広島・宮島の旅*3 広島平和記念資料館 | ~緑の木陰で、幸せな時を~

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札幌・宮の森 アロマ・ヒーリングサロン Green Arch 

~ファンタジックな森のヒーリングハウスで、素の自分を取り戻す時間を~


北海道神宮の山にある愛と美と喜びの空間へ。

 

50歳で東京から札幌へ移り住み、目指すは生涯現役アロマセラピスト&ヒーラー。

 

自然からのセンス・オブ・ワンダーを大切に、日々の小さな喜びを綴っています。

 

【ハーブガーデン&アロマ・ヒーリングハウス グリーンアーチ】へようこそ。

 

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引き続き、旅シリーズをご覧いただいて有難うございます。
 
前回のブログに少し文章を足しました。
 
思い出すと、次々に皆様にお伝えしたいことが溢れてきます。
 
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8月6日には必ずテレビで放映される平和記念公園ですが、やはり実際その地に立ってみると、78年前に起こった惨禍と、現在の平和な公園の姿とのあまりの落差に、複雑な想いが寄せてきて胸がきゅーと縮まるようでした。
 
公園を見つめる眼には、今と過去の光景がちかちかと交錯するのです。
 
人類史上初の原爆投下が、ここ広島に。
 
原爆ドームの南東約160m、高度は約600mだったそうです。
 
いつもの暮らしを営んでいた人々、朝食の時間や学校、仕事に出かけるような時間、明るい夏の朝・・・一瞬にして悪夢と化したのです。
 
 
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その当時の資料が、こちらに展示されています。
 
どんなにか苦しかったでしょうか、
痛かったでしょうか、
熱かったでしょうか、
喉が渇いて仕方なかったでしょうか、
自分の痛み、苦しみと身内を案じる辛さ。
 
誰もが初めての、想像を絶する体験。
 
 
一つ一つの物言わぬ遺品が、多くを語ってくれます。
 
特にお子さんの服や靴など、小さき弱い子の遺品や写真は、胸が痛み涙が止まりませんでした。
 
 
原爆がもたらした悲惨さを知ると、平和の大切さをひしひしと感じます。
 
二度と繰り返してはいけないという戒めも。
 
犠牲になった方々がこれからも安らかに眠って頂くためにも、世界平和を祈らずにはいられません。
 
 
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この平和記念公園は、世界的に著名な建築家である丹下健三氏の設計で1954年に完成しました。

 

原爆ドームを含め公園全体の設計を提案した建築家は、丹下氏ただ一人だったそうです。

 

資料館の中央から垂直に、慰霊碑~原爆ドームへと延長上に一直線になっていて、原爆の象徴としてのドームを見つめながら、慰霊と平和への祈りを捧げられるようになっています。

 

丹下氏は、旧 広島高校(現 広島大学)で学び、ご両親も原爆投下の前後に他界されているので、このコンペに託す想いは並々ならぬものがあったと想像できます。

 

 

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資料館の1階は柱のみになっていて2階を支えています。

 

風が吹き抜けるような空間があることで動きが出て、重くなりがちな気持ちを和らげてくれるような気がしました。

 

とにかく素晴らしい設計と建築。 

 

被爆地として、平和を強く発信するに相応しい資料館でした。

 

 

☆行列に関して。

美術館のように事前予約制にするとか、当日でも整理券で時間を決めて、その間に公園内や原爆ドームなどを見て回れるように出来たら良いと思います。

 

日本人はまだしも、限られた時間の中で遠くからいらしている海外からの人には申し訳ないような気持ちになりました。

 

 

原爆ドームの右側に見えるのが、数年前にできたおりづるタワーという建物です。

 

最上階が展望室になっていて見晴らしがよさそうですが、入場料が¥2200もするのです!

 

とても素敵な空間なのですが、いくら何でも高すぎる。 1時間もいませんからね。

 

 

資料館は200円。

 

最低でも1時間は確保してくださいね。1時間半~2時間。

 

一つ一つ丁寧に見て、感じることが大切です。

 

入る前と出た後では、自分の中で何かが生まれ平和への想いが強くなります。

 

それは、日に日に熟成していくことでしょう。

 

 

 

*当初の予定は、先ずこちらに入場することでしたが、色々調べ過ぎて直前に「麗ちゃん」が浮上してそちらになびいてしまいました。(反省)

 

ランチ抜きでも空港から直行すべきです。

 

資料館に行ってから、他を見るのが良いコースです。

 

今はコロナ明けでどの観光地も人出が凄いですね。

土日や紅葉シーズンに重なっていたので予想以上でした。

 

並ぶのは時間のロスですから、なるべく減らすようなタイムスケジュールを組んでくださいね。

 
 

 

「こんな思いを他の誰にもさせてはならない。」  

 

これは、被爆者が辛く悲しい境遇の中で思い悩み、「憎しみ」や「拒絶」を乗り越え、紡ぎ出した悲痛なメッセージです。

 

その心には、人類の未来を見据えた「人類愛」と「寛容」があります。

 

原爆死没者慰霊碑には、こうした被爆者の訴えの答えとして、「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれています。

 

これは、「全人類の共存と繁栄を願い 真の世界平和の実現を祈念するヒロシマの心」を表しています。

 

 

 

資料館の裏手には、被爆樹木のアオギリが移植されています。

 

 

希望を与えた木ですね。

 

 

慰霊碑の前に進み出て、折り鶴と祈りを捧げました。

 

 

 

 

 

 

 

平和祈念像に寄せて

 

天心の三日月の上に


幻でない母と子の像


これこそ永遠の平和の象徴


童子よ母の愛につつまれて


金のトランペット吹き鳴らせ


天にも地にも透明な


平和之調べを吹きおくれ


どんな未来がこようとも


頬っぺいっぱいふくらまし


no more Hiroshimaの


金のトランペット吹き鳴らせ

1978年8月 草野心平

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

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森のコテージ グリーンアーチ 

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