せっかくピグに遊びに行ったのに「このイベントは終了しています」ってなに?!
だからイヤだったんだよ。
別にふなっしーなんて好きじゃないし・・・
本日はいよいよ骨髄提供。
病室からベッドのまま手術室へ移動。
あれ?がんの手術の時は歩いて手術室へ行ったよね。
ドナーだから待遇が良いのかな?
手術は爆睡している間に無事終了。
終わった後、激しい頭痛。喉の痛み。腰の鈍痛。
頭痛はおそらく緊張がとけた事が原因。
喉は医学生の練習台になったので少しガリっとされたかな。
腰は痛くて当たり前。
ちょっと穴を開けましたから。
2カ所、絆創膏が貼ってある。
そして夕食後、担当医ジョイ登場。
ジョイ「お疲れ様でした。痛みはどうですか?」
都島「ちょっと痛いですけど、大丈夫です」
これから多分もっと痛くなるから、その時に痛み止めを飲もう。
という大勘違いをして
結局、痛み止めを飲むタイミングを逃した私。
痛いな、とおもったらすぐに痛み止めを飲むべし!を心に刻む。
都島「先方は男性なんですよね」
ジョイ「そうですね。渡した骨髄の量からすると成人の方ですね」
関西地方の成人男性。
元気になってくれるといいな。
ジョイは治療の方法をいろいろ教えてくれた。
「非血縁ドナーからの移植をするという事は
今までいろいろな治療をしてきたという事です。
自分の白血球を無くして、これから更に強い治療をします。
その治療に耐えられない方もいます。」
都島「骨髄提供したら全員治るんじゃないんですか」
ジョイ「成功する確率は50%くらいですね」
(今はもっと成功率が高いと思います。当時はこのくらいでした。)
ショックだった。
必ず治ると思っていたから。
その時は抗がん剤の副作用の辛さもわかっていなかった。
本当に全く無知で情けない。
セイリの腹痛、頭痛、喉のイガイガ、腰の鈍痛。
それより何倍も心が痛かった。
気楽にしていた自分の傲慢さが苦しかった。
ジョイは約2時間の講義を終えて退室。
さすがに、ぐったりして2日目就寝した。