本を飾る | みやこのこのみ

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ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。

編集の仕事をしていた若い頃、

取材で海外に行くと、必ずのぞいたのが

絶版になった本や、中古の写真集などを揃えた本屋だった。

 

特にアート系の本を集めてある店に入ると

1日中見ていても飽きなかった。

 

デビッド・ボウイの写真集

クイーンの写真集

ジェームス・ディーンの写真集

好きなアーティストの写真集は

今でも大切に持っている。

 

これらの本は、これが欲しいと思って探して見つけたのではなく、

本屋を歩き回りながら、「!」と出会ってしまったものばかりだ。

だから、今それらを見ると、

当時の自分が何が好きで、何にワクワクしていたのか

懐かしく思い出される。

 

紙の質感や判型、印刷もばらばらで

本棚に並べると、きれいに揃わない……

それがまたいい。

それら全部を含めて、その本の個性だと思える。

 

見たり、読んだりするだけならデジタルでもいいのだが

それがあるから、『本』は絶対に無くならないのだと思う。

 

そういう、五感で感じる本は

本棚よりも、チェストの上だとか、

棚の上に飾る方が素敵だろう。

 

例えば、こんなブックスエンドがあれば……。

 

フランスのインテリアブランド『ligne roset(リーン・ロゼ)

そんな素敵なブックスエンドを見つけた。

 

『LITHOS』Evangelos Vasileiou

 

厚さも高さも違う本が

アシンメトリーな大理石のブックエンドに挟まれて

まるでアート作品のように合体して見える。

これぞ、ブックエンドマジック!

 

こうやって見ると、ブックシェルフの中よりも

ずっと自由に見えるし、存在感がある。

 

このブックエンドは大理石をウォーターカットして

手で磨き上げたのものだそう。

組み合わせると、こんな感じに合体してしまう。

置き方も自由。

 

『TORE』Guillaume Bloget

 

こちらはインド産の大理石でできたブックエンド。

ドアストップにも使えそうな安定感だ。

かなり厚みのあるどっしりとした本でも

図鑑のようなものでもしっかり抑えてくれる。

だけど、重たそうに見えないのは

このコロンとした丸みのせいだろう。

 

思わず手でなでてみたくなりませんか?

 

気になるブックエンドを見つけたら

またご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

前川みやこはリーン・ロゼ社のブランドアンバサダーです。

 http://www.ligne-roset.jp宝石緑

 

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