職人技、恐るべし! | みやこのこのみ

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ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。

素敵なソファを見つけた。

フランスのインテリアブランド『ligne rosetリーン・ロゼ)

ノスタルジックなソファ『SINTRA』

デザイナーはNoe Duchaufour-Lawranceだ。

 

彼はロゼ社とのコラボで

『OTTOMAN』という個性的なキルティングのソファを

マラケシュのホテル用にデザインしており、

このキルティングの模様は

モロッコの伝統的なフットスツールのステッチ模様なのだそうだ。

 

 

なるほど! エキゾチックなテイストという点で

『SINTRA』も共通しているなあ……

と調べてみたら、

『SINTRA』(シントラ)とは、ポルトガルの都市の名前だった。

 

シントラには、シントラ宮殿など宮殿群や城跡があり

ユネスコの世界遺産にも登録されている。

そのイメージからデザインされたのがこのソファなのだろう。

 

 

肘当てからバックにかけてのライン

厚みカットの角度などに

デザイナーのこだわりが現れており

それでいて、どこか懐かしさを感じるデザイン

さすがだなあと思う。

 

リーン・ロゼの本社のホームページの解説には

 

『SINTRA』のスタイリングが完成するために

ロゼ社を代表する革命的なソファ

『TOGO』『PLOUM』『PUMPKIN』『RUCHE』『MANAROLA』

の製造にも動員される

フランスのBriord(ブリオール)にあるロゼ社の工場の

仕立てや室内装飾の並外れた技術なしでは語れない

 

と書かれていた。

 

 

  

 

つまり、『SINTRA』は、職人たちの技術があってこそ出来上がった

手作りのソファだということだ。

『TOGO』(上段左)『PLOUM』(上段右)『PUMPKIN』(中段左)

『MANAROLA』中段右)『RUCHE』(下段)

おなじみのいずれもが職人たちの技術によって

1つずつ手縫いで作られていることも、あらためて驚きだ。
 
 
この、ローヌ川のほとり、
美しい田園風景に囲まれたブリオールの街にあるロゼ社の工場は、
作業のほとんどが手作りで、
言わば、広大なワークショップのようなものなのだそうだ。
 
工場には、ハイレベルな資格を習得した指導員
常に技術者の指導にあたっており、
キルティングの手縫いを含む張り地の縫製から、
ウレタンフォームのカッティング組み立てまで
家具作りの特殊技術を習得した、資格を持つ職人たち
見事な流れ作業で、デザイナーの魂がこもったソファを
一つ一つ手作りで仕上げているのだという。
 
 
ロゼ社が得意とする高密度ウレタンで作られたソファは
硬さの違うウレタンを、パーツ別に組み合わせることで
絶妙な座り心地快適性を生み出している。
 
それらのパーツを切り出し、張り合わせていくのも
なんと、職人の手仕事!
ウレタンフォームは硬さ別に、ピンク、イエロー、グリーン
などに色分けされ、
それを巧妙に張り合わせ、組み立てる。
 
 
そして、そのベースに張り地をピッタリとかぶせ
縫い合わせ、ステッチやキルティングを施す技は
機械生産ではとても実現できないもので、
デザイナーたちの様々なアイデアやイメージは
だからこそ、100%商品として世に出ることができるのだ。
『TOGO』が手作りされる動画を見ればその意味がよくわかる。

 

 

世界中の名だたるインテリアデザイナーたち、
若手の独創性に満ちたデザイナーたちが
こぞってロゼ社とコラボしたがるのは当然だろう。
 
これからも、テクノロジーはどんどん進化していくだろう。
それでもなお、やはりすごいのは人の手ビックリマーク
 
リーン・ロゼ社の工場、
是非、一度見学に行ってみたいものだ。ラブラブ
 
 
 
 
 
 
 

宝石緑前川みやこはリーン・ロゼ社のブランドアンバサダーです。

 http://www.ligne-roset.jp

 

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