若い頃はぐっすりと
いくらでも眠れたのに…
 
 
ここ数年、

「睡眠の質が落ちてるな~」

って、感じています。
 
 
同世代ミドルエイジの友人との
話題にもよく上がる睡眠の質。
 
 
 
 
良質な睡眠のために最も大事なのは
生活習慣だと思いますが、
 
次に大事なのは「眠る環境」
 
 
一口に「眠る環境」と言っても、
人によって条件は様々だから
一概には言えません。
 
 
 
でもその中でも
寝具の質を保つ方法は、
 
「知ってさえいればできること」
 
が、たくさんあります。
 
 
 
以前、大塚家具新宿ショールームで
寝具を購入した際、
 
スリープアドバイザーの方に伺った
寝具のお手入れに関してのお話が 
とてもためになったので、
シェアしていきたいと思います。
 
(ブログへの掲載許可はいただいています)
 
 
 
【スリープアドバイザーとは】
 
睡眠研究機関である
スリープ研究センターが認定する、
 
眠りに関して悩んでいる人に、
最適な睡眠環境のアドバイスをしてくれる
総合的な眠りのプロ
 
 
 
 

  ​シーツや布団カバーは何枚持っていればいいの?

 

「寝具カバーは何枚お持ちですか?」

 

 

私は洗い替えはせず、

洗ったものをその日の

就寝時までに乾かし、

またそれを使っています。

 

 

スリープアドバイザーの方に

それをお話ししたところ


「私もそうしています」


と仰っていました。

 

 

スリープアドバイザーの方が

そうする理由は、

 

洗濯し終えた寝具カバーを

引き出しにしまってしまうと、

引き出しの中で湿気を吸収してしまうから。

 

寝具のためには、できる限り

「乾燥しているカバー」を

掛けることが望ましいから。

 

とのことでした。

 

 

わが家の場合は、

寝具カバーの替えをしまっておく

場所がないという理由でしたが、

寝具のためにはそれで

良かったことがわかりました^^

 

 

お子さんがまだ小さかったり、

1人1枚だけだと不安な場合は、

予備のカバーが数組あれば事足りそうですね。

 

 

同じものを続けて繰り返し使うことで

生地は痛みやすくなるので、

その分、交換時期は早まります。

 

 

 

 

 

 

 

  四季のある日本は、寝具のお手入れが複雑!寝具の質を保つための「ベッドのお手入れの方法」

 

寝心地の良さは、温度と湿度によって

だいぶ変わってきます。

 

 

だから就寝中の温度と湿度を

できるだけ一定に保つことが

寝心地の良さにつながります。

 

 

温度と湿度を一定に保つために

欠かせないことの1つが、

寝具のお手入れということになります。

 

 

 

【寝具の手入れの仕方】

 

 ■ ベッドマットレス

 

年に数回、

できれば3か月に1回程度、向きを変える。

 

表面と裏面が同じ作りなら

季節ごとに上下、表裏とひっくり返す。

 

表面と裏面が決まっているなら

季節ごとに上下を変える。

 

向きを変えることで、

ベッドマットレス全面の

クオリティを均等に保ち、

一部分だけの劣化を防ぐことができます。

 

 

 

ただし、これは案外大変な作業です。

 

以前家事代行サービスの仕事をしていた時に

月1回定期的にお伺いするお宅があり、

その時毎回

「ベッドマットの向きを変える」

という作業をしていたことがありました。

 

 

慣れてくると簡単にできますが、

それでもある程度のスペースが必要です。

 

 

ベッドの周りに物が多いと

その作業は難しいかもしれません。

 

 

 

■ 掛布団

 

年に1~2回程度洗う。

 

クリーニング店での丸洗い推奨。


※ただし水洗いを推奨していないものも

 あります。

 

 

 

コインランドリーや

家庭用洗濯機でも洗えるかもしれません。

 

しかしそれだと、

 

きちんと洗えているのか?

きちんと乾いているのか?

 

の判断が難しいと思います。

 

 

 

私は以前、コインランドリーで

洗ってみたことがあります。

 

 

もう何年も使っている

「ダメになっても仕方がない」という

羽毛布団を洗っていました。

 

右矢印コインランドリーの大型機で大物を楽々お洗濯!

 

 

 

その時は、しっかり乾燥させたつもりでも

家に持ち帰ると湿っているような気がして、

しばらく陰干しをしました。

 

 

問題はなかったと思うのですが、

布団の面倒を見る時間が長すぎて

嫌になりましたあせる

 

 

なので今はクリーニングに出しています。

 

 

 

■ 枕

 

年に1~2回程度洗う。

 

クリーニング店での丸洗い推奨。


※ただし水洗いを推奨していないものも

 あります。

 

 

 

■ 寝具カバー

 

綿・化繊は週1回程度、洗う。

 

 

ベッドの敷きパッドの洗濯頻度は、

素材によって変わるそうです。

 

ウール…3か月に1回程度、洗う。

 

 

 

 

  寝具を長持ちさせるために大事なこと

 

寝具の大敵は湿気です。

 

 

現代の住居の作りと空調により

意識が薄れがちですが、

日本は高温多湿なモンスーンアジアの風土。

 

だから湿度の高い日が多い。

 

 

加えて、寝ている間にかく汗の量は

200~500mlと言われています。

 

 

この水分を寝具は毎日吸収しているわけですから、

湿気対策が重要だということになります。

 

 

そのためにやるべきことは3つ。

 

✔︎ 部屋の換気

✔︎ 寝具の湿気対策

✔︎ 寝具カバーの洗濯

 

 

 

この3つは寝具の質を保つだけでなく、

良質な睡眠のためにも

ハウスダストアレルギー対策にも

つながることです。

 

 

大事な睡眠のためにも

寝具のお手入れができる環境に

住まいを整えていきたいものですね!

 

 

《関連記事》

本 万年床が当たり前になるとヤバイ!万年床を解消する方法

 

本 ベッドマットレスのお手入れ

 

本 ボックスシーツを綺麗に四角くコンパクトにたたむ方法

 

 

TikTok

右矢印畳みにくいボックスシーツを美しく畳む

 

 

 

 

大切なお家のモノ、いっしょに片づけよう。

ご提供中のサービス一覧

片付けアドバイザー

大石 美弥子(おおいし みやこ)