入院2日目 | かなり昔の小細胞がん(子宮頸がん)の話

かなり昔の小細胞がん(子宮頸がん)の話

2004年に子宮頸がん小細胞がんになりました。
かなり珍しい種類のがんなので治療方法とかを書いてます。
今更かよ~役にたたないよ~と自分でも思いますが・・・
再発しても生きてる人はたくさんいます。
自分が納得した治療ができるといいなと思います。

せっかくピグに遊びに行ったのに「このイベントは終了しています」ってなに?!

だからイヤだったんだよ。

別にふなっしーなんて好きじゃないし・・・


本日はいよいよ骨髄提供。

病室からベッドのまま手術室へ移動。

あれ?がんの手術の時は歩いて手術室へ行ったよね。

ドナーだから待遇が良いのかな?


手術は爆睡している間に無事終了。

終わった後、激しい頭痛。喉の痛み。腰の鈍痛。

頭痛はおそらく緊張がとけた事が原因。

喉は医学生の練習台になったので少しガリっとされたかな。

腰は痛くて当たり前。

ちょっと穴を開けましたから。

2カ所、絆創膏が貼ってある。


そして夕食後、担当医ジョイ登場。

ジョイ「お疲れ様でした。痛みはどうですか?」

都島「ちょっと痛いですけど、大丈夫です」


これから多分もっと痛くなるから、その時に痛み止めを飲もう。

という大勘違いをして

結局、痛み止めを飲むタイミングを逃した私。

痛いな、とおもったらすぐに痛み止めを飲むべし!を心に刻む。


都島「先方は男性なんですよね」

ジョイ「そうですね。渡した骨髄の量からすると成人の方ですね」

関西地方の成人男性。

元気になってくれるといいな。


ジョイは治療の方法をいろいろ教えてくれた。

「非血縁ドナーからの移植をするという事は

今までいろいろな治療をしてきたという事です。

自分の白血球を無くして、これから更に強い治療をします。

その治療に耐えられない方もいます。」


都島「骨髄提供したら全員治るんじゃないんですか」

ジョイ「成功する確率は50%くらいですね」

(今はもっと成功率が高いと思います。当時はこのくらいでした。)


ショックだった。

必ず治ると思っていたから。

その時は抗がん剤の副作用の辛さもわかっていなかった。

本当に全く無知で情けない。

セイリの腹痛、頭痛、喉のイガイガ、腰の鈍痛。

それより何倍も心が痛かった。

気楽にしていた自分の傲慢さが苦しかった。


ジョイは約2時間の講義を終えて退室。

さすがに、ぐったりして2日目就寝した。