今日の京都7月25日(木) | 都のかほり日記

都のかほり日記

京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。
昨日、祇園祭後祭の山鉾巡行が行われました。
あともう少しというところで、ゲリラ雷雨が起こり、山も鉾もびしょびしょの巡行となりました。

山鉾巡行とほぼ同時刻、花傘巡行も行われていました。花傘巡行は四条通りを東に向かいます。山鉾は時間差で西を向いて進みます。

そして、夜には還幸祭が行われ、神輿に乗られた神様が八坂神社にお帰りになられました。

まだ、神輿洗いや疫神社の夏越の祓えなどが残っていますが、昨日で、ほとんどの行事が終わりました。

長いと思っていた祇園祭も行事が終了して、少しは静かな京都になるでしょうか。とはいえ、祇園祭は31日まで、まだまだ続きます。

さて、今日はかき氷の日です。



日本かき氷協会が制定しました。
七(な)2(ツー)五(ご)でかき氷のかつての名前「なつごおり」(夏氷)の語呂合せと、この日に日本の最高気温が記録されたことから。
この日本最高気温記念日は、1933年のこの日、山形市で最高気温40.8℃が記録されました。この記録は長らく日本の最高記温記録となっていましたが、2007年8月16日に熊谷市と多治見市で40.9℃を観測し、74年ぶりに記録が更新されたので、今では過去の日本最高気温記念日です。



【かき氷】
気温が上がると冷たいものが欲しくなります。
かき氷(かきごおり、欠き氷)とは、氷を細かく削るか、砕いてシロップ等をかけた氷菓。餡やコンデンスミルクをかけたものもある。氷は古くはかんななどで粒状に削ったが、現在は専用の機械を用いる。また市販品として、カップに細かく砕いた氷と各種シロップを混ぜたものも売られている(市販品では袋入りもある)。日本以外にも類似のものが各国にある。
日本では、かき氷を売っている店は氷旗(白地に赤い文字で「氷」と書かれた幟(のぼり))を掲げていることが多い。夏季に社寺の境内で催される祭礼や縁日などでは綿菓子・たこ焼き・焼きそばとともに代表的な縁日物(えんにちもの)の一つであり、夏の風物詩のひとつである。夏の季語としても扱われる。
氷を細かく割り砕いたものをもかき氷と呼ぶ。甲子園球場名物となっているかち割りなどである。
 
【かき氷の呼び名】

一般的に普及している呼び名である「かき氷」は、東京方言の「ぶっかきごおり」に由来する。他の呼称として夏氷(なつごおり)、氷水(こおりみず)など、近畿では「かちわり(ごおり)」などとも呼ばれる。
日本の喫茶店や洋風の飲食店では、かき氷をフラッペと呼んで提供していることがある。「フラッペ」 (フランス語:Frappé)は、本来はクラッシュドアイスにリキュールなどの酒類を注いだ飲料のことである。日本ではシロップをかけたかき氷を指すことが多いが、「かき氷」に対して「フラッペ」は氷の砕き方がやや大粒であるとする説もある。また大阪府付近など一部の地域では、一旦かき氷状にした氷に掌で圧力をかけて少々固めたものをフラッペと呼び、かき氷とは区別している。

【かき氷の歴史】
史実上の記録は平安時代に清少納言の『枕草子』「あてなるもの」(上品なもの、良いもの)の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ、文中では「けつりひ」)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら、蔦の樹液または甘茶蔓の茎の汁)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されている。当時のかき氷は小刀で削るもので特権階級しか口にできないものであった。藤原定家の『明月記』にも登場する。
1869年(明治2年)、神奈川県横浜にある馬車道で町田房造が初めての氷水店を開店。(日本においてアイスクリームを発祥させた店でもある)。また、1871年(明治4年)、中川嘉兵衛が五稜郭の外堀で生産した天然氷が「函館氷」と銘打って京浜市場に登場しそれまでのアメリカ合衆国・ボストン産の輸入氷「ボストン氷」に比べて良質でかつ低廉であった。
1878年 (明治11年)、粗悪な氷が販売される事を取り締まるために内務省から「氷製造人並販売人取締規則」が公布された。これにより営業者は、衛生検査に合格した氷の生産地・販売者名を示したのぼりや看板を掲げる事が義務付けられた。
1882年(明治15年)頃には博物学者のエドワード・S・モースが、かき氷を食べたことを自著に記している。
1883年(明治16年)には東京製氷株式会社ができて人工氷の生産が拡大。このようなこともあり明治20年代になるとかき氷は大衆的な飲食物となるに至った。
1887年(明治20年)には村上半三郎が氷削機(ひょうさくき)を発明し特許を取る。しかし、氷削機が一般化するのは昭和期に入ってからであり、それまでは台鉋を用いて削る方法が一般的であった。
製氷技術については1897年(明治30年)頃以降は機械製氷が主流となった。その後、昭和初期になって氷削機が普及して一般化した。
第二次世界大戦前は、削った氷に砂糖をふりかけた「雪」か、砂糖蜜をかけた「みぞれ」、小豆餡をのせた「金時」が普通のメニューであった。
戦後、専用のいちごやレモン風味のシロップが販売されるようになって、「雪」は姿を消した。
出典Wikipedia

