレゼントも頂きました。

 

韓国の学会はどんどん国際化してきています。美容医療はグローバル化が進み、情報交換も盛んにおこなわれます。新しいものがいいとは限りませんが、情報を手に入れて日常診療に役立てることは非常に重要と考えています。日本にいると企業のバイアスがかかった情報が多くなり、副作用やリスクの話もなかなか聞けませんので、これからもしっかりと学んでいきたいと思います。

 

さて、前夜には焼肉も食べました。

 

今年はもう1回、月末に韓国に行く予定です。その前に台湾も。