素材と新しい感性 | みやこのこのみ

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ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。

日本列島を縦断した台風に引っ張られるかのように

駆け足でがやってきました。

 

は大好きな季節だ。

山の上の方では既に紅葉もみじも始まり

ファッションインテリアもすっかり秋色。

街を歩いているだけでワクワクしてくる。

 

フランスのインテリアブランド

『ligne roset(リーン・ロゼ)の六本木ショールーム

『リーン・ロゼ東京』にも、

今年の新作が続々入荷。

 

ロゼ社ではお馴染みの有名デザイナーの作品はもちろん

新しい才能を感じさせる、若手デザイナーの新作

粒選りが並びそうだ。

 

今回は、若手のデザイナーによる

素材にこだわった、素敵なリビングテーブルを

ご紹介しよう。

 

『OXYDATION』(オキシデーション)

 

 

『OXYDATION』(酸化)というネーミングの通り、

テーブルトップの部分は金属を自然に酸化させ

浮き上がったサビの柄を生かしているという

なかなか斬新なアイデア。

一つ一つ柄が違っているので、世界でただ1つ音譜

というのも嬉しい。

ベースの部分は形や素材違いでいろいろあり、

これはトスカーナの石を使っていて、

横から見ると、まるでアート作品のようだ。

 

サビが描き出す柄が、宇宙から見た地球のようで、

今年の『ケルン国際家具見本市』でも

話題になったテーブルだ。

 

 

デザイナーはKATERYNA SOKOLOVAカテリーナ・ソコロバ)

というウクライナの女性。

1984年生まれの33歳だそうだ。

 

ヨーロッパの様々なデザインコンテストで受賞を果たしており、

彼女のデザインチームは、家具から、照明、

金属や環境に至るまで幅広い分野で活躍しているそうだ。

 

 

キエフ香港に住んでいて

ヨーロッパとアジアの企業を結ぶ

橋渡しとしても活躍している。

 

デザインの感性だけでなく、

素材のことや、環境に至るまで意識したものづくりの精神

若いデザイナーから、しかもこんなカワイイ女性から

芽生え、評価されているのは素晴らしいと思う。

 

『CLYDE』(クライド)

 

 

天板が2枚ある、ダブルトップのローテーブルだ。

上の天板はスモークガラス製

下の天板は、白か黒の大理石調のセラミック

骨組みはスチールと、

3種類の違った素材を使っているのがポイント。

 

トップのスモークガラスから透けて見える素材感が

デザインの一部にもなっている。

 

デザイナーはNUMERO111というデザイングループ

ソフィアジェニファーグレゴリーという

女性2人、男性1人の幼馴染み3人

それぞれ同じインテリアデザインの道に進み

2010年からデザインチームを結成したという。

 

 

限界を無くそうというのが結成の理由で

以来、家具建築インテリアデザインなど

幅広く活躍している。

 

 

このテーブルの3つの素材と、3人の個性

お互いがお互いを引き立てるという意味で

まさに彼ららしい作品といえるだろう。

 

時間があったら、是非ショールムへ。

若い才能のエネルギーが、空間に溢れていますよ。ラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

宝石緑前川みやこはリーン・ロゼ社のブランドアンバサダーです。

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