宮島の桜 2023 -⑥ / 世界遺産の島の春 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

宮島の桜 2023 -⑥ / 世界遺産の島の春


では、五重塔と豊国神社が建つ塔の岡から、桜を見ながら降りて行きます。

今年は多宝塔の他にこの階段も法面の工事が行われていて、幅員が半分しかないので混雑していました。

いつものように立ち止まってゆっくり撮影すると、歩行者の渋滞や接触による将棋倒しの転落事故にも繋がる可能性があります。





インスピレーションだけでパパッと撮って、人の流れを妨げないようにしました。

コロナ禍もまだまだ感染者数は多いですが、一応は落ち着きも見せ始めているのと、5月からはノーマスクもOKの風潮なので、既に観光客の数も爆発的に増えている宮島です。

欧米からの観光客数も多くて、隣国やアジア系の観光客も合わせると、3割強が海外からのお客さんのように感じます。





来島者数が3月として過去最多を更新し速報値で43万8901人だったそうです。

統計を開始した1964(昭和39)年以来、3月として最も多かったのは、NHK大河ドラマ″義経″″平清盛″の影響から右肩上がりだった、コロナ禍直前の2019(平成31)年で、4年前の1万人以上上回っていました。

前述のように国内のコロナ感染者数が落ち着いたことに加え、渡航制限が撤廃され海外から多くの観光客が広島を訪れていることなどが要因のようです。




桜の季節が終わっても、マスク解禁と花粉症の季節が終わる頃が重なるので、今年のゴールデンウィークには、まだまだ宮島の来島者数は増えると見込まれています。

さて、塔の岡から地上へ降りたら、厳島神社に沿って五重塔のを見上げながら、荒胡神社へ向かいます。

枝垂を見ながら上から、塔の岡から俯瞰したソメイヨシノも今度は見上げながらの、花見散策です。




豊織時代の石積みが美しい豊国神社の石垣とソメイヨシノのコラボは、桜の木が少ないのがやや残念なエリアですが、昔は立入禁止ではなかったエリアです。

その時代はもっと、石垣と桜の風情ある景観が堪能できました。

白壁の書物庫横から塔の岡へ登れる道があって、恐らく陶軍が陣を構えた時の道だったのだと思われますが、金網に囲まれて立入禁止となってからは誰も通らないので、だんだんと最近は風化してしまい、道ではなくなりつつあります。



それはそれでとても残念ではありますが、封鎖した理由もよく判らないものの、観光客の増加による何らかの処置だったのだと思います。

さて過去の記事へのリンクカードですが、この日に貼ったインスタグラムへのリンクのような、似た者リールを今回も貼ってみました。

前回はフクロウさんとネコさんでしたが、今回見つけたのはウサギさんとネコさんです。

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