26歳、糖尿病と診断され・・・全快を目指して。
糖尿病は、未だ未解明な部分があり、発症原因や治療法については、常に新しい発見があり、議論がなされています。このブログの管理人は糖尿病患者であり、自らの経験・知識、医師との面談で知りえたことを記載していますが、その情報の正確性については個人で再確認して下さいます様、宜しくお願いします。
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このブログで書かれていること

糖尿病は、未だ未解明な部分があり、発症原因や治療法については、常に新しい発見があり、議論がなされています。このブログの管理人は糖尿病患者であり、自らの経験・知識、医師との面談で知りえたことを記載していますが、その情報の正確性については個人で再確認して下さいます様、宜しくお願いします。

糖尿病と診断されたその日③

入院が決まって病室に行くと、院内での過ごし方について看護婦さんが教えてくれました。


入院なんて初めてだったので、いろいろと驚きました。


まず、生活時間。


起床は6時、体温・体重チェックを行います。


その後、朝食は30分後位かと思いきや、なんと8時・・・・


その間患者さん達は、眠ったり歯を磨いたり、ゆっくりと過ごされるみたいです。


いっそのこと、7時50分とかに起こしてはくれないでしょうか。(笑)


昼ご飯は12時、夕ご飯は6時、消灯は9時・・・・理想的な生活って感じです。


それと、尿管理のこと。


尿は、全て検査対象とするため、便器に流しません。

(糖尿病に限らず、そういうものみたいです)


