なんと桜が咲いていました。
札幌から行った身としては信じられない光景。
まるで春が来たかのような幸福感。
自分の心と重なる。
その名も《ジュウガツサクラ》とありました。
四季咲きの桜で、翌日のお話では年中咲いているとか。
3月初旬から、河津桜、沖縄の寒緋桜など、色々な種類の桜が次々と咲くそうです。
ベストシーズンは、3月下旬から4月頃。
その頃、また行けますように・・・。
日頃、雑草扱いされるオオバコも、このように正式に紹介されて誇らしげではありませんか。
古くから、咳止めや利尿に用いられています。
生薬名:種子を車前子(シャゼンシ)、葉を車前草(シャゼンソウ)
整腸、緩下の目的で使われ、『神農本草経』の上品に収載されている。
1㎝程のクコの花、初めてご対面!
なんてかわいいの。
あなたが、あの真っ赤な実になるのですね。
クコは不老長寿薬として有名で、杏仁豆腐やおかゆなどの彩りとしても欠かせません。
ヒマラヤイチイ
ハーバルセラピストテキストの安全性に記載されているウマノスズクサ科。
アリストロキン酸が含まれていて、発がん性、腎毒性を持つことで知られています。
名前の由来になった馬の鈴に似ているという実が見たかった。
ハトムギといえば、美肌です。
私もその作用を期待してハトムギ茶を愛飲していますよ。
独特の粉っぽいお味も好き。
ハトが好んで食べるのが名前の由来。
生薬名は、ヨクイニン、『神農本草経』の上品に収載されているそうです。
小さい頃、じゅず玉遊びをしたことを思い出します。
つるつるした感触は掌の記憶に残っているものですね。
数珠玉とハトムギでは違いますが、郷愁を感じる形です。
子宮収縮作用があるので、妊娠中は使用をお控えください。
ひときわ高い枝にたわわに実っている。
カリン。 咽頭の炎症、咳止めなど呼吸器系に用いる。
カリンのど飴のカリン。
カギが2個、1個、と交互についています。
カギを他の植物に絡ませながら伸長し10m以上になるそうです。
カギカズラ属の仲間には、ハーブのキャッツクロウ(ネコの爪)も。
カギをつけた茎の部分は釣藤鉤(ちょうとうこう)という名の生薬で、血圧を抑えたり強い気分の高まりを抑える目的で使われると記されています。
こちらは、ベチバー。
アロマテラピーでは、この植物の根から精油を得ます。
このようにまとまった姿を初めて見たので、一層気持ちが高揚しました。
細い葉で、2m以上あり、真っ直ぐに伸びるライン。
キーワードは、《グラウンディング》・・・地に足をつける。
土佐のトリカブト。 猛毒中の猛毒ですから絶対に試さないでください。
わぁ、ローゼル。
お花も咲いていたので、大興奮!!
この喜び、一人では抱えられない。
茎がシックですね~。
こちらがガク。
ハイビスカスティーはこのガクを抽出します。
しつこく角度を変えて、何枚も撮ってしまいました。
嬉しいな~♪
メディカルハーブの講座で、お見せしますね。
大興奮の薬用植物区でした。
多分、一人で叫んでいたと思います。(笑)
『日本のハーブ』で学んだ植物が沢山あり、机上の学びに実物を観察出来て勉強になりました。
来月の試験は受けないことにしましたが、やはり体系的に学んだからこそ見え方や接し方が違いました。
そして徐々に実践も増やそうと思います。
翌日のツアーでも、この薬用植物区を回り、水上園長の詳しい解説で学びも倍増~。
あ~楽しい、楽しい~!
よろしければ引き続き、高知シリーズをどうぞお楽しみくださいませ。
ご覧頂き、有難うございました。