頭大仏殿のラベンダー | ~緑の木陰で、幸せな時を~

~緑の木陰で、幸せな時を~

札幌・宮の森 アロマ・ヒーリングサロン Green Arch 

お早うございます。

 

 

 

 

 

 

 

今朝の日の出は4時13分。

夕焼けのようなオレンジの幕が上がり、太陽が光輝いてきました。

 

グリーンアーチの緑の木陰へ、ようこそ。

 

いつもご覧いただいて、ありがとうございます。

 

 
2日前の新聞には、ファーム富田さんのラベンダー記事。
 
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この時期に合わせて、【ラベンダーの風~アロマハンドトリートメント】を生活の木札幌パセオ店様似て開催するのですが、今年は残念ながら中止となりました。
 
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動画で会場の雰囲気をどうぞ。

 

 

次回の11月には開催できることを願っています。

 

 

 

 
グリーンアーチのおかむらさきも咲きました。
 
このラベンダーは、南区のnoriko's  gardenさんから分けて頂いたもの。
 
元々は、ファーム富田さんの苗を挿し木で育てているものです。

 

 
2016年。
ガーデンにお邪魔しました。
 
 

 

ラベンダーに囲まれているのり子さんの小屋。

ラベンダーに助けられ、心底愛している方です。

 
 
 
蒸留したばかりのラベンダーの香り・・・。
 
 
ラベンダー畑で、大はしゃぎ♪
 
 
 
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グリーンアーチガーデンにあるのは数株のラベンダーですが、目を閉じると香りと共に爽やかな風景が蘇ります。

 

 

 

札幌内にもいくつかのラベンダー畑があります。

 

毎年出かけるのは、幌見峠のラベンダー園。

 

そして、一度行ってみたかった滝野霊園にある頭大仏殿へと。

 

 

大仏は元々あったのですが、数年前に安藤忠雄氏がこのように新しい演出で設計しました。

 

広大な敷地に、大仏を隠すという独創的なランドスケープ。

 

ラベンダーに囲まれたドームの中央に、頭だけが見えるのです。

 

 

大仏殿への道を歩いていくと、その進行方向と垂直に交わる水庭があります。

 

安藤氏の設計はこのようにストレートに進むのではなく、そこに辿り着くまで見えなかったり、迂回してその構造物を際立たせるという手法が多くみられます。

 

水やコンクリートの打ちっぱなしも有名ですね。

 

コンクリートの塀は2.7m。

 

余計な背景を見せないことによってその空間を際立たせています。

 

この頭大仏の場合、手前の現世と水庭によって向こう側の祈りの世界を区別する意味合いがあるのでしょう。

 

 

 
水庭は、結界の意味が込められていて、ここを迂回することで水で心を清め、気持ちも切り替えて非日常の世界へと進むのです。
 
迂回しながら視界が変化することで、神聖な空間へと進む準備が出来ます。
 

 

三途の川を思い起こさせます。

 

 

薄暗いトンネルの向こうには大仏様のお姿が。

一歩進むごとに見える範囲も大きくなります。

 

個人的意見ですが、この造花の赤い花は要らないと思います。

目立ちすぎです。

せっかくの作品の質と、厳かで静寂な場のエネルギーを損ねてしまう。

飾るなら白い生花で、ハスが良いと思います。

 

 

 

とても神々しい。

 

 

 

隠されていた大仏様のお顔が見えると、一層有難い気持ちになります。

 

この演出は素晴らしいですね。

 

トンネル内の壁も平坦でなく襞のようになっていて陰影が美しい胎内的空間。

 

建築家の意図が込められています。

 

ちょうど良い天井高、開口部の大きさ、縁のデザイン・・・全て計算され尽くされた完璧な構造物。

 

 

 

空模様、季節によって、その印象は変化することでしょう。

 

空を切り取ってあるからこそ、一層特別な美しさを感じます。

 

 

 

ぐるっと回って。

 

 

この位置からの大仏様の曲線がきれい。

 

丸くくりぬかれた天井のラインと組み合わされるから美しいのです。

 

 

 

この大仏は当初高い塀に囲まれていたそうです。

 

その設計に関わったのは、グリーンアーチを設計した方と同じ建築家ということを知り、一度訪ねたいと思っていました。

こんなに大きいプロジェクトをしている中で、グリーンアーチは後にも先にも一番小さいお仕事だったと思いますが丁寧に請け負って頂きました。

ご縁に心から感謝しています。

 

中は空洞でないとのことで、数十トンの重さがあるそうです。

 

とても穏やかな表情の大仏様。

 

神聖な空間だからこそ、静かに対峙できました。

 

 

ここに植えられているラベンダーは、霊園内で種から育てたそうです。

 

 

大仏様を覆うという発想、そしてその上をラベンダーで植えるという発想。

北海道にある霊園という場に、そこに眠る人々、訪れる人々の心を優しく慰め、双方を懐かしい思い出で結ぶラベンダーは一番適していると思います。

 

2次元の図案を3次元に組み立てるという技術・・・一つ一つのパーツの形や長さなどを決定するのは神業ですね。

 

 

安藤氏の演出で、より特別な大仏殿になりました。

 

 

滝野霊園にはストーンヘンジもあります。

 

 

モアイ像も。

 

 

近づくとかなり大きい。

 

 

ラベンダーの株はまだ小さく、頭の丸と繋がります。

 

5年10年経って、どのように馴染んでいくのか楽しみです。

 

 


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