福井城址(福の井)・仁愛女子高等学校・福井神社/金沢・福井 紫陽花旅*15 最終回 | ~緑の木陰で、幸せな時を~

~緑の木陰で、幸せな時を~

札幌・宮の森 アロマ・ヒーリングサロン Green Arch 

~ファンタジックな森のヒーリングハウスで、素の自分を取り戻す時間を~


北海道神宮の山にある愛と美と喜びの空間へ。

 

50歳で東京から札幌へ移り住み、目指すは生涯現役アロマセラピスト&ヒーラー。

 

自然からのセンス・オブ・ワンダーを大切に、日々の小さな喜びを綴っています。

 

ハーブガーデン&アロマ・ヒーリングハウス グリーンアーチ】へようこそ。

 

 

 

旅ブログも、最終回になりました。

 

ご愛読いただき、本当にありがとうございます。

 

皆さまに発信することで、旅を振り返り余韻に浸ることが出来ました。

 

 

さて、3泊4日の旅も最終日。

 

行きは富山空港から入りましたが、帰りは小松空港です。

 

新千歳空港から小松空港へは、14:40発→16:15着なので、金沢で少しでも時間をとれるように、10:55発→ 富山空港12:25着を選択しました。

 

12:05発 小松空港 → 13:40着 新千歳空港

 

1日1便しかないので、この時間しか選べず、福井に2泊することに。

 

 

 

2泊目のホテルは、母が通勤に歩いていた道のそばで、福井駅にも近く、フェニックスという名前に惹かれました。

 

ホームページによると、

福井市は、昭和20年の戦災、昭和23年の福井地震、水害などたび重なる災害を受けました。
こうした災禍にも挫けず、復興した福井市の姿を不死鳥に喩えてフェニックスを福井市のシンボルとしました。

昭和20年の福井空襲では、市街地上空にB29が100機以上飛来し、10,000発を超える焼夷弾が落とされ、市街地の80%以上が焼野原となったそうです。
 
その3年後、復興を進めていた福井を襲ったのがM7.1の大地震です。
 
その震災からわずか1ヵ月後、豪雨によって九頭竜・足羽の両河川流域の水害が発生し、福井市は再び街が壊滅したのです。
 
叔母や母は、戦災、大地震などの災害を経験し生き抜いてきたのです。
 
忍耐強さは、この死と隣り合わせた体験が土台にあるのかなと思います。
 
数々の災害に遭いながらも、平均寿命以上生きた92歳は大往生といえるでしょう。
 
 
朝食は、ハーフバイキング。
 
福井での最後の味を楽しみました。

 

 

母が自宅から会社まで歩いていた道を、途中までなぞります。

 

 
福井城址の横。

 

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昨年の春は、桜の下を歩いて。

 

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春から秋までは気持のよい通勤路も、雪の日は大変だったでしょう。

 

 

お母さんが確かに歩いた道を、

 

毎日見た景色を、私も眺めながら歩く・・・。

 

当時は砂利道で、こんなにもビルはなかったでしょうけれど。

 

 

福井城は大火で焼失し、現在では石垣とお堀の一部だけが残っていて、お城があった場所には県庁が置かれています。

 

その隅に、福井という名前の由来となったという【福の井】という井戸跡を見に行ってきました。

 

 

 

 
はい、こちらです。福井の原点ですね。

 

 

 

 

福井震災の崩壊のあとが残されています。

 

 
さて次に向かうは、母が通っていた女学校。
 
歩いて10分程のところにあります。

 

 

おぉ、紫陽花がここにも。

 

 

正門前にも。

 

 

ちょうど登校時間だったので、生徒さんたちが入っていきます。

 

 
母が通っていた頃とは校舎も違うのでしょうけれど、何だかとっても嬉しい。
 
母も制服姿で、この門を出入りして、一番楽しい学生時代を過ごしたのでしょう。

 

 
門の前にいると怪しいので、公園のクチナシの茂みに佇む ←それでも怪しいヒト。爆  笑
 
あぁ、いい香り・・・

 

 

溌溂と入っていく女学生。若いって、いいな~。 可愛いな~。ニコニコ

 

母も女学校に通ったから、私に受験を薦めたのかな。

 

 

女学校時代の話など、あまり聞いたことはなかったけれど・・・。

 

 
ここでも紫陽花を堪能して。

 

母に母校を見せてあげられて良かった。

 

 

最後に向かったのは、その名もズバリ、福井神社

 

最後のオオトリに相応しい。

 

 

お陰様でお天気にも恵まれ良い旅になり、本当にありがとうございました。

 

 

鳥居が珍しい形で、コンクリートです。

 

 

大きなイチョウは、不死鳥のシンボル。

 

 

 

 

震災は79年前。

 

その体験をした人も、少なくなったことでしょう。

 

 
人の命より寿命が長いイチョウ。
 
これからも福井を見守って下さい。

 

 

出発の朝も、行きたい場所に全て行けたので、もう思い残す事はありません。

 

 

福井出身の有名人は、五木ひろし氏、絵本作家のかこさとし氏、いわさきちひろさん、ファーム富田の富田忠雄氏のご祖父母様が福井出身。

 

母の生まれは京都で、神戸から小学生の時に疎開先として福井へ転居しました。

 

父と出会ったのが福井。

 

私にとって福井はルーツであり、心の故郷です。

 

 

 

家族で福井を旅したのは中学生が最後だと思います。

 

ですから、昨年は半世紀ぶりに訪れました。

 

令和4年に他界した母を偲んで、思い立った福井旅。

 

 

二人の叔母の中に、母を感じる。

 

福井でご縁のあった場所で、母を感じる。

 

 

 

北陸新幹線に乗ったこと、紫陽花を愛でたこと、同じお店で同じ鮎を頂いたこと。

 

心が繋がりました。

 

続けて2年旅したので、しっかり記憶に残りました。

 

母も父と一緒に、空の上から喜んでいることでしょう。

 

 

福井駅へ。

 

ちささんは広島生まれですが、福井で育ったそうです。

 

そのご縁からなのですね。

 

 

ちさリスさん、またね♪

 

 

小松空港。

 

 
北陸の海。
 
フェニックスが飛んでいるように見えました。
 
 
能登が1日でも早く復興しますように。
 
福井が復興したように。
 
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母が、友人に紫陽花のステンドグラスを作ってもらった理由が分かりました。
 
そして、私に託したことも。
 
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紫陽花は、特別な花になりました。
 
 
 
長い旅シリーズをご覧いただき、本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 
 

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森のコテージ グリーンアーチ 

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