コーピングコーチ卒業生からのメール | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

先日、コーピングコーチ資格を取得した卒業生からこんなメールをもらったので、ご本人の許可のもと、ここに書きます。



コーピングを勉強して、少しずつ実践して、それぞれに色々なご経験のなかで、ストレスを自己調整していらっしゃることをよくメールでいただきますが。



それらのご報告の一つです。

コーピング事例です。

ご参考いただければです。



以下、私がいただいたメールです!




京さん、ちょっと自分の想いをぶつけます。

昨日ある方から、自分の離婚→親の不治の病の発覚→親友の突然死の経緯を知るかたから「あなたもいろいろ大変だねぁ」と言われたのですが、気が付くと「ん?あれ?全然大変じゃないぞ」と思える自分がいました。



なんで立ち直ったのか?と考えてみると、やはり、一言でいえば

「自分だけじゃない。もっと大変な人がいる・・・」



DISTRESSのライフイベントは出来ることなら避けたい。でも避けられない。避けられなかった。



同じDISTRESSを抱えている人と出会い「共感」する。気持ち・感情をシェアする。とにかくこの「共感」する作業に尽きると思いました。



共感することで、自分と同じ思いをしている人がたくさんいる。もっと大変な経験をしている人もいる。と思うと、やはり上を向こう!前を見て歩かなきゃ!と思います。



そして、自分の幸せの「ハードル」を下げる。

自分のプライドや理想が強い間は、なかなか立ち直れず、現実を認めたくなかったと思います。その「ハードル」を少し下げた時に、いままでは気に留めさえしていなかった物事にも感謝できるようになり、「最悪だ」と思っていた身の周りの環境さえ、幸せに思えてくる。。。



ただ「共感」すれば良いというものでもないと思うのですが、DISTRESSのライフイベントからの脱出の「第一歩」ではあるのかなと思いました。





・・・というメールでした。




まずは人と共有するという大事なことを感じておられる。



そして、でも究極は、この方の表現としては、



「幸せのハードルを下げる」



確かに。私たちは、ついついハードルをあげてしまいがち。もちろん、もっともっと自分を向上させる!という意味でのハードル上げは重要ですが。



幸せのハードル。自分は幸せだ、と思う基準って何でしょうか。



その基準がベースにあり。



そして、幸せなんだけど、もっともっと自分の周囲を幸せにするために「自分ができること」「自分なんかでもできること」は何か、と思って、自分の能力を日々精進して引き上げる。



その両方。



「自分は生きていることの感謝」という底辺への感謝と、つねに上をみて、自己向上の山を登り続けることができると、いいのかなーと。



自己向上は、べつに自分のためじゃないからね。結果的には。



だって自己向上したって、自分に見返りのあるものなんて、結局、大した向上ではなく。



自分の能力を磨き続け、日々精進し、いかに、生かされている最後の一瞬まで、次に継承していくバトンの質を高めるかでしかないからね。



自分には、自分のバトンを渡せる人が周囲に沢山いることに。本当に感謝です。



なーんちって。


どうしよう。


京ばばーが、最後まで生き残ってるってこと、ありえるよなー。


それって、なんだかさみしくねーか。



おっと。


なんて変なストレスをためるのはやめよう。