勤務中、突如私を襲った脳内出血。ふっと開いた眼に映ったのは難しい手術名を震える言葉で、受けるべきか私に必死に説いている主人の顔でした。朦朧とした意識の私なのに、『うん!受ける!』だったそうです。左片麻痺という私の新しい人生がこうして始まったのです。