症状別：食養アドバイス 頭痛
慢性的な頭痛には東洋医学が有効！
頭痛になりにくい体質を目指す！
頭痛は、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎
などを原因とする「症候性頭痛」と、原因となる
疾患がないのに、長期間頭痛が続く「慢性頭痛」
に分けられます。
慢性頭痛には、偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛
などがあります。偏頭痛は片側または両側に
ズキズキした痛みが起こり、吐き気を伴います。
発作前、光や音に敏感になるのが特徴です。
緊張型頭痛は、後頭部から頭全体がギューッと
締めつけられるような痛みが毎日のように
現れるもので、頸部から肩にかけての筋肉の
緊張や精神的ストレスで起こります。肩や首の
こり、眼精疲労、全身倦怠感などを伴います。
群発頭痛は、ある一定期間決まった時間帯
（夜中、明け方など)にズキンズキンという
目の奥をえぐられるような強い痛みがあります。
西洋医学では、慢性頭痛には鎮痛剤や
抗不安薬が処方されます。
マッサージや首・肩・腕などを動かして、
緊張をしている筋肉をほぐしていきます。
過労や睡眠不足でストレスを増大させないよう、
１日の疲れをしっかりととることが大切です。
頭痛がするときに血圧が高い人は、頭痛の種類
にかかわらず、痛みが静まるまで安静に。
頭痛がするときに血圧が低い人は、軽く
身体を動かしたりマッサージなどで痛みが軽減
されます。光の多い場所や、騒音なども頭痛を
誘発する恐れがあるので避けましょう。
冷えからくる頭痛には、身体を温めるしょうがや
羊肉などがおすすめです。ねぎもおすすめです。
ミントや柑橘系も気の巡りを促します。
コーヒーや緑茶には、血管を収縮させる作用が
あるので、偏頭痛や群発頭痛の痛みにおすすめ。
ただし、過剰摂取は逆効果です。適度な量を！
緊張型頭痛にはハーブ茶がよいでしょう。
マグネシウムが豊富な大豆、アーモンド、ひじき
などは偏頭痛に有効です。
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