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にじいろカラリスト 三宅克尚です 。ブログにご訪問いただきありがとうございます

 

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ポーラ美術館コレクション展を見学してきました

 

ポーラ美術館は箱根にある19世紀から20世紀にいたる西洋美術の展開を体系的にたどれる国内屈指のコレクション。
今回の大阪・あべのハルカス美術館の開催でも「モネ、ルノワールからピカソ、シャガールまで」として、80点超の作品が展示されています。
印象派だけに、まさに印象に強く残る見どころ満載の豪華な展覧会でした。
これだけの作品を所有している美術館が日本にあることにびっくりです。

 

 

 

ルノアール「レースの帽子の少女」

この絵のみ撮影OKとのこと、まだ10時開場直後で人もまばらだったのでバッチリ撮影できました。
この数分後には、あっと言う間に人でいっぱいになってましたのでこれから行かれる方は早めに行かれることをお勧めします。

 

 

 

アルフレッド・シスレー「ロマン河畔、朝」

この日一番心に残った作品。湖畔のピンクと空のブルーの淡い色がとってもきれいでした。印象派の作品は明るくてきれいですね。
この絵は春の空のイメージに見えました。白い雲のところは近よって見ると無造作にすーっと白く塗っているだけの感じなのですが、離れて見るとこんな風に見えるから不思議です。

 

 

 

クロード・モネ「花咲く堤、アルジャントュイユ」

モネの作品はどれもよかったですが、ダリアの花咲く緑の草むらと、きれいなパープルの色がアクセントになっているこの作品が、最も印象に残リました。モネは日本画に最も影響を受けた人みたいで、画面上方に水平線があるのは浮世絵の影響だそうです。

 

 

 

カミーユ・ピサロ「エヌリー街道の眺め」

この日一番始めに目に止まったのがこの作品。細かく見たいとき普通は近づいて見るものですが、点描画なので少し離れた方が細かく見えます。近づくとただの点々なのでぼやけます。

 

 

 

 

パブロ・ピカソ「帽子の女」

そして、印象派とは別の部屋に展示されていたピカソの絵。ポストカードで見ても赤や黄の色が鮮やかでインパクトがあります。
1962年に最後のパートナーとして晩年のモデルを務めた妻のジャクリーヌ・ロックを描いた作品。横に展示されていた1937年の同じ帽子を描いた作品「花売り」と比べると年齢を重ねて丸くなった円熟味を感じます。
このピカソやマティスが展示された部屋は、穏やかな絵が並ぶ印象派の部屋と比べて、少ししんどさを感じました。
もしかすると、それぞれの特徴を対比させて、意図的に印象を高めているのかもしれません。

 

 

 

あべのハルカス17階CIAO PREDSSO

美術展とコラボの開催記念カプチーノ