厳島神社・山口市宮島町
山口県山口市宮島町1ー1
大晦日から続く寒さは、毎日のように雪を降らせてくれていて、テレビを見れば日本列島の北から南まで、豪雪の映像が流れています。
長崎市の平和公園に15cmの雪が積もってる映像は、意外性と美しさで見いってしまいました。
そんな大寒気に包まれている、極寒地獄(笑)の1月ですが、今日の記事はまだ心地好い気候だった12月5日。
12月3日に新山口駅開業120周年を迎えて、5・6日に運転されたD51-200号機牽引による記念列車を撮りに行った日です。
山口駅から上山口駅方面へ少し歩いて、初めての踏切となる山口踏切を渡ると、そのままJRバス山口支社の車庫の入口となります。
線路沿いに左へ曲がる一般道があって、新山口駅開業120周年記念号は、その沿道から撮ったのですが、この後の新山口行きの普通列車は12時27分まで1時間以上あるので。
山口駅で西広島までの切符を買ってから、3年ぶりに山口市の厳島神社へ行ってみることにしました。
記念列車を撮ったJRバスの車庫とは反対側に向かって県道194号線を歩き、途中から萩往還道へ入ると、約10分程度で到着するのですが、その前に気がかりなことがあって。
彼はまだ、あそこにいるのだろうか・・・・。
萩往還への入口を過ぎて少し進むと、彼はそこに今も立っていました。
3年前、ザビエル記念聖堂から帰る時に、道を間違えて迷子になってしまった時に、助けてくれたウルトラマンA。
倒れないように足にブロックが載せられていたり、今のご時世を反映してマスクしていたり、元気そう・・・・では無い雰囲気もやや感じるものの、彼は今もそこへ立っていました。
さて、恩人のウルトラヒーローと再会した後は、まっすぐ厳島神社へ向かいます。
前回来た時は10月でしたが、今回は12月と言うのに日中は比較的暖かく、歩いていると少し汗ばむ感じで。
紅葉は終わりかけではあったものの、美しい境内を堪能することができました。
以前は無かった美化神社の扁額が付く鳥居は、ポイ捨てや不法投棄が多いので設置されたものでしょうか。
萩往還沿線は、大内氏時代から毛利氏時代を経て、新道が建設されるまで山口市の主要道だったため、歴史的な遺産が点在しています。
江戸末期の高杉晋作や桂小五郎、久坂玄瑞、山県有朋など幕末志士の息吹を感じながら散策できる道でもあります。
時々、るろうに剣心や銀魂のシーンが脳裏に甦って、クスと笑ったりしてみたり。
そんなエスケーピズム トリップ(Escapism trip)を台無しにしてしまうゴミを、撲滅しようと美化運動が強化されているのかも知れません。
この坂道を登って行くと、象頭山の山頂へ続く登山道となってますが、ハイキングで飲食したコンビニ袋やペットボトルなど、必ず持ち帰って欲しいと感じます。
厳島神社からの登山道ではなく、もう少し整備された散策道もあるようなので、いつかは登ってみたいなぁと・・・・前回も言ったような(笑)
参拝し紅葉も堪能したので、列車の時間もあることですし、途中で鰐石の重岩も寄りたいしと思うも、しばらく境内でボーッとしてしまいました。
ここは居心地の好い神社で、前回もかなり長居してしまったんですよね。
萩往還から厳島神社への入口には、鴻城錦絵を引用した観光案内のボードがあります。
鴻城錦絵とは、幕末から明治初期の山口の名所や旧跡等を描いたもので、山口市の郷土史を語る上で第一級の史料であるとともに、日本史においても考察資料として重要度の高い絵画です。
時おり、山口博物館で原画の展示も行われるようですが、なかなかタイミングが合わず行ったことは無いんですよねぇ。
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110番したことある?
1月10日にちなんだ「110番の日」を前に、警視庁は、緊急性のない場合は110番ではなく、苦情や相談を受け付ける専用の電話を利用するよう呼びかけをしたそうです。
一昨年の、全国の110番通報の件数は1日あたり、およそ5,000件だったそうですが、このうち約3割が警察業務と関係の無い、迷惑通報だったらしいです。
『家の中にゴキブリがいる』『酔っぱらって帰れないのでパトカーで送ってほしい』など、まぁ本人にとっては緊急事態なんでしょうけど。
モラルと言うのか知能というのか、ちょっとレベルが低い人が多いようで。
『こういう類い通報がもし重なってしまうと、本当に緊急を要する事件・事故への対応が遅れてしまう』ので、悩み・心配ごとなどの苦情や相談については、専用電話「#9110」を活用するよう、警視庁では呼びかけています。
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ゑ |