自分でカップに尿を取り、専用の機械に流し込みます。


頻繁に大量の尿が出る私は、とにかくカップから溢れそうになるので大変でした。


けれども、自分がいかに頻尿であったかがよく分かりました。



夜になると、医師が点滴を持ってきました。


「明日、ゼロから治療を始めたいので、今夜は点滴を打たせてください。」


これは、血液に似た成分の注射によって血液を薄め、血糖値をならすもので、


私にとって人生初めての長時間の点滴でした。


・・・肘付近に針を刺し、抜く。


針を覆っていたプラスチックだけが体内に残る仕組みでした。


肘を曲げても血管に沿ってプラスチックが曲がってくれるし、金属ではないため、


長時間の点滴にはこうした仕組みを使うとのことでした。



その後、就寝時間直前、医師がやってきました。


これから退院後も私が使用するインシュリン注射キットを渡され、


そしてその場で、初めてインシュリン注射を自分で行ったのでした。


『まさか自分で自分の腹に注射を刺すことになるとは・・・・・』


針は小さいけれど、自分の腹を刺す、という行為に手が震え、けっこうな時間を要しました。


けれど、『今後何百回と打つかもしれないんだ。今躊躇してどうする!』


と覚悟を決め、プスッと刺しました・・・


【全然痛くない!!!】


本当に全く痛みはなく、これだったら何回でも大丈夫!、と思うほどでした。


けれど、注射針が刺さった後のほんのり赤い皮膚を見ると、


そうした現実を認め、それだけでとても悲しくなりました。


こうして、私の長い長い一日は終わりました。。。




―この日は、次々と明らかになる新たな事実をちゃんと認め続けた一日でした。


自分の気持ちの整理はしている余裕はなく、


ただただ、新たな事実を認識して、医師に言われたとおりそれに対応することしかできませんでした・・・


続きは次回。

糖尿病の発症原因

糖尿病は、直接の発症要因はすい臓に負荷をかけすぎることによるものですが、

糖尿病になりやすい体質があり、それは遺伝要因が非常に強いらしいです。


ある文献によると、糖尿病体質の親から子への遺伝は、親が糖尿病患者の場合30%だそうです。


非常に高い数値ですが、実は正常な人でも、糖尿病体質の遺伝確率は10%もあるとのことです。


つまり、誰でも糖尿病になる可能性はあるということです。



ただ、私のように20代で発症するケースは、統計上表れないぐらい少ないのです。


別の文献で調べたところ、1990年代の統計では、20代の糖尿病患者は1000人中2.6人でした。


驚くほど少ないですよね。

それに、もしかしたらこの病気の性質からいって、2.6人のうちほとんどは肥満の人なんじゃないかと思います。


つまり、私のように、肥満でなく、親族に糖尿病が1人もいないケースは相当稀なんだと思います。



話は変わって、若い世代の糖尿病で、

最近増えてきている発症原因に、『ペットボトル症候群』というのがあります。


これは、コーラのように、糖分を多く含んだ清涼飲料水を沢山飲むことによって糖尿病を発症するケースです。


しかし、このケースでは、最悪の事態を免れることができる可能性があります。


というのは、糖尿病は慢性の病気なので、基本的には完治しないことを覚悟すべきなのですが、


このケースのように発症原因が特定できる場合は、


その原因を取り除くことで完治できる可能性があるらしいです。


なので、身に覚えがある方は、それを闘病への意志に繋げてもらえればと思います。

(けれども、もし治らなかった場合精神的ショックは大きいはずなので、治ったらラッキー♪というくらいに思っておいた方がよいかもしれません・・・)

糖尿病と診断されたその日②

大病院の受付で、健康診断結果を手に、


「『結果を見せれば医師ならすぐに分かる』と言われた」と伝えると、


すぐに医師に呼ばれ、診断となりました。



医師は健康診断の結果を見て、


「とにかく重症だね・・・・。


去年はこんなに普通の数値なのに。」


といい、次に質問してきました。


「家族で糖尿病の方はいますか?


最近、清涼飲料水は沢山飲んでますか?」


私は、どちらも当てはまりませんでした。


そういえば、健康診断結果を伝えられたときもこの質問をされました。


それは、この2点が、肥満ではない私が糖尿病になる原因として想定されるものだということを後ほど知りました。(これについては、別の記事で詳しく書きます)


医師は一息ついて言いました。


「今病院から帰ったら、どこかで昏睡になって倒れて、命に危険が及ぶかもしれないので、入院しませんか。」


健康診断の医者の後だったからか、その医者の人柄なのか、語り口がとても紳士的に感じられました。


私は・・・


「はい、入院させてください。どうか助けてください」


状況をいまいち飲み込めない中で、


この医師の言うことはきっと正しいのだろう、と信じ、


『助けてください』と言いました。


現実感が感じられなかったから、言いながらちょっと恥ずかしくさえ感じられました。


けれども、今後一生付き合っていくかもしれない大病で、


やはり、私の体は助けてもらうしかない位に限界を感じていたのでした・・・・



こうしてその日は、健康診断後に会社に行くつもりだったのでスーツを着ていましたが、


そのまま私は入院することになりました。


本当に、不思議な感じしかしませんでした・・・・・



続きはまた次回に。

糖尿病と診断されたその日①

夏季休暇直前の9月中旬。


当日に結果の分かる定期健康診断を受けました。


一通り検査を終え、診断結果について医師と面談が始まると、


彼女ははきはきとした口調で、一言。


「あなたの自覚症状の原因が分かりました、糖尿病です。」


私は、何が何だか分からず、頭が真っ白でした。


彼女は続けて、


「明日とか来週とか言ってると昏睡で運ばれてしまうかもしれないので、今すぐ大きな病院に入院して下さい。」


そう言うと彼女は、20以上もある病院のリストを手渡してきました。


私には彼女が事務的に事を終えようとしているようにしか見えませんでした。


それが私の、糖尿病との闘病のはじまり。


「あのー、今まで大きな病気にかかったこともないし、入院もしたことがないので、何が何だがさっぱりわからないんですけど・・・。まず、何が悪いんですか?」


と聞くと、普通の人の3倍もある血糖値を示されました。


それに、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という、過去1,2ヶ月の平均的な血糖値が2倍以上の数値であることも示されました。