【かき氷の種類】
シロップをかけて食べる以外のかき氷の種類として以下のものがあります。
⚫︎ 宇治金時(うじきんとき)
銘茶として名高い宇治茶を連想させる抹茶に砂糖と水を加え、茶筅で泡立てたシロップをかき氷にかけ、小倉餡を載せたもの。

⚫︎ ミルク金時
1929年(昭和4年)に岡山市表町で開業した喫茶店「カニドン」において、常連の六高生が注文した宇治金時にコーヒー用ミルクをかけて食したのが始まりとされている。
ミルキンの発祥のお店
岡山カニドン
https://colocal.jp/news/115653.html

⚫︎氷小豆(こおりあずき)
前記、水をシロップとして小豆餡を載せたもの。

⚫︎雪(ゆき)
砂糖をかき氷に振りかけたもの。戦前は一般的であったが、戦後はほぼ消滅したメニュー。

⚫︎酢だまり氷(すだまりごおり)
山形県山辺町周辺に伝わる酢醤油(酢溜まり)をかけた氷。イチゴシロップなどとともにかけられる。

⚫︎あかふく氷(あかふくごおり)



伊勢路の夏の風物詩の一つ。かき氷に赤福ならではの餡と餅、抹茶仕立てのシロップをかけたもの。ほうじ茶が添えられます。

⚫︎白くま(しろくま、氷白熊とも)
発祥の鹿児島市周辺、および九州でよく見られる名物氷菓。ミカンやパイナップルの缶詰などの果物を盛り込み、アズキを乗せ、加糖練乳をかけます。

【京都のかき氷】
京都のかき氷は宇治金が主流がと思えます。
思いつくままにお店をあげますが、お勧めのかき氷のお店がありましたらご紹介ください。

⚫︎都路里さん



https://www.giontsujiri.co.jp/store/saryotsujiri-honten/

⚫︎さるやさん

http://www.shimogamo-jinja.or.jp/saruya/

⚫︎茂庵さん

http://mo-an.com/menu/wp/?p=1080

⚫︎伊藤久右衛門さん

https://www.itohkyuemon.co.jp/corporate/shop/uji/sabo/

⚫︎永楽屋さん

http://cafe.eirakuya.co.jp/ja/menu/

⚫︎ 菊乃井 無碍山房 高島屋店

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26034045/

⚫︎金の百合亭さん



http://kinnoyuritei.com/sp/#menu

⚫︎京の氷屋さわ



https://instagram.com/sawa.kyotoichijo?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

*奈良ですが、美味しいかき氷屋さんがあります。
⚫︎ほうせき箱さん



https://m.facebook.com/housekibaco

涼を求めてかき氷をいただくのですが、途中で必ず頭が痛くなってしまいます。
それにも負けず、かき氷を求めてしまいます。

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どうぞ、今日もお元気で笑顔で楽しい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年7月25日(木)】(No.3538)


※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143

祇園祭のひと月は
こちらをご覧ください。

【祇園祭のひと月】

https://www.facebook.com/groups/1666630253598530/permalink/3748649418729926/


○狂言奉納/八坂神社
八坂神社において、茂山忠三郎社中の人々により狂言が奉納されます。

日程7月25日
時間13:00~
アクセス
206系統市バス「祇園」下車
ホームページ
http://www.yasaka-jinja.or.jp/ 

○ 宝物虫払会/真如堂
宝蔵に納められている寺宝を虫干しする「虫払会」が行われます。宝物が一般公開され、「真如堂縁起」(写本)など約200点の貴重な宝物を見ることができます。「安倍晴明蘇生之図」の前で、「決定往生印」を直接授かることもできます。ビワの葉などを煎じた暑気払いの「びわ茶」もふるまわれます。
日程7月25日  
9:00~15:00頃
雨天中止
料金500円びわ茶無料接待
アクセス
JR「京都駅」中央口から5系統・17系統のバス約40分「真如堂前」もしくは「錦林車庫前」~徒歩8分、または地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩20分
ホームページ
https://shin-nyo-do.jp/

○鹿ケ谷カボチャ供養/安楽寺



「夏の土用に鹿ケ谷カボチャを食すれば中風にかからぬ」との言い伝えから、安楽寺では煮炊きした鹿ケ谷カボチャが参拝者にふるまわれます。鹿ケ谷カボチャはひょうたん型をした京の伝統野菜で、古都の夏の伝統行事へは全国各地から大勢の人が訪れます。あわせて掛軸などの寺宝も一般公開され、10時と15時からその絵解きが行われます。 
日程7月25日
時間9:00~15:00
料金拝観料1000円
アクセス
市バス「錦林車庫前」下車
ホームページ
http://anrakuji-kyoto.com/ 

○縁日・天神市/北野天満宮
日程7月25日

○経蔵虫払(〜7/25)初日/妙心寺

○虫干会(7/25)/永観堂

○大般若経転読法要(7/25)/壬生寺



○ 貴船の川床(〜9/30)

○ 鴨川納涼床(〜9/30)

○ 嵐山鵜飼(〜9/23)/渡月橋付近

○宇治川鵜飼(〜9/30)/宇治川

○ 上七軒ビアガーデン(〜9/7)/上七軒歌舞練場

○ 叡山電車「青もみじのライトアップ」(〜8/15)

○ 七夕笹飾りライトアップ(〜8/15)/貴船神社

○御手洗祭(〜7/28)/下鴨神社


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