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にじいろカラースクール みやポんです。ブログにご訪問いただきありがとうございます
 
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色彩検定とは
色彩検定は文部科学省後援の試験で、1990年に第1回を開催、累計志願者数は170万人を超えています
 
感性だけによるものと見られがちであった色に関する知識や技能を理論的、系統的に学ぶことにより、理論に裏付けられた色彩の実践的活用力を身につけることができる試験です
 
色彩の知識は、アパレル、インテリア、教育など多岐にわたる分野で活用できるだけではなく、文部科学省後援の資格なので、合格すれば公的資格が取得できます
 
2022年の受験状況
 
  1級 2級 3級 UC 合計
志願者数 2,423 16,807 31,452 5,871 56,553
合格率% 39.6 77.4 76.9 85.8
 
次回試験日
2023年6月25日(日)
 
試験の内容とレベル
試験は1級、2級、3級と3つの級があります。それぞれの級に応じてテキストがあり、そこから出題されます。色彩検定の公式サイトでは、以下のような色彩に関する基本的な事柄を理解していることとなっています。「◯」が2022年度試験で出題された単元です。正確な出題内容は過去問題集などでご確認をお願いします
 

《3級》

単元
2022年
夏期 冬期
色のはたらき 色のはたらき
光と色 色はなぜ見えるのか?
眼のしくみ
照明と色の見え方
混色
色の表示 色の分類と三属性
PCCS
色彩心理 色の心理効果
色の視覚効果
色彩調和 配色の基本的な考え方
色相を手がかりにした配色
トーンを手がかりにした配色
色相とトーンを組みあわせた配色
配色の基本的な技法
配色イメージ 配色イメージ
ファッション ファッションと色彩
インテリア インテリアと色彩
インテリアのカラーコーディネーション
インテリアにおける色の心理的効果
慣用色名 慣用色名
 

《2級》

単元
2022年
夏期 冬期
光のUD 色のはたらき
色のユニバーサルデザイン
色覚説
光と色 光の性質と色
視覚系の構造と色
照明
色の表示 マンセル表色系
色彩心理 色の視覚効果
色の心理効果
色彩調和 色彩調和
自然の秩序からの色彩調和
自然から学ぶ配色
配色技法
配色イメージ イメージ別配色法
ビジュアル ビジュアルデザインの色彩
メディアデザインの色彩
ファッション ファッションの色彩と配色
インテリア 住空間のインテリアとは
インテリアカラーコーディネーション 
インテリアの配色構成
インテリアスタイルと色彩
景観色彩 景観と色彩
地域の気候風土つくりだす景観色彩
景観色彩における色彩の基礎知識
生活環境における景観色彩設計
慣用色名 慣用色名
 
試験対策のポイント
・過去問題集を繰り返し解きましょう。解説も詳しくわかりやすいので理解が深まりますし、過去の類似問題が何度も出題されていますので効率よく学習できます
 
・公式テキストに掲載されている写真や図がどの用語に対応するかを確実におさえましょう
 
・ファッションカラーコーディネートの写真を使った配色を答える問題は毎回出題されています
 
・試験当日、答案用紙に色相環とトーン図をさっと描けるようにしましょう。私は毎日書いて覚えました
 
・2級の記述問題は用語を筆記する形式が定番です。用語集などを活用してきっちりおさえるようにしましょう
 
2020年テキスト改定対策について

・2020年に公式テキストの改定があり、2021年度以降は新テキストからの出題となっています。2020年度は過渡的にどちらのテキストでも対応可能な出題となっていましたので、過去問題で学習される際には留意してください。詳しくは、オンラインで開催している色彩対策講座の中でご説明させていただきます