シーツや布団カバーは何枚持っていればいいの?
「寝具カバーは何枚お持ちですか?」
私は洗い替えはせず、
洗ったものをその日の
就寝時までに乾かし、
またそれを使っています。
スリープアドバイザーの方に
それをお話ししたところ
「私もそうしています」
と仰っていました。
スリープアドバイザーの方が
そうする理由は、
洗濯し終えた寝具カバーを
引き出しにしまってしまうと、
引き出しの中で湿気を吸収してしまうから。
寝具のためには、できる限り
「乾燥しているカバー」を
掛けることが望ましいから。
とのことでした。
わが家の場合は、
寝具カバーの替えをしまっておく
場所がないという理由でしたが、
寝具のためにはそれで
良かったことがわかりました^^
お子さんがまだ小さかったり、
1人1枚だけだと不安な場合は、
予備のカバーが数組あれば事足りそうですね。
同じものを続けて繰り返し使うことで
生地は痛みやすくなるので、
その分、交換時期は早まります。
四季のある日本は、寝具のお手入れが複雑!寝具の質を保つための「ベッドのお手入れの方法」
寝心地の良さは、温度と湿度によって
だいぶ変わってきます。
だから就寝中の温度と湿度を
できるだけ一定に保つことが
寝心地の良さにつながります。
温度と湿度を一定に保つために
欠かせないことの1つが、
寝具のお手入れということになります。
【寝具の手入れの仕方】
■ ベッドマットレス
年に数回、
できれば3か月に1回程度、向きを変える。
表面と裏面が同じ作りなら
季節ごとに上下、表裏とひっくり返す。
表面と裏面が決まっているなら
季節ごとに上下を変える。
向きを変えることで、
ベッドマットレス全面の
クオリティを均等に保ち、
一部分だけの劣化を防ぐことができます。
ただし、これは案外大変な作業です。
以前家事代行サービスの仕事をしていた時に
月1回定期的にお伺いするお宅があり、
その時毎回
「ベッドマットの向きを変える」
という作業をしていたことがありました。
慣れてくると簡単にできますが、
それでもある程度のスペースが必要です。
ベッドの周りに物が多いと
その作業は難しいかもしれません。
■ 掛布団
年に1~2回程度洗う。
クリーニング店での丸洗い推奨。
※ただし水洗いを推奨していないものも
あります。
コインランドリーや
家庭用洗濯機でも洗えるかもしれません。
しかしそれだと、
きちんと洗えているのか?
きちんと乾いているのか?
の判断が難しいと思います。
私は以前、コインランドリーで
洗ってみたことがあります。
もう何年も使っている
「ダメになっても仕方がない」という
羽毛布団を洗っていました。
その時は、しっかり乾燥させたつもりでも
家に持ち帰ると湿っているような気がして、
しばらく陰干しをしました。
問題はなかったと思うのですが、
布団の面倒を見る時間が長すぎて
嫌になりました
なので今はクリーニングに出しています。
■ 枕
年に1~2回程度洗う。
クリーニング店での丸洗い推奨。
※ただし水洗いを推奨していないものも
あります。
■ 寝具カバー
綿・化繊は週1回程度、洗う。
ベッドの敷きパッドの洗濯頻度は、
素材によって変わるそうです。
ウール…3か月に1回程度、洗う。
寝具を長持ちさせるために大事なこと
寝具の大敵は湿気です。
現代の住居の作りと空調により
意識が薄れがちですが、
日本は高温多湿なモンスーンアジアの風土。
だから湿度の高い日が多い。
加えて、寝ている間にかく汗の量は
200~500mlと言われています。
この水分を寝具は毎日吸収しているわけですから、
湿気対策が重要だということになります。
そのためにやるべきことは3つ。
✔︎ 部屋の換気
✔︎ 寝具の湿気対策
✔︎ 寝具カバーの洗濯
この3つは寝具の質を保つだけでなく、
良質な睡眠のためにも
ハウスダストアレルギー対策にも
つながることです。
大事な睡眠のためにも
寝具のお手入れができる環境に
住まいを整えていきたいものですね!
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