世界遺産 京都醍醐寺にて雨の境内と紅葉散策①三宝院と唐門編 | 温泉大好きさんのブログ

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2015年11月14日(土)


世界遺産 京都醍醐寺①
 三宝院と唐門編


●醍醐寺について
創建は、874年。弘法大師(空海)の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに

如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と

名付けたそうです。
開創後も、醍醐・朱雀・村上の三帝の深い帰依によって次々に堂塔が建立され

951年に五重塔が完成。その後も山上山下にまたがる大伽藍が整った。

そして、1994年に世界文化遺産登録されました。








●三宝院について
醍醐寺の塔頭1つであり、醍醐寺14代勝覚僧正が平安時代の1115年に創建
また、当時は真言宗系の修験道当山派を統括する本山であった。
その後、応仁の乱で焼失したが秀吉が開催した「醍醐の花見」をきっかけに
復興へと進み併せて現在は桜で有名な三宝院庭園が新たに整備された。






三宝院門入場するには、門の前に受付窓口がありそこで入場券を

購入する。(1か所600円のため、2か所巡るお得な入場券1000円購入
建物の中は、葵の間には京都三大祭りの一つ葵祭の風景など描かれています。
縁側に進むと三宝院庭園が見えてきます。








(三宝院庭園)
実際に見た感想は、縁側に座り庭園を見渡すと奥行があり池やしだれ桜

松林が配置され美しい日本庭園が広がっています。
この庭園だけ静寂な空気が流れいてぼっとしているだけ心が癒される空間ニコニコでした。
庭園からも紅葉がだいぶ色づいる姿が見れました。
残念ながら建物の中での撮影は一切禁止となり庭園も同様です実際に行って見てね。

後、HPより庭園の内部写真を見ることが出来ます。⇓

アドレス:https://www.daigoji.or.jp/garan/sanboin_detail.html


ちなみに三宝院の入口門をくぐりすぐ右に塀がありその塀の向こうに庭園があります。
庭園の中にある紅葉もみじが塀の高さを超えて少し顔を出しています。
それがこの写真です。⇓




●唐門
国宝・三宝院唐門といい秀吉が開催した「醍醐の花見」の翌年(1599年)に

造られた建物です。門全体が、黒うるし塗り菊」と「五七の桐」の4つの

大きな紋(もん)浮かし彫りとなっており金箔を施しています。

まさに豪華絢爛の黄金に輝く立派な門でした。