今日の京都4月2日(火) | 都のかほり日記

都のかほり日記

京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。
今年は、桜の開花が遅くなりましたが、開花と同時に気温が急上昇したせいか、一気に花を咲かせています。
だいたい、開花から1週間ほどで満開になりますが、今年は、4、5日で満開になっていくようです。
やっと咲いた桜に、追い立てられるような感じです。




桜を眺めながら、桜の種類や咲き始めなどで、微妙にその色は違っています。
それでも、桜色の花びらがとか、よく使います。桜色は、桜そのものの色で、ピンク色と思っていました。まあ、桜といっても、いろいろな桜もありますから、どの桜なのかですね。

【桜色(さくらいろ)とは】
JISの色彩規格では「ごくうすい紫みの赤」とされています。一般に、バラ科ヤマザクラの花が咲き誇る姿のような、淡い紅色を表す伝統色名です。紅染のもっとも薄い染色の色とされています。襲かさねの色目いろめの名でもあり、表は白、裏は紅色か濃い葡萄えび色などです。
紅染めの最も淡い色です。

桜色



現在では、桜の色というと染井吉野(ソメイヨシノ)の花の色をイメージすることが多いと思いますが、桜色ができた頃は桜というと山桜のことでした。
多くの文人、歌人が愛好してきた日本の春の代表色であり、菊とともに桜は日本の国花とみなされます。現代ではソメイヨシノが桜の代表格であり、この場合は花そのものの色を桜色とします。また「ほほを桜色にそめる」といった使い方をするように清純なイメージがあります。
思っていたよりは、薄い色の「桜色」でした。
「桜色」に近い色は
「一斤染(いっこんぞめ)」



「薄桜(うすざくら)」



「灰桜(はいざくら)」



「桜鼠(さくらねずみ)」



わずかな色の違いにそれぞれの由来を含めて名付けていく日本人の感性の素晴らしさを改めて感じます。

************************************************************************************************************************************

その桜にまつわる言葉です。


◎ 桜の花言葉

桜の花言葉・・・精神の美、優れた美人、心の美しさ、純潔、淡泊

◎桜の種類別の花言葉

花言葉が付けられた桜の種類があります。

●八重桜・・・・・豊かな教養、善良な教育、しとやか、理知に富んだ教育
●染井吉野・・・・高貴、清純、精神愛、優れた美人

●枝垂れ桜・・・・優美、ごまかし、純潔、精神美、淡泊

●山桜・・・・・・純潔、高尚、淡泊、美麗、あなたに微笑む

●寒桜・・・・・・気まぐれ

●冬桜・・・・・・冷静

桜の種類によっては、意外な花言葉になっていたりして、知ってみると桜を見るときの感じ方がまた違ってきますね。

◎桜にまつわる言葉

さまざまな桜にまつわる美しい言葉としては次のようなものがあります。

●桜雲(おううん)・・・・・・・桜の花が一面に咲いて白雲のように見えること。花の雲。
●零れ桜(こぼれざくら)・・・・満開になって、ちりこぼれる桜の花、またはそうした模様。

●桜雨(さくらあめ)・・・・・・桜が咲くころに降る雨のこと。

●桜影(さくらかげ)・・・・・・水辺の桜が水面に映る様子。

●桜狩り(さくらがり)・・・・・桜の花を訪ねて歩いて観賞すること。花見。

●桜月(さくらづき)・・・・・・弥生の別称、旧暦3月。

●桜流し(さくらながし)・・・・春の雨で桜の花びらが落ち、流されていく様子のこと。また、桜を散らしてしまう雨のことも意味します。

●桜人(さくらびと)・・・・・・桜を愛でている人。

●花明かり(はなあかり)・・・・桜の花が満開で、闇の中でもあたりを仄明るく照らしているように感じられる様子をいいます。

●花筏(はないかだ)・・・・・・水面に散った花びらが吹き寄せられて流れていく様子。

 
●花かがり(はなかがり)・・・・夜桜を鑑賞するために焚くかがり火のこと。
●花霞(はながすみ)・・・・・・遠くに群がって桜の花が白く見えるさまを霧にたとえていう言葉。

●花曇り(はなぐもり)・・・・・桜が咲く時期の曇り空のこと。渡り鳥が移動する時期なので、「鳥曇り」とも言います。

●花衣(はなごろも)・・・・・・花見の時に着る衣装。

●花盛り(はなざかり)・・・・・満開の桜。

●花便り(はなだより)・・・・・桜の開花を知らせる便り。

●花疲れ(はなづかれ)・・・・・花見に出かけたあとで感じる疲れのこと。満開の花や人混みに気持ちが高ぶったことからくる疲労感。

●花時(はなどき)・・・・・・・花が咲くころや盛りになる頃のこと。特に桜が満開になる時期をさすことが多い。

●花の風(はなのかぜ)・・・・・桜を散らしてしまう恨めしいかぜ。

●花吹雪(はなふぶき)・・・・・満開の花、特に桜の花びらが、風に吹かれて舞い散る様子が、まるで雪が吹雪いているように見えることから生まれた言葉。

●花冷え(はなびえ)・・・・・・桜が咲きほこる時期に、暖かくなった気候が一時的に冷え込むこと。

●花人(はなびと)・・・・・・・花見の人。

●花筵(はなむしろ)・・・・・・桜の花びらが一面に散り敷いている様子。

●花の雪(はなのゆき)・・・・・雪のように散る桜花。

●夢見草(ゆめみぐさ)・・・・・桜の別名。桜の花の美しさにうっとり見ほれた様子からついた呼び名。

桜を眺めると日本に生まれて良かったと思います。



************************************************************************************************************************************
桜が一気に咲いて、街が急に桜色に染まり、気持ちも明るくなりますね。
どうぞ、今日もお元気で笑顔で楽しい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年4月2日(火)】(No.3424)


※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143

○例祭/松尾大社



醸造祖神を祭神とする「酒の神様の社」のお祭りです。
茂山社中の狂言や金剛流社中の謡曲が奉納されます。
日程4月2日(火)
時間
10:00~
アクセス
市バス「松尾大社前」下車
阪急嵐山線「松尾大社駅」下車
ホームページ
https://www.matsunoo.or.jp/


○春の人形展(〜4/3)/宝鏡寺

○涅槃図公開(〜4/7)/真如堂

○ 春の特別公開(〜6/16)/大徳寺塔頭 興臨院 

○十三まいり(〜5/13)/法輪寺

○ 本法寺 春季特別寺宝展(〜4/15) /本法寺

○ 花の天井 春の特別公開& 椿を愛でる会(〜5/6)/平岡八幡宮

○ 春の特別展とライトアップ(〜5/6)/高台寺

○ 春の特別展とライトアップ(〜5/6)/圓徳院

○二条城ライトアップ(〜4/7)/二条城

○ 夜桜ライトアップ(〜4/14)/東寺

○ 春の特別公開(〜5/16)/弘源寺

○ 春の特別公開(〜6/30)/宝厳院

○北野をどり(〜4/2)/上七軒

○ 春の特別公開(〜4/7)/霊鑑寺

○ 岡崎さくら回廊十石舟めぐり(〜4/14)

○ 男山桜まつり(〜4/30)/石清水八幡宮

○ 春の特別拝観(〜5/6)/銀閣寺

○ 霊宝館の春期特別展(〜5/6)/醍醐寺

○春の特別公開(〜5/25)/東寺

○春の特別公開(前半)(〜4/21)/白龍園

○ 伏見名水スタンプラリー(〜5/31)

○ 春季名宝展(〜4/22)/大覚寺


○ 春の花見と特別拝観 ライトアップ(〜4/7)/妙顕寺

○ 桜ライトアップ(〜4/7)/京都府立植物園

○ 背割堤さくらまつり(〜4/7)

○ 春のライトアップ2024(〜4/3)/知恩院

○ ライトアップ(〜4/14)/平野神社

○ 春の特別拝観(〜6/2)/相国寺

○ 特別入山期間 御室花まつり(〜5/6)/仁和寺

○ 霊宝館春季名宝展(〜5/6)/仁和寺

○観桜祭(〜4/7)/京都府庁旧本館

○ 春の特別拝観 ライトアップ(〜4/2)/雲龍院

#京の歳時記
#さくら色
#桜にまつわる言葉
#松尾大社