「この数値で意識が正常なのは、若さと気力によるものです。」


「早く大病院に行ってください。そして、主治医を見つけて下さい。」


そう彼女ははきはきと言いました。


私は、彼女の一言一言に追い詰められていました。


結論を立て続けに言い並べる彼女の話しを聞いていると、


いろんな疑問が頭に浮かんでは、話すタイミングがなく消えていき、


そうして、それ以上の理解が進まなくなっていました。


その後、少し沈黙が続きましたが私は、


自分の感じた疑問を一つずつ彼女に聞き、何となく自分の今の状況を理解することができました。


『昏睡にならなければ、今すぐ死ぬとか、そういうものではないこと』


『今日午後は会社を休んで、大病院に行くべきであること』



そのときの私には、この2点だけ分かれば十分でした・・・・



その後、


「リストのうち20もの病院の中で、健康診断所から一番近所はどこですか」


「大病院といえば人が沢山並びそうだが、あらかじめ緊急入院することが分かっているなら紹介状とか出してくれませんか」


と聞くものの、


「リストにある病院ならどこでもいいです」

「並ぶのは仕方ないので並んでください」


と極めて事務的な(率直な?)対応でした。


そんなわけで、面談は終わりとのことなので、病院を後にし、自ら調べて大病院に移動しました。


続きは、次回。


あとがき:

この面談した医師については、

若者であるため、理解の少ないだろうと思われる病気を宣告するとき、なぜその若者の不安を察しつつ話ができなかったのか、今でも理解できません。

医師として正確に病気を伝えることはもちろん一番重要だと思いますが、患者の人生が変わる瞬間に立ち会う職業なのだから・・・

自己紹介と、このブログを通じて伝えたいこと

ブログをご覧の皆さん、はじめまして。


まず、簡単に自己紹介をさせてください。

私は26歳男で、つい先日、医者から糖尿病と診断されました。


学生時代は好奇心が強く、勉強、部活、遊びで楽しみを自分なりに見つけて夢中になっていくタイプでした。

そんな中、会社経営の面白さに強く惹かれ、経営コンサルタントとして生涯生きていこうと決意し、今までその道を進んできました。

健康には自信があり、どんな激務でもそんなにつらく感じず、やり抜けると信じていました。

・・・しかし、こうした過信が、今回の事態を引き起こしてしまったのだと思います―――


今年9月中旬、会社の定期健康診断で糖尿病と診断されました。

1,2ヶ月ほど前から自覚症状はあったものの、まさか病気とは思いませんでした。


診断した医者いわく「とにかく重症」とのことで、大病院に移動してそのまま緊急入院。当時は、

『見た目はピンピンしているのになぜ?』

『これからどうなるんだろう』

『人生は?仕事は?寿命は?』

と、いろんなことが頭を駆け巡りましたが、その後自分なりにいろいろ勉強して、体の中で起きている異変、最悪の事態が起きたときのこと、今後の対処方法、といろいろ分かってきました。

今は、「この先少しの間はこうやって生きていく」と方向性を決めて生活できているけど、私が診断された当時に感じたことで悩んでいる人はきっといるはずだと思います。


それに、糖尿病って言葉は聞いたことがあるけれど、実態についてはよく分からなかったり、実は現代医学で解明されていない部分も多く、それこそ何年か周期で治療法も変わってきたりするので、自分で少しずつ情報を集めていくしかないのが現状です。


そこで、このブログを通じて、糖尿病と診断された人に、同じ悩みを持つ人がいるということ、参考になる情報があることを知ってほしい。

また、身近な人で糖尿病と診断された人がいる人に、少しでも病気について理解を深めてもらえたら嬉しいと思っています。

★★ただし、病気の内容については主治医に聞いたことや本で読んだことをベースに書いていくので、確実な詳細については主治医の方に確認して下さい!★★


ということで、まずは皆さん宜しくお願いします。