今日の京都4月4日(木) | 都のかほり日記

都のかほり日記

京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。

今日から二十四節気と七十二候が移ります。

○二十四節気

【清明 (せいめい)】
清明は「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。花が咲き、鳥は歌い、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、すべてのものが春の息吹を謳歌する頃。各地でお花見シーズンを迎えます。 

○七十二候
【玄鳥至(つばめきたる)】
燕が南の国から渡ってくる頃。「玄鳥」(げんちょう)とは燕の異名です。 


今日は「どらやきの日」です。
鳥取県米子市の丸京製菓が制定しました。
こちらのメーカー、どら焼き生産量世界一と言われています。



写真はホームページより

http://www.marukyo-seika.co.jp/

○起源

どら焼きの名は一般に、形が打楽器の銅鑼(どら)に似ることからついたという説が有力である。しかし、異説として次のようなものもある。

曰く、武蔵坊弁慶が手傷を負った際、民家にて治療を受けた。そのお礼に小麦粉を水で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼に引き、丸く焼いた生地であんこを包み、振舞ったことが起源という。

この他にも様々な異説俗説があり、現在どれが正解かは一概に言えない状況にある。ただ、いずれの説にしても、銅鑼に関係している物が多いようである。

江戸期のどら焼きは、皮を一枚だけ用い、端の部分を折りたたんだため四角く、片面の中央はあんこがむき出しであったという。現在のきんつばに良く似たものと考えられる。

現在の二枚のカステラ風の生地で挟む方式は大正3年(1914年)創業の上野の和菓子屋「うさぎや」にて考案され、全国に広まったとされる。これは西洋のホットケーキの影響もあったとされ、これ以降、昭和20年代頃まで、どら焼きとホットケーキが混同されがちであった。 

○ 別名 
関西方面では、今日どら焼きと呼ばれているものを「三笠」、「三笠焼き」、「三笠まんじゅう」などと呼ぶことが多い。菓子の外見が奈良県の三笠山に似た形であることに由来する名称で、古くから「三笠」にちなんだ名称が用いられてきたようである。以前は奈良市の近鉄奈良駅近くのひがしむき商店街の湖月さんでは、通常のサイズのものの他に直径20cm弱の大きな「三笠」を売っていましたが、お店を閉められています。その後、寛永堂さんで大きな三笠焼きが販売されています。また、大阪市の茜丸本舗(株式会社茜丸)の五色どらやきをはじめ、関西でもどら焼きと呼んでいる地元商品もある。

参考Wikipedia

*アニメのドラえもんの好物としても有名ですが、これは、 作者の藤子不二雄さんの出身地の富山県では身近な和菓子であり、お祝いごとや法事の際に、どら焼きを贈る習慣もあるからだそうです。

【京都のどら焼き】
○笹屋伊織



京都のどら焼きというと思い出すのが、
毎月20日から22日、東寺の弘法市に合わせて発売される笹屋伊織さんのどら焼きです。いわゆるどら焼きの概念を覆します。
デパートで取り扱われています。

○朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)



最近話題なのが、テレビでもたくさん取り上げられて、行列のできるようになった、 朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)の生銅鑼焼(生どら焼き)です。今は、なかなか手に入らなくなりました。
京都市北区紫竹下竹殿町43

市営バス37系統加茂川中学前下車徒歩5分
市営バス46系統下竹殿町下車徒歩5分

○くろーばー結び四条新町店



ふんわりもちもちとした皮の食感、中が餡だけではなく、いろいろな種類があって、季節ごとの味も楽しめます。皮に押された焼き印もいろいろとあって袋から出した時、しあわせ気分になれます。
京都市中京区 新町通四条上ル小結棚町443
阪急 烏丸駅より徒歩3分
地下鉄 四条駅より徒歩3分

○ 祇園ににぎ



沖縄産黒糖を練りこみふっくらと焼き上げた生地に、北海道産エリモ小豆のつぶ餡が挟まれています。
季節限定で、冬はダイスカットしたふじ林檎の蜜漬けとバタージャムを白餡に合わせた里ノ詩や夏は瀬戸内産レモンのピールを爽やかな風味のクリームチーズを挟んだ海ハ夏 などがあります。
JR京都伊勢丹、大丸京都店
現在、祇園本店は休業中です。

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また、今日は、「あんぱんの日」でもあります。
1875(明治8)年のこの日、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に、木村屋のあんぱんが出されました。
木村屋の木村安兵衛が当時の侍従・山岡鉄舟に「これまでは京都の和菓子をお出しすることが多かったが、純日本製のパンをお出ししたらどうか」ともちかけられました。木村安兵衛は、それまでのあんぱんに工夫をこらし、日本を代表する花である八重桜の塩漬をいれた桜あんぱんを開発したのです。



https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/

今日は、ふたつのスイーツの日でした。

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今日のおやつはどら焼きを、いただくとしましょう。
どうぞ、今日もお元気で笑顔で楽しい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年4月4日(木)】(No.3426)


※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143

○ 護王大祭/護王神社





明治天皇によって定められた例祭です。和気清麻呂公のご命日を現暦に改め、毎年4月4日となりました。ご本殿前での祭典に続き、京都御所の建礼門前で「宇佐神託奏上ノ儀」が行われます。
日程4月4日
時間11時
アクセス
地下鉄 丸太町下車 徒歩約7分市バス・京都バス 烏丸下長者町下車すぐ 
ホームページ
http://www.gooujinja.or.jp/



○涅槃図公開(〜4/7)/真如堂

○ 春の特別公開(〜6/16)/大徳寺塔頭 興臨院 

○十三まいり(〜5/13)/法輪寺

○ 本法寺 春季特別寺宝展(〜4/15) /本法寺

○ 花の天井 春の特別公開& 椿を愛でる会(〜5/6)/平岡八幡宮

○ 春の特別展とライトアップ(〜5/6)/高台寺

○ 春の特別展とライトアップ(〜5/6)/圓徳院

○二条城ライトアップ(〜4/7)/二条城

○ 夜桜ライトアップ(〜4/14)/東寺

○ 春の特別公開(〜5/16)/弘源寺

○ 春の特別公開(〜6/30)/宝厳院

○ 春の特別公開(〜4/7)/霊鑑寺

○ 岡崎さくら回廊十石舟めぐり(〜4/14)

○ 男山桜まつり(〜4/30)/石清水八幡宮

○ 春の特別拝観(〜5/6)/銀閣寺

○ 霊宝館の春期特別展(〜5/6)/醍醐寺

○春の特別公開(〜5/25)/東寺

○春の特別公開(前半)(〜4/21)/白龍園

○ 伏見名水スタンプラリー(〜5/31)

○ 春季名宝展(〜4/22)/大覚寺


○ 春の花見と特別拝観 ライトアップ(〜4/7)/妙顕寺

○ 桜ライトアップ(〜4/7)/京都府立植物園

○ 背割堤さくらまつり(〜4/7)

○ ライトアップ(〜4/14)/平野神社

○ 春の特別拝観(〜6/2)/相国寺

○ 特別入山期間 御室花まつり(〜5/6)/仁和寺

○ 霊宝館春季名宝展(〜5/6)/仁和寺

○観桜祭(〜4/7)/京都府庁旧本館




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