とくだねの竹田圭吾氏のおっしゃったコメント | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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とくだねは講演などがあって早朝に家を出なければいけない時以外、普通に出社する時には、見ている番組だ。


ちょうど子供を学校へ送り出し、走ってからのストレッチと腹筋タイムにちょうどぶつかっている。


最近のハニカミ王子とやらの石川選手に対してのメディアの騒ぎぶりに、「うーむ」とキャリア教育的に色々考えながら、番組を拝聴していた。


まったく自分が考えていたことと同じことをテレビで話されている声を聞き、「お?だれだ?」と思ったら、今日のコメンテーターは、竹田圭吾さんだった。


ステキな方である。


小倉智昭さんも、以前、お会いした時に、紳士な方でステキだった。


さて。

とにかく。

石川選手は、まだ山の途中である。これから崖もあるし、穴もあるし、突然川に遭遇することだってあるだろう。

今から、「頂上を意識させる」ようなことをさせるのは、いかがなものかと思う。

メンタルトレーニング的にも、キャリア教育的にも、そしてモチベーション理論的にもいかがなものか。


ま。

そんなことは百も承知でメディアは動いているが。

現場の人間でいた頃は、当然、そのメディアの行動理由がわからず、「べき思考」になり、価値観の押しつけをしたものだが。


そんななかで、竹田氏のコメントは好きだった。

「石川選手は、ハニカミとかと言われて、さわやかなイメージだけれども、当然、さわやかではない部分があるわけで、またこれから色々な逆境があるわけで、それをどう乗り越えていくかということが大事」のようなコメントだった。


よくテレビに出てしまういわゆるトップアスリートが、「メディアで作られている虚の自分」に対するアイデンティティー葛藤を、メントレで相談しにくることがある。


勝ち負けというメントレのコアの部分としての自己認識の部分で、必要なメントレだ。