今日の京都4月29日(月) | 都のかほり日記

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京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。
昨日の京都は30度を超え、真夏日となりました。
暑い1日となりました。
今日は雨予報で、少し気温は下がりそうですが、熱中症にはお気をつけてください。

ゴールデンウィーク2日目です。ゴールデンウィークのように長いお休みになると、今日はなんの日だったのかと思ってしまいます。
今日は「昭和の日」です。
この昭和の日、昭和天皇がご存命の時は、「天皇誕生日」という祝日でした。
いまだに「天皇誕生日」と思ってしまう私はまさしく昭和の人ですね。
天皇誕生日は平成の時代には、上皇の誕生日の12月23日に改められることになりました。しかし、ゴールデンウイークの一角を構成する祝日を廃止することによる国民生活への影響が懸念されたため、昭和天皇に関連付けた休日として「4月29日」を祝日のままにしておこうという話になったようです。 

それまでの天皇誕生日である4月29日を「生物学者であり自然を愛した昭和天皇をしのぶ日」として「緑の日」とすることとなりました。 

2007年よりこの日は「昭和の日」と改めらました。 それは、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いを致す」と言う意味合いからです。 同年以降の4月29日は「昭和の日」、従前の「みどりの日」は5月4日に移動しました。 

一方で「昭和の日」という名称には、複雑な思いを持つ意見の人たちもいます。そもそも、昭和時代といえば、戦争という暗い時代でもありましたから…。先の大戦でつらい思いをした多くの日本国民、アジア諸国の人たちにとっては、「昭和の日」という名称にたいして複雑な思いがあるのも事実です。

と、ちょっと複雑な祝日です。

【昭和天皇について】
生まれてから平成の時代の方が長いのですが、私の中では昭和の時代がものすごく鮮明に残っています。
昭和天皇のお姿も今だに思い出されます。
でも、どのような方だったのかなど、よく知らないというのが本当です。

昭和天皇(しょうわてんのう、1901年4月29日 - 1989年1月7日)は、日本の第124代天皇です。



昭和天皇香淳皇后
出典Wikipedia

在位年数は62年2週間と、神話上の天皇を除けば、歴代天皇の中で最も長寿であり、最も在位期間が長い。
さまざまな地域へ訪れており、皇太子時代や戦前も含め、47都道府県だけでなく樺太庁や日本領台湾も訪問されています。
天皇である一方、生物学者でもありました。
海洋生物や植物の研究を戦前から行い、新種のヒドロ虫を発見し、研究成果を著書としてまとめています。
また、自然を愛し、「雑草という植物はない」の言葉は有名です。

1926年(大正15年)12月25日、大正天皇の崩御に伴い、天皇に即位されました。同時に陸海軍の大元帥(統帥者)となりました。
しかし、政党政治の不全が顕著になり、議会の統制を受けない軍部が政治に台頭すると、次第に政軍関係が破綻することになりました。
帝國政府は昭和天皇を「現人神」として神格化したうえで軍国主義を主張し、臣民を統制するようになりました。

終戦直後の1945年(昭和20年)9月27日、昭和天皇はアメリカ大使館を訪れ、GHQ総司令官ダグラス・マッカーサーと会見。
この時、マッカーサーと並んで撮影された写真は有名です。

1946年(昭和21年)1月1日、年頭詔書「新日本建設に関する詔書」の中で、自らの神格化を否定する内容があったため、詔書の題名が長いこともあり、マスコミ等から「人間宣言」と呼ばれました。
1947年(昭和22年)5月3日、日本国憲法が施行されました。
GHQの草案を基に制定された日本国憲法において、天皇の地位が「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」とされ、国政への介入が大幅に制限されることになりました。
その後は、戦前の大礼服や軍服を纏った現人神のイメージを一新し、モーニングや背広を着用し、国民と触れ合う機会を増やして人間らしいソフトな面を強調するようになり、国内外の親善活動や生物学者としての活動を活発化させる等、従来の天皇像を変えていくことになりました。

昭和が終わり35年。
すでに、平成、令和と時代は移っています。
昭和は遠くなりにけり。
今日はしばし、昭和を思い出し味わってみたいと思います。
まずは、百恵ちゃんの曲を聴いてみるとしましょう。
まさしく、playback!

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どうぞ、今日もお元気で笑顔で楽しい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年4月29日(月)】(No.3451)


※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143

○ 夜の特別拝観/青蓮院は中止となりました

○ 大念佛会「壬生狂言」/壬生寺





壬生寺にて行われる「大念佛会」で、期間中の毎日13時から5番ずつ、国の重要無形民俗文化財に指定されている「壬生狂言」が上演されます。壬生寺を興隆した円覚上人が、悪疫駆除のために仏の教えを庶民にわかりやすく身振り手振りで伝道したのが始まりとされ、鎌倉時代から続く伝統芸能です。一般の能狂言とは異なり、鉦、太鼓、笛の囃子にあわせ、全ての演者が仮面をつけ、まったくの無言で狂言が演じられます。
また、壬生寺の本堂に安置されている本尊・地蔵菩薩立像(重要文化財)や、長谷川等伯筆「列仙図屏風」(重要文化財)など、普段は見ることのできない寺宝のほか、京都市名勝の庭園が特別に公開されます。 
日程4月29日~5月5日  時間13:00~17:30頃(受付/12:30頃~)
料金
大人1000円、高中生500円
アクセス
JR嵯峨野線「丹波口駅」から徒歩12分、またはJR「京都駅」から26・28系統の市バス「壬生寺道」~徒歩3分
ホームページ
https://www.mibudera.com/
○ 曲水の宴/城南宮



新緑が深まる中、平安王朝を偲ぶ雅な遊び「曲水の宴」が城南宮の神苑(平安の庭)で催されます。神苑内の遣水沿いに、平安貴族の装束を身につけた男女7人の歌人たちが座り、和歌を詠みます。和歌ができ上がれば、小川を流れる盃を載せた羽觴(うしょう)を取り上げ、盃の酒を飲むという風流な行事です。宴の間には、厳かに白拍子の舞も披露されます。※雨天の場合は、神楽殿の表舞台にて白拍子の舞と和歌の披講が行われます。 
*今年は事前申し込み制です。すでに締め切っています。当日受付はありません。
日程4月29日  
時間14:00~15:00頃 ※雨天中止
アクセス
地下鉄烏丸線・近鉄「竹田駅」から徒歩15分または市バス「城南宮東口」下車、またはJR「京都駅」八条口からR’EXバス「油小路城南宮」(平日)・「城南宮前」(土日祝)下車
ホームページ http://www.jonangu.com/

○ 植樹祭・昭和祭/上賀茂神社



昭和天皇の生まれた日を祝う祭典が、上賀茂神社本殿で毎年4月29日の午前10時30分より営まれます。その後、環境保護を願う祭典と植樹が行われます。 

日程4月29日  
時間10:30~
場所 京都市 上賀茂神社
アクセス 
地下鉄「北山駅」から市バス「上賀茂神社前」すぐ、またはJR「京都駅」から市バス約40分「上賀茂御薗橋」~徒歩5分
ホームページ http://www.kamigamojinja.jp/

○藤花祭/西院春日神社



西院春日神社は、平安時代初期 833年、淳和天皇が譲位されて淳和院離宮(西院)に移られたときに、奈良の春日大社の春日四座大神を勧請して創建されました。
藤花祭(とうかさい)は、淳和天皇の「藤花の宴」が由来の春季大祭です。
篝火の中、藤柄の装束を身に着けた斎女が藤花を供えて、御所や旧公家から賜った藤が披露されます。
日程4月29日18時ごろから
アクセス
阪急電車・京福電車 西院駅から徒歩約3分
ホームページ
http://www.kasuga.or.jp/

○五重大塔開扉 納経法要/醍醐寺

毎月29日、醍醐寺五重塔(国宝)内部において、2回の法要(約1時間ずつ)が営まれます。本法要は、醍醐天皇のご命日にあわせ行われるものです。醍醐天皇、朱雀天皇、村上天皇の顕彰と穏子皇后のお心に対し報恩感謝のご法要をいたします。
開扉法要にあわせ、写経奉納が行われ、ご写経奉納された方のみ、五重塔内部を四方の扉の外側から拝観することができます。
五重塔内部を拝観していただくには、伽藍拝観料600円と写経奉納料1000円が必要です。
◇毎月29日
◇午前10時30分~(約1時間)
◇午後1時30分~(約1時間)
◇伽藍拝観料: 600円
◇写経奉納料: 1,000円 
※ 当日、南門前(五重塔と清瀧拝殿の間)写経受付でお申し込みいただけます。
お時間がない場合は、後日郵送での御奉納も可能です。
また10名以上の御奉納の場合は、事前にお写経用紙を郵送致しますので、当日、写経用紙をご持参いただき、奉納料1000円を添えてご奉納ください。
※ 醍醐寺友の会の方は伽藍拝観料は無料となります。
アクセス
JR山科・京阪山科駅、JR六地蔵・京阪六地蔵各駅から
【電車】 地下鉄東西線 醍醐駅下車 2番出口より徒歩10分
【バス】 京阪バス 22系統・22A系統 醍醐寺前下車

○ 春の特別公開(〜6/16)/大徳寺塔頭 興臨院 

○十三まいり(〜5/13)/法輪寺

○ 花の天井 春の特別公開& 椿を愛でる会(〜5/6)/平岡八幡宮

○ 春の特別展とライトアップ(〜5/6)/高台寺

○ 春の特別展とライトアップ(〜5/6)/圓徳院


○ 春の特別公開(〜5/16)/弘源寺

○ 春の特別公開(〜6/30)/宝厳院


○ 男山桜まつり(〜4/30)/石清水八幡宮

○ 春の特別拝観(〜5/6)/銀閣寺

○ 霊宝館の春期特別展(〜5/6)/醍醐寺

○春の特別公開(〜5/25)/東寺

○ 伏見名水スタンプラリー(〜5/31)

○ 春の特別拝観(〜6/2)/相国寺

○ 特別入山期間 御室花まつり(〜5/6)/仁和寺

○ 霊宝館春季名宝展(〜5/6)/仁和寺

○つつじと新緑の特別庭園公開(〜5/7)/正伝永源院 

○ 御土居の青もみじ(〜6/30)/北野天満宮

○ 令和6年 第150回記念公演都をどり(〜4/30)/祇園甲部歌舞練場

○ 建礼門院寺宝展(〜5/10)/長楽寺

○ 霊宝館春季特別公開(〜5/31)/清涼寺

○春の特別拝観(〜6/16)/瑠璃光院 

○ つつじ園 開園(〜5/12)/三室戸寺

○不動大祭(〜5/15)/三千院

○ 大原女(おはらめ)まつり
(〜5/19)

○春の特別公開(〜5/5)/壬生寺

○ 薫風寺宝展(4月27日~29日、5月3日~6日)/六道珍皇寺 

○ 春の特別拝観「~新緑遊び~」(〜5/6)/東福寺塔頭・即宗院 

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