入院3日目 | かなり昔の小細胞がん(子宮頸がん)の話

かなり昔の小細胞がん(子宮頸がん)の話

2004年に子宮頸がん小細胞がんになりました。
かなり珍しい種類のがんなので治療方法とかを書いてます。
今更かよ~役にたたないよ~と自分でも思いますが・・・
再発しても生きてる人はたくさんいます。
自分が納得した治療ができるといいなと思います。

骨髄提供をした時は優しい方々に出会えました。

しかし1人だけ違いました。

今回こーゆー人がいたって事は事実だから書きます。

かなり昔だから、もう同じ職業じゃないかも知れないしね、その人。


痛み止めを飲む機会を無くして

「あれ?昨日飲むべきだったのかな」という感じの3日目。


コーディネーターさんがお見舞いに来てくれた。

ありがとうございます。


今回の入院の事件は全て夕食後に起こる。

売店に行こうと思いナースステーションに声をかけた。

あの時、売店に行こうと思わなきゃよかったと後悔した。

そんな人が、そこに、居た。


そいつ「あら、ドナーの方ね。暇を持て余してるんでしょ」

都島「はは、ちょっと腰は痛いですけどね」


そして、そいつは、言った。


そいつ「本当にね、何を考えてるんだか、わかんないわ。

 あなた全身麻酔の怖さを本当にわかってるの?

 ちゃんと教えてもらったの?

 健康なのにわざわざ手術するなんて。

 私の身内がドナーになるって言ったら絶対に反対するわよ。


 だいたいドナーになる人なんて

 男はオタク、女はモノズキなのよ。

 そんな人ばっかりよ」


都島「はあ・・・そうですかね。」

モノズキって言われたよ。


なんだかションボリして売店でメロンパンを買った。

しかし、だんだん腹が立ってきた。反応が遅いな、私。


それって、言うべき事かね?

ドナー本人だよ、わたし。

100歩譲って(ゆずりたくないけど)

心で思ったとしても

それを言っちゃあ、おしまいでしょ?!

しかも、それを担当している科のナースだよ。


どうゆう事よ。

はいはい、私はどーせモノズキだよ、悪かったな。

医療関係者だから人格的に素晴らしくないといけない

なーんて事は全く考えていないけど

少なくても、その発言はおかしいやろ。


ムカムカして眠れなかった。


怒る私が変なのかな?

ドナーになるってモノズキなの?


気軽に「良い事」をする気分だったのに

いろいろあって、ハードな体験だった。