秩父名物『歌舞伎』と『しゃくし菜漬』 | みやこのこのみ

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ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。

埼玉県秩父郡小賀野町(おがのまち)
前回のブログで書いたように、
ただただ『安田屋本店』の元祖『わらじかつ丼』が食べたい!
というだけで行った町だ。

小賀野1

鉄道が通っていないので
秩父駅からバスで40分ぐらいかかる。
ちょいと不便ではあるが、
古い街並みが残る、なかなかいい雰囲気の場所だった。

山に囲まれているので、
四季折々の草花が咲き誇り
特に、花菖蒲カタクリロウバイなどが美しいそうだ。

小賀野歌舞伎1

そして、何と言っても有名なのが
『小賀野歌舞伎』である。
町をぶらぶら歩いていると、
ビルの壁面駐車場などに
歌舞伎の名場面が描かれた看板
街並みに溶け込んで、いい感じだ。

小賀野歌舞伎2

バイクのツーリングライダーが多く立ち寄るため
オートバイによる町起こしもしているらしいが、
バイクショップの店頭にあった
ミシュランタイヤのマスコット「ビバンダム」も、
メットをかぶって、なんと歌舞伎の隈取り

ラスト

200年ほど前の江戸中期に、初代坂東彦五郎
江戸歌舞伎を小賀野に伝えたのが始まりだそうだ。
昭和30年以降は、テレビや映画に押されて衰退し始めたが、
昭和48年に、役者と町内各地で地芝居を続けてきた人たち
合同して小鹿野歌舞伎保存会を結成。
昭和52年には埼玉県無形民俗文化財に指定された。

町内には、常設の掛け舞台10か所ほどあるが、
祭の山車に芸座・花道を張り出す『屋台歌舞伎』が特徴。
お祭りには欠かせないというわけだ。

子ども歌舞伎高校生の歌舞伎奈倉女歌舞伎などの活躍で
最近はかなりの盛り上がりを見せているらしい。
衣装・かつら・下座・化粧・振り付けなどすべて町民でこなすという
まさに、町を挙げての文化継承である。

そして、この小鹿野町で
『わらじかつ丼』に続いて見つけたうまいものがこれ。
『しゃくし菜漬』だ。

しゃくし菜1

この手の漬け物は
地方の観光地に行けば必ず何かしらあるし、
見た目がどれも同じで、地味だしあまり目立たない
すっごい“漬け物好き”ってわけでもないので
普通なら気付かないか、スルーしてしまうのだが
「しゃくし菜」という聞き覚えのない野菜の名前に目がとまった。

「しゃくし菜」とは、
正式名を「雪白体菜(せっぱくたいさい)という野菜で
茎の根元の部分が、「飯じゃくし(しゃもじ)」に似ていることから
「しゃくし菜」と呼ばれているそうだ。

秩父地方は冬の寒さが厳しく、土壌が粘土質や石が多いため
大根や白菜の生育が難しい。
その代わりに、しゃくし菜が盛んに栽培されるようになったという。
つまり、地野菜ですね。

さっそく買って帰り、開けてみたら
あ〜らビックリ!
こんなに立派な野菜だったのかあ。

しゃくし菜2

一株を根元から採ってそのまま漬け込んだものが
二つに折り曲げて袋にはいっていたのだ。
その長さ、50㎝以上ビックリマーク

なんとまあ、立派な茎!
葉の部分より茎の部分がはるかに多い

雰囲気的には「野沢菜」に似ているが、
食べてみたら、高菜や野沢菜よりまろやかで
とっても美味しかった。
日本の漬け物独特の乳酸発酵の味わいが最高ラブラブ
茎の部分は歯ごたえがあって、特に美味しい。

しゃくし菜3

『石川漬物』という
小鹿野町の漬け物屋さんのものが
道の駅ドライブインなどでも買えるので
是非お試しを!

ちなみに、結構大きな一株だったのに、
我が家では2日で無くなってしまった
次回は大袋をまとめ買いしよう音譜








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