フランスのインテリアブランド
『ligne roset(リーン・ロゼ)』のHPを見ていたら、
『リーン・ロゼGINZA』に素敵なテーブルが入荷していた。
『ENNEA』
Vincent Tordjmanがデザインした
見ての通りの“美脚テーブル”だ。
天然大理石と、セラミックストーンウエアから選べる天板と
同じ細長い三角形を見事なバランスで3つ組み合わせた
木製の脚部でできている。
『ENNEA』とは、ギリシャ語で『9』のこと。
3つの三角形の9つの辺が互いにバランスを取りながら
9つの方向を指しているところに注目!
どうしても天板やその形に目が行きがちなテーブルだが
脚の造形美も外せないなあと思わせる作品である。
同じように、脚が気になるテーブルを集めてみた。
『KIJI』
フランスの若手デザイナー
Noe Duchaufour-Lawranceの作品で
『KIJI』とは日本の鳥『雉』のこと?
確かに、どこかにているような気もするなあ。
『BLACK FOREST』
こちらも、シンプルなのだが、
木の枝を思わせるような脚の組み方が優しい。
『GOOD MORNING』
Alban-Sebastien Gillesデザインの
クローム製のサイドテーブル。
ソファの横やベッドの横、それもかなり近くに置ける。
脚が「おはよう!」とばかりに斜めに寄り添っている。
同じデザイナーのもので
脚が天板を突き抜けたようなデザインのものもあり、
こちらのネーミングは『GOOD EVENING』
「こんばんは!」だ。
名ソファ『PUMPKIN』でお馴染みの巨匠
Pierre Paurinにも、こんな作品がある。
『THOT』
無垢のウオールナットの木の美しさを存分に活かした
柔らかな曲線が美しい。
これは、ピエール・ポランがスケッチに残してあったものを
後に作品に仕上げたものだ。
この脚のラインこそ、まさに『美脚』だろう。
テーブルにしても椅子にしても
脚の組み方、角度でこんなにも表情が変わってくる。
これって、人間にも言えることなんじゃないでしょうか?
こんなテーブルに向かうときは
座り方にも注意しなきゃ……ですね!
前川みやこはリーン・ロゼ社のブランドアンバサダーです。
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