今日の京都1月25日(木) | 都のかほり日記

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京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。

昨日は寒い1日で、京都でも雪が舞っていました。
積雪とまでは行きませんでしたが、お隣の滋賀県や岐阜県、京都北部、兵庫北部はかなりの雪となりました。
まだまだ今日も降り続く予報も出ています。
そして、今朝は、その雪が凍結すると思います。どうぞ、お気をつけてお出かけください。

今日から七十二候が移ります。
⚫水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

沢に厚い氷が張りつめる頃。沢に流れる水さえも凍る厳冬ならではの風景です。

今年は暖冬と言われていましたが、大寒に入ってからの寒さ、この七十二侯は思わず頷けます。

そして、今日はまた 「 日本最低気温の日」でも
あります。

1902年のこの日、北海道旭川市で、日本の最低気温の公式記録の-41.0℃を記録しました。
1978(昭和53)年2月17日に幌加内町母子里の北大演習林でこれより0.2℃低い-41.2℃を記録しましたが、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、旭川の記録が公式の日本最低気温となっています。

ちなみに京都の最低気温はどのくらいだと思われますか?

観測史上歴代1位から10位までです。

-11.9(1891/ 1/16) 
-11.6(1894/ 2/ 1)
-11.0(1904/ 1/26)
-10.9(1913/ 2/12)
-10.8(1895/ 2/22)
-10.8(1886/ 1/ 5)
-10.6(1913/ 2/11)
-10.5(1895/ 1/19)
-10.3(1886/ 2/18)
-10.3(1886/ 2/ 2) 
1880/11から2024/1 のデータ
京都地方気象台のデータ

ちなみに今年に入っての最低気温は、1月13日の-6度でした。(1月24日現在)
昨日もかなり冷え込んだのですが、昨日は-2度でした。

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今日は浄土宗を開いた法然の忌日です。
【法然】1133-1212



出典Wikipedia

平安後期-鎌倉時代の僧。岡山県美作の出身。比叡山で源光,皇円,叡空に師事し,黒谷で法然房源空と称しました。源信や唐(中国)の善導の思想的影響によって,安元元年専修(せんじゆ)念仏の教えを確立し,比叡山をくだり東山大谷で浄土宗を開きました。1186年天台の学匠顕真と専修念仏について議論(大原問答)し,女官の出家を契機として南都北嶺の迫害を受け,1207年土佐(実は讃岐(さぬき))に配流されました。その思想は《選択本願念仏集》に最もよく表現され,至誠心(しじょうしん),深心(じんしん),回向発願心(えこうほつがんしん)の三心によって,老若貴賤,修行の多寡など問題なく,阿弥陀仏によって救われるとしました。門下に聖光,源智,証空,親鸞などを出し,日本浄土教の発展の基礎となった。建暦(けんりゃく)2年1月25日死去。80歳。
法然の忌日は、「御忌」と呼ばれます。「御忌」はもともと、天皇や皇后の忌日法要に対する敬称でしたが、大永三年(1523)に、「法然上人の年忌を『御忌』とし、毎年1月に7日間の法要を勤めるように」との詔勅(しょうちょく)が後柏原天皇から総本山知恩院に下されて以降、特に法然上人の忌日法要にこの言葉が用いられています。
明治期に知恩院が日程を4月に変更してから、とくに大本山などではこの時期に勤める寺院が多くなりました(現在も1月25日またはその前後に勤めている寺院もあります)。

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今日はまた、あまり感じのいい日ではないのですが、「左遷の日」とも言われます。
「左遷の日」
901(延喜元)年のこの日、右大臣・菅原道真が醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷されました。
彼の才能を妬む左大臣・藤原時平は、道真を罪に陥れてやろうと策略し「道真は国家の政治を私物化している」と醍醐天皇に何度も讒言しました。これにより、天皇も道真のことを逆臣と思いこむようになり、901年1月20日に菅原道真を太宰権帥に左遷、筑紫国に流罪とすることとしました。
長年住み慣れた自宅の庭に植えられていた梅が咲いているのを見て東風吹かば匂ひ送来せよ梅の花 主無しとて春を忘るなと詠み、この日、都を旅立ったのです。その梅は菅原邸から太宰府の庭まで飛んで行ってそこに根づいたという「太宰府の飛梅」の伝説があります。
菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の903(延喜3)年2月25日に亡くなりました。

と、いうわけで「左遷の日」だそうです。菅原道真は、生まれた日も25日、
亡くなった日も25日、そして、この「左遷の日」ともなったのも25日。
25日が道真にとっての特別な日ですね。
そんな25日が天満宮の縁日となるのはうなずけます。

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どうぞ、今日もお元気でいい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年1月25日(木)】(No.3356)


※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143


○初天神/北野天満宮





御祭神菅原道真公の誕生日の6月25日と祥月命日の2月25日にちなんだ、「天神さん」と呼ばれる毎月25日の縁日の中でも、一年で最初となる1月25日は「初天神」として親しまれています。境内には骨董品をはじめ、さまざまな品を扱う約1000店余りの露店が出て賑わいます。天満書で奉納の展示会も開催されます。この日に限り宝物殿の神宝も公開されます。

日程 1月25日  
開催予定です。

アクセス 
JR嵯峨野線「円町駅」から(西ノ京円町バス停)市バス「北野天満宮前」すぐ、またはJR「京都駅」から50・101系統のバス「北野天満宮前」すぐ
ホームページ
https://kitanotenmangu.or.jp/sp/index.php


○ 法然上人御祥当忌月法要/知恩院



法然上人のご命日(御祥当忌日)にあたる1月25日、法然上人御祥当忌月法要が行われます。上人のご遺徳を偲び、ご遺訓の『一枚起請文』を拝読し、お念仏をお称えする法要です。
日程1月25日
時間午前10時30分~
場所知恩院勢至堂

○蓬莱船(1/1〜2/3)/上賀茂神社

○ 京都十二薬師霊場会(〜1/31)

○ 都七福神めぐり(〜1/31)

○ 京都十二薬師霊場会(〜1/31)